学園ニュース

学園ニュース 2016年2月号(194号)

【中学】

■◆■中学校 教諭 林 直樹■◆■
 2月19日(金)中学校では課題研究論文発表会が開催されました。
 この発表会は、中学3年生が1年間取り組んできた総合学習の集大成の場であり、中学校の「まとめて・書いて・発表する」活動の集大成の場でもあります。課題研究論文とは、生徒ひとりひとりが1年間自分の関心のあるテーマに向き合い、その研究成果を8,000~10,000字程度の論文にまとめるものです。論文は、大学など高等教育での提出を意識して、マイクロソフト・ワードを使って作成し、発表にはパワーポイントを利用します。
 課題研究論文発表会では、午前中、生徒は明実祭での中間発表同様7~8人のグループを作り、全員が1人10~15分の発表を行い、その後5~10分の質疑応答を行います。午後は、ゼミ担当者や管理職の教員から推薦された4名の生徒が、メビウスホールで全校生徒・保護者・来校者の前で優秀発表に臨みました。以下は、優秀発表を行った生徒の研究テーマです。

 ・「アイヌ民族と北海道周辺の国に言語と文化の共通点はあるのか」
 ・「なぜ、人類は二足歩行を始めたのか」
 ・「人間は冬眠することができるのか」
 ・「ゲーム・インターネット依存者は何をすれば減少するのか」

 明実祭での中間発表では、質疑応答の場面で多くの生徒が準備不足を指摘されることがありましたが、今回の発表会では、自らが調査・研究した成果をもとに質疑応答に的確に受け答えする様子が見受けられました。
 また、多くの生徒がこれまでの人生の中で感じてきた疑問点をテーマとし、取り組む事例が多く見られ、ひとりひとりが、自らの人生観を磨く「磨き課程」にふさわしい取り組みとすることができました。
 ご来場いただいた保護者・来校者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。末筆ながら御礼申し上げます。


【中学】

■◆■中学校 教諭 山下 秀人■◆■
 2月20日(土)に中学校マラソン大会が気温11度、曇り空の中行われました。
 冬休み明けより体育の授業の中で、コースの下見から始まり、毎時間本番に向けて大会コースでタイムトライアルを行いながら走ってきました。
 最初は走りきるのがやっとといった生徒も多く見うけられましたが、走る回数を重ねる中で徐々にタイムも縮まり、本番に向け個々の目標タイムを設定、そしていよいよ本番を迎えました。
 本番は順位を意識する生徒、自分の目標タイムを意識する生徒と、それぞれが自分の目標を立て、自分との戦いに果敢に挑戦していました。
 レースは、1年生の部、2・3年生女子の部、2・3年生男子の部の3レースです。走り終えた後は達成感や、やりきった感、また安堵感など、色々な顔が伺えました。
 また、何よりも走り終えた後の、生徒たちの爽やかな顔が本当に印象的でした。やはり何か目標に向かい、結果はどうであれ最後までやりきった後の生徒の姿は素晴らしいものでした。1・2年生については、来年のマラソン大会でも今年以上の頑張りを見せてくれることを期待したいです。更に、今後の生活の中で、この経験を生かして色々なことに挑戦し、やりきった後の充実感を感じていってほしいと思います。


