学園ニュース

学園ニュース 2016年3月号(195号)

【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 得重 直純■◆■
 45回目となる今回の卒業証書授与式が実施された3月15日は、前日から降り続いた冷たい雨も未明には止み、好天に恵まれました。
 受付前には、後期授業終了後しばらく顔を合わせていなかった仲間同士が、肌寒い中にもかかわらず屋外で談笑したり、写真を撮り合ったりする姿が見られました。
 午後1時に開始した卒業証書授与式では、就職する地域への引越しのため止むを得ず欠席となった1名を除く107名に卒業証書が授与され、幼稚園教諭二種免許状が86名に手渡されました。(保育士資格取得者90名へは、資格証明書が後日送られます。)
 「卒業生を送ることば」では、当初在学生代表を予定していた学生がインフルエンザのため欠席となりましたが、ピンチヒッターとして染谷祐奈さんが、卒業式前夜に送ることばを一生懸命に綴り、立派に大役を果たしました。
 卒業生代表の佐藤愛里さんによる答辞「卒業生の回想とメッセージ」では、「学びの創造プラン25」を作って入学した自分が、実習などで出会った保育者の姿から「なりたい保育者像」を具体化させていったこと、そして今後も自分に対する希望と夢を忘れずにいる強さを持ち続けたいという力強い思い、そして、自分自身を成長させてくれた明徳短大の教職員、そして支えて下さったご両親への感謝の思いが語られました。


【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 永島 裕子■◆■
 3月1日、第66回卒業証書授与式。
 377名の生徒が学舎から旅立っていきました。園部校長より卒業証書の授与。クラス担任より名前が呼ばれ、「はい」と応える生徒の声は、シンと静まりかえった体育館に凜と響き渡りました。377名が立派に返事をした姿は、教職員だけでなく、来賓の方、保護者の方の心に残っている一コマだと思います。そして、涙を流しながらも最後まで「答辞」を読み切った 野澤幸叶さん。3年間の思いと未来への決意を込めた一言一言に、多くの方が涙を誘われていました。
 呼名での377名の凜とした声、「送別の歌」の歌声、生徒の表情からも卒業式を迎えたことへの「感謝」の気持ちを感じ取ることができました。そして、「期待と失望」「喜びと不安」の交錯した3年間の気持ちが、377名の旅立ちと共に「歓喜」へとかわりました。「自分が決めた道で胸を張って歩いている その姿が描かれているページを開くことを誓い」との「答辞」の決意を胸に、全員が自分の人生を切り拓いていってくれることを、応援し続けたいと思います。


【中学校】

■◆■中学校 教諭 大林 亜希■◆■
 2016年3月19日、第3回中学校課程修了式がメビウスホールで挙行されました。
 あいにくの天気とはなりましたが、3期生50名が無事に義務教育を終えました。一人ひとりが修了証書を校長先生からいただき、改めて中学校修了をかみしめていました。式の後、各々の教室に戻り最後のHRを行いました。中学校の校舎とはこれでお別れです。4月からは高校課程に進級し、新しい道を歩んでいきます。
   3年間、お世話になった先生方、ありがとうございました。
 