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 須賀 絵里梨■◆■
 1月4日に子ども達と神社へ行った際、大きな葉っぱや枝で作られた輪をくぐりました。
 子ども達から「これはなに?」と聞かれましたが、とっさには答えられず、調べてみると「茅(ち)の輪くぐり」と言い、くぐると罪や災いが無くなるという事を子ども達へ伝えました。
 節分における豆まきの風習についても聞かれなくなっている昨今、古き良き日本の文化を伝えていきたいと思い、“やいかがし”を子どもたちと一緒に作る計画を立てました。
 1月から、絵本や豆まきの歌を歌い、節分の話をしていたので子どもたちは興味津々!写真を見ながら、トゲトゲしている葉は『柊』、魚の頭は『イワシ』で強い臭いがする事、豆は当たると痛い事等を説明し、“やいかがし”のある所には鬼がこない事を伝えました。
 柊の葉は、地元職員のご近所さんが快くわけてくれ、給食室では生のイワシと焼いたイワシを見比べたり、近所の商店街へ福豆を買いに行ったりと、子ども達は期待を持ち、目を輝かせながら作り始めました。
 完成した物を一つ玄関に飾り、「もう一つはどうしようか?」と声を掛けると、駅長体験やクリスマス会に参加してくださったシャポー営業所の藤井さんに渡すということになり、おすそ分けに行きました。
 よく声を掛けてくれるご近所の方からも「そろそろ節分だね」と話しかけられると、「やいかがし作ったよ」「柊の葉っぱ痛いの」「鬼は外~って言うんだよ」とやり取りを楽しんでいました。
 「やいかがしって何?」と知らない保護者へは玄関に飾った物を指差しながら「これは~と」誇らしげに伝えていた子どもたち。まだまだ小さい子ども達なので言い間違いも多く、“やいただし”“あいかがし”等のかわいい声も聴かれていましたが、日本の文化に触れつつ、地域や親子のやり取りを持つ良い機会となりました。
 柊を分けて下さった方へはお礼をぜひとの思いで、子どもたちと「ありがとうだね」と言いながら、ちぎり絵でフレームを作り“やいかがし”の写真を貼って渡しに行きました。
 数日後、近くの神社へ散歩に行った時には、2歳児が「これ、柊?」と指さしながら職員に尋ねる姿がありました。今までなら見逃していた木々にも目がいくようになったのをみると、私たちの日々の投げ掛けの大切さ、地域の方との関わりの大切さを再認識するとても良い機会となりました。
 


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 鈴木 友基■◆■

 ある日、保育園のポストに“鬼からの手紙”が届いていました。
 大きな手形つきのしわくちゃになった手紙には「鬼の仲間を探しにくる」と書いてあり、子どもたちは少し怖がりながらも「ほんとにくるのかな?」と友だちと話しながら見ていました。クラスでは鬼がこないように柊や鰯作りが始まり、鬼対策が進められていました。また、節分の由来でもある、なぜ鬼が来るのか?なぜ豆を投げるのか?を子どもたちにわかりやすく知らせるために「おこりんぼ鬼・泣き虫鬼・いじわる鬼」という職員劇の準備も進めていきました。
 そして迎えた節分当日。全体会では何が始まるのかな?と緊張している様子の子どもたちでしたが、劇が始まると部屋の中が笑い声でいっぱいになりました。その後、太鼓の音と共に豆まきが始まりました。未満児クラスには可愛いお面を身につけた鬼がやってくると、豆に見立てたカラフルボールを撒く子や保育者の背中に隠れてしまう子がいました。そんな中、ひとりの2歳児の男の子は女の子が泣いているのを見て、自分は涙をこらえ、ギュッと抱きしめてあげる可愛らしい姿も見られました。
 (3歳)以上児クラスには、怖いお面を身につけた鬼がやってきて、「キャー」と逃げ回る子がいました。中には、鬼に立ち向かう年長さんの姿もあり、豆を投げながら鬼に近づいて、ありったけの力を使って金棒を奪い、力いっぱい鬼を叩き「鬼をやっつけるんだ」「みんなを守るんだ」という思いが伝わってきました。そして、みんなで力を合わせて豆を投げ、鬼を退治して喜んでいると、そこには悲しそうな鬼たちの姿が…。鬼の話を聞いてみると「友だちになりたかったんだ」の言葉に「一緒に鬼のパンツを踊ろうよ」と優しく声を掛けてあげ、最後には仲良く全員で踊り、鬼は鬼が島へと帰っていきました。
 勇敢に豆を投げ、優しい心を持つみんなが、今年も元気に過ごせますように…。