【幼稚園】

■◆■附属幼稚園 教諭(年中組担当) 森 誉太■◆■

 今年度、幼稚園の新スタッフとして取り組んできた園JOYを振り返ります。
 園JOYとは、普段子どもたちと関わる機会がなかなか持てないお父さんたちに、私たち保育者と一緒に日常の保育に参加していただく取り組みです。時に得意なことや好きなことを子どもの前で披露したり、子どもたちのために何かをつくったりすることを通じてお父さんたちは子どもたちと関わり、その関わりの中で我が子の成長を感じ、その一方で子どもたちは様々な価値観に出会っていきます。
 また、平日とは別に月に1回、土曜にも園JOYを行っています。そこではお父さんだけではなく、家族が集まり、自然環境の溢れる園庭で、焚火での食事作りや子どもが遊べる遊具や環境づくり、自然物を使った製作などを行います。ここでの、手で自然に触れる経験を通じて、親と子が、そして親と親、保育者と親がより繋がっていく大きな機会になっています。
 今年度、園JOYを通して多くの保護者の方々と関わってきました。園JOYの魅力は、大きく2つあると思います。
 1つは、参加される方が自由な視点で保育に入ることができることです。園で展開される保育内容のテーマを意識して入ることもあれば、自分の子どもがどう過ごしているか、普段はどういう保育の中で生活をしているのか、という視点を持って参加されることもあります。参加されたお父さん方からは「家庭とは違う、子どもたちの姿を見ることができた」というお話をよく聞きます。「家では甘えん坊なところがあるけれど、園ではしっかりしていた」「普段はうるさいほど賑やかな子なのに、園では口数が少なくおとなしい様子だった」など、お父さんたちから生の声を聴くことで、私たち保育者も子どもたちの新たな一面を知ることができます。
 もう1つは、子どもたちと同じように、お父さんたちにも明徳の自然を感じてもらえることです。レイチェル・カーソンは、〝センスオブワンダー〟の中で、大人になるにつれ、自然に対する興味や関心が薄れていくこと、また、豊かな感性を持つ子どもに育つためには、感動を分かち合う大人の存在が必要不可欠であると述べています。例えば、草むらの中にいる昆虫を見つけた時の喜びや、小さな種だった植物の生長を発見した時の驚きなど、何気ない体験を大人が共感すること、それが子どもに大きな意味をもたらします。娯楽の多様化や、都市化により子どもたちの遊び場がなくなりつつある現代において、大人自身が明徳の豊かな自然の中で遊ぶ経験はとても重要なことだと思います。園JOYに参加される方のほとんどが1度だけではなく、2度、3度と繰り返し参加される理由はそこにあるのだと思います。
 今年度は、平日・土曜の園JOYの中で、たくさんの保護者の方々から声を掛けていただき、繋がりを創ることができました。来年度も入園される子どもたちや保護者の方々との新しい出会いが待っています。今年度の取り組みを踏まえながら、来年度も園JOYでの活動を通じて、保護者の方々に明徳の保育の魅力を伝えていくこと、また私自身も保護者の方々から学ばせていただくことを大切にしたいと思います。


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士(2歳児担任) 戸村 大和■◆■
 3月12日(土)に、保護者の方と共に、本八幡駅駅長、シャポー営業所所長が見守る中、今年度のお別れ会を行いました。
 一家族ごとに座り、保護者の方と成長を共に感じられるようにと会を企画しました。
 会では子どもたちへの卒園証書だけではなく、日々の子育てを行ってきた保護者の方にも卒園証書を園長から手渡し、明徳で過ごしてきた思い出を共に感じながらの時間となりました。駅長さんからは「出発進行!!」のポーズ付きのお祝いの言葉もいただき、和やかな会となりました。
 また、3月17日(木)には明徳本八幡駅保育園の全職員と、在園児も見守る中でのお別れ会も行いました。日々のお散歩で挨拶をして親交のある地域の方にもお手紙を子ども達が持っていき、当日はバレエ教室の方も出席してくださいました。
 いつも散歩先で聞こえる「おはよー!!」の声に子ども達も嬉しそうに「おはよ!!」と声を返している姿は、いつも散歩で見られるな自然な姿でした。
 会では、今まで保育園で楽しかった思い出をクイズ形式でパネルを見ながら答え、大きい写真に目を輝かせながら、「あっ!!○○君だ!!」「ここは神社だね♪」など参加した在園児も楽しみながら思い出を共に振り返りました。
 17日の会の後は、2歳児だけで給食を摂り、2月に子ども達がリクエストしたものがたくさん入ったメニューを食べました。いつもはグループだけでの食事でしたが、皆で食べる特別メニューはとても美味しかったようで、「また食べようね!!」とどの子も話をしていました。
 おやつも調理師さん手作りの、オレンジをくり抜きカップにして、そこにフルーツを沢山入れたフルーツポンチ。子ども達は大興奮で、大事そうに食べる子、好きな物から順番に一つずつ食べる子など様々でした。
 4月からはそれぞれ違う保育園へいく事になる2歳児ですが、残りの日々を大切に過ごしながら元気に自信を持って出発できるようにしていきたいと思います。