【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 中村 美■◆■
 劇内では、誰しも体の中に鬼がいるということを、例として“怒り鬼と泣き鬼”が子どものお腹の中にいるとペープサートで表現しました。劇が始まる前から「怖い~」と言っている子、ペープサートの子どものお腹から鬼が出てきて驚きと怖さで泣いてしまう子もいました。
 魔法使いに扮した職員が鬼をやっつける方法として、豆まきと豆を年齢の数よりも一つ多く食べることでお腹の中にいる鬼がやっつけられること、また鬼の嫌いなものであるヒイラギとイワシを入口に飾ると鬼が来ないということを伝え、子どもたちに鬼が来たときに鬼をやっつけられるよう“元気と勇気”が出る魔法をかけて、劇は終わりました。子どもたちは、劇の初めから最後まで真剣な顔で集中して劇を観ていました。
 そして、子どもたちが普段と変わらず園庭に出て遊んでいると、鬼がやって来ました。各部屋の入口にヒイラギとイワシを飾ったにも関わらず、鬼が出てきて、園庭にいる子どもたちは大パニック!どうやら玄関に飾り忘れたようで、鬼は玄関から出入りしていたのです。子どもたちは、大慌てで地元八街の名産でもある落花生が入った、自分で作った枡を持っていきました。
 状況がわからず鬼をジ~っと見つめている子、鬼が怖くて泣き叫び震えている子、泣きながらも遠くから豆を投げる子など、普段の保育の様子とはまた違った子どもたちの姿を見ることができました。
 最後は、裃と袴を着た職員が福の神に扮して、こども園の代表として鬼に豆を投げ、こども園から鬼を追い払いました。
 鬼が去ってからもこども園の園庭から泣き声は止まず、子どもたちが落ち着くまで時間がかかり、大パニックな外遊びでした。鬼が実際に目の前に鬼が現れ、怖かったようですが、鬼の嫌いなものや鬼をやっつける方法を知り、子どもたちにとって良い経験になったと思います。
 鬼をやっつけたこども園の2016年は、素敵な一年になることでしょう。


【附属幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 中林 忍■◆■
 2月13日(土)、年中長組で『表現の集い』を行いました。
 これまで一年間、自然豊かな園庭で遊び、友だちとともに生活をするなかで心を動かし、感じたことを表現してきた子どもたちは、今回取り組んできた活動でもいきいきとした表情で役になりきり、自分のイメージで表現することを楽しんでいました。
 年中組では、クラスごとに子どもたちが好きな絵本をもとに劇遊びを行いました。一人ひとりが役になりきりながら楽しむなかで、少しずつみんなで一つの目標に向けて頑張るという気持ちが育っていきました。また、今回劇遊びに使うお面や大道具も12月に行った生活展の経験を生かして、どのクラスも子どもたちと一緒に作ることができました。
 年長組は、“泣いた赤鬼”と“海賊たちと宝島”という2つの話を題材にし、進めていきました。どんな内容か子どもたちにわかりやすくなるよう、まずは保育者が子どもたちの前で演じました。その後、子どもたち自身が考え、選択した役で劇遊びがスタート。どちらの話も、ストーリーが進んでいくうちに、子どもたちの中から、イメージした動きやアイデアが次々に出てきました。保育者が考えた台本の言葉や動きだけでなく、自分たちが言いやすい言葉や動きを同じ役の友だちと考えて決めるなど、みんなで力を合わせて創り上げていく姿がありました。また、みんなで演じる経験を重ねるたびに、やればやるほど同じ役の友だちとの息が合い、動きが揃ったり、歌も場面ごとの話の内容や曲調にあった声量で歌ったりして、一つの話を創り上げることができました。日々、演じる子どもたちは意気揚々としていて、心の底から楽しんでいることが感じられました。
 当日、子どもたちは「保護者の方に観てもらえる」ということを意識し、緊張している様子が見て感じられる一方で、嬉しくてたまらないという感情も溢れ出ていて、劇への意気込みも感じられました。そこには楽しみながら取り組む、子どもたちの姿がありました。劇中のふとした瞬間に覗かせる子ども同士のやりとりに即興性やライブ感があり、当日まで取り組んできた過程を垣間見ることができました。保護者から見えない舞台袖でも、自分以外の役の身振り手振りを静かに真似て待つ姿や、自分の出番になり舞台に出て行く前の切り替わる表情には、子どもたちの成長が感じられました。
 今年度最後の行事となる表現の集いを通じて、保護者の方に子どもたちの一年間の成長を感じてもらえる良い機会になったと思います。


【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(生徒会顧問) 古田 牧人■◆■
 去る2月19日(金)に千葉県文化会館において、本年度の高校予餞会が行われました。
 今回のテーマは”evolution”(進化)で、この言葉には「あるものがより成熟した段階に移行すること」という意味があります。卒業を控えた3年生に向けて、「千葉明徳高校を卒業し、新たなるステージに向けて力強く羽ばたいてほしい」という願いがこのテーマには込められています。
 恒例となっている1年生による美しいコーラスで幕を開けた後、これまで数々の行事で観てきたチアリーディング部、吹奏楽部、軽音楽部、ダンス部による発表を、3年生にとって高校で観る最後の機会として楽しんでもらいました。どの団体も3年生に向けた敬意とお祝いの気持ちが非常によく表現されていたと思います。3年生に関わった先生方によるバンド演奏も、言葉のないインスト(歌の入らない楽器のみの演奏)でしたが、それゆえ心に直接響くとても見事なものでした。
 生徒会本部の手による思い出のアルバムは、3学年に関係された先生方のご協力を賜り、クラスやコースに偏らずにできるだけ多くの3年生が生き生きと写っている写真を集めることができました。思い出のアルバムの中で流される部活動のビデオレターも笑いを取りながらも、先輩達に対する愛情溢れる内容ばかりでした。この思い出のアルバムを通して、それぞれ自分の高校生活を噛みしめながら味わってくれたのではないでしょうか。中には、感極まって涙を流す3年生もいました。
 今回の予餞会で一番目を惹いたのは3学年の先生方によるパフォーマンスです。
 「ダンス」・「スライド」・「歌」の3部構成になっていて、ディズニーのダンスでは全員がミッキー・マウスに扮装して素敵なダンスを披露してくださいました。
 一旦ここで幕が下り、生徒会の司会による「3年生の先生方、ありがとうございました」の仕込み(!?)アナウンスが入り、これで終了するように見せた後に、「まだまだ、続くそうです」と再度アナウンスがあり、会場全体が沸きました。そのためか、続くスライドの似顔絵クイズでは3年生だけでなく在校生も似顔絵とヒントを見ながら「どの先生だろう?」と一緒に楽しんでいる様子が見られました。
 予餞会のフィナーレとなるSMAPの「世界に一つだけの花」は3学年主任のメッセージを乗せて餞(はなむけ)として3年生一人一人の心に深く染み渡ったことだと思います。
 今回の予餞会は、生徒会本部役員選挙後の新体制による初めての行事となりました。初めての運営のため、至らない部分も少なくなかったと思います。
 文化会館の職員の方々、今回参加した各団体、および、顧問の先生方、照明を担当してくれた演劇部のメンバー、会場の清掃にあたってくれた美化委員会、今回の予餞会で役割や生徒指導にあたっていただいた先生方をはじめ、多くの方々のご協力のもとでなんとか成功までこぎ着けたのだと感謝しております。
 誠にありがとうございました。


【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 由田 新■◆■
 去る2月12日(金)に、学内において「学びの成果発表会」が開催されました。
 この行事は、短大で一番規模の大きい行事のひとつであり、唯一1・2年生全員参加で行われるものです。
 この会では、2年生は少人数の選択授業である保育方法演習(通称「ゼミ」と呼ばれる)のグループごとに2年間の学びの成果を発表します。全体会で、各ゼミで学んできた内容を発表し、その後、各部屋で、ゼミごとの発表が行われました。
 各部屋では、各自の学びをポスターにまとめたものを掲示する形式、ゼミで話題となったテーマで話し合いを企画しそこに参加してもらう形式等、ゼミごとに工夫をこらした展示が行われました。
 ポスターの前では、発表者と見学者が活発に議論をする姿が見られたり、話し合いでは、見学者から鋭い質問が出たりと知的好奇心を刺激される時間となりました。
 1年生にとっては、先輩がどのようなことに興味を持ち学んできたか知り、自分自身がこれから何をやっていくかを考える機会になっていると思います。もちろん、来年度のゼミ選びにもつながっています。自分自身の1年後の姿のモデルとなる先輩に出会えたなら、意味深いものになったのではないでしょうか。


【法人】

■◆■法人事務局広報室■◆■
 1月28日(土)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。
  ■議事内容
  第1議案 平成27年度学校法人検査指導の結果通知に基づく対応について
  第2議案 その他
       特になし。

  ■報告事項
  1.学生・生徒・園児募集について
  2.常任理事会報告
  3.その他
    短期大学学生募集状況及び次年度の入試募集活動方針についての報告がなされた。
    高等学校、中学校生徒募集状況についての報告がなされた。


【法人事務局】

Copyright © CHIBAMEITOKU All rights reserved