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 佐々木 みどり■◆■
 雛祭りって? をみんなで考えて、女の子の成長を祝う日
 女の子だけ?どんなふうに?どうしたら楽しい一日になるかなあ?そうだ!みんでお雛様になっちゃおうか!次の日から、それぞれのお部屋では子どもたちとの衣装作りのはじまりはじまり~。
 にじみ絵、花、金銀のテープ。ここに付けたら、きれいかな?お花はここかな?と、子どもたちの頭の中にはデザインがいっぱい? いつしか、ひとつのお部屋は、パリコレの衣装室のよう。3歳未満児クラスも負けてはいられないと、シールや切り紙で飾り付けた衣装が出来上がっていきました。
 そして、迎えた雛祭りの日。0歳児は、保育者の手作りの衣装で可愛く写真撮影。1.2歳さんは、お部屋でお雛様になりきって遊んでいました。
 3.4.5歳児のお部屋は、どんな様子かな?と覗いてみると、ランウェイを思わせるような、花道と音楽にノリノリのこどもたち?? 子どもたちが手作りの衣装を着て歩く姿は、トップモデルのよう!きめのポーズもバッチリ!ターンの仕方は…いったい誰に教わったのか…
 みんなの拍手を浴びて、益々の盛り上がりを見せた、「はまのコレクション2016」
 楽しい気配に誘われて、2歳児さんもやってきました。もちろんポーズは、超一流の可愛さ!保育者は、みんなスタンディングオーベーション。「みんな大きくなったね。」と暖かなまなざしでライトアップされた浜野駅保育園でした。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 小関 真由美、遠矢 花琳■◆■
 2月の中旬から3月の上旬にかけ、成長を語る会を行いました。
 1年間の子どもたちの成長を職員と保護者が一緒に語り合い、喜びあえる場を作るということをねらいに、0から4歳のクラスが各々のクラスの味を出し、動画や写真・観察保育・個人面談・保育参加などを実施し、目の前の子どもたちの姿をどう伝えるかを大切に行いました。
 歩き出す前に体が自然に動き出し、アスレチックに挑戦する0歳児。自分で出来る事が増え、のびのびと園庭を駆け回る1歳児。子ども同士が強い繋がりを持っている2歳児。元気な活発さと共に優しさを持つ3歳児。園の最年長として何でも挑戦する4歳児。この1年間でどの保育者の想像をも遥かに超える子どもたちの姿がここにはあります。これらの姿は、八街で作られた作物が子どもたちの力になり、自然豊かな環境が体はもちろん心も豊かにしてくれているのだ感じ、改めてこの環境の重要性を認識されられる日々です。
 もも組(0歳児)は、月齢によって動きも生活も大きく変わるため、個々の育ちを大切にする会を設けました。保護者と離れて過ごす園生活の様子について観察保育を通し見ていただき、その後個人面談を通し、写真やエピソードを取り入れながら一年間の育ちを振り返り、共に分かち合う時間になりました。
 すみれ組(1歳児)は、保護者の方に子どもから隠れて見て頂く観察保育を実施し、日々の保育や子どもの様子を見ていただきました。それを踏まえ、改めて3月4日に成長を語る会を実施し、日頃の動画や制作物、写真などを展示したギャラリーを作り語り合う場を設けました。
 ゆり組(2歳児)は、散歩から昼食までの生活を共にしてもらい、子どものやりとり、散歩コースでの遊び、昼食の様子などを見てもらい、また、散歩中や昼食をいただきながら、保護者と保育者、保護者同士が当日の子どもの姿から、子どもの成長を気軽に話せるようにする、といった内容で行いました。
 実際に行ってみると、親子でゆったりと会話をする姿や、保護者同士で会話を楽しむ姿、自分以外の子とも話をする姿がありました。
 さくら組(3歳児)は、2グループに分かれ、4月から現在までの製作物と、園で過ごしている写真をもとに、そこから見える子どもの成長について雑談を交えながら語りました。製作物を見て「こんなに絵がかけるようになったんだ!上手!」と驚く保護者や、写真を見て「いつも“嫌いだからやらない”と言っているんです」と、家庭での様子との違いに驚く保護者がほとんどでした。  ふじ組(4歳児)は、 記録ファイル(製作物、写真、子どもの成長した姿をまとめた文)をもとに、4月からできるようになったことや、成長した面を伝えたり、保護者の方から家庭での様子や心配なことを雑談のような雰囲気で語り合いました。在籍4人ということもあり、談笑をしながら和やかな雰囲気で行えました。やはり、園で過ごしている様子と家庭での様子との違いに驚きの声が上がりました。
 どうしても忙しくなる登園・降園時は必要な確認事項のやりとりの時間が多くなってしまい、普段の子どもたちの様子や保護者の方の思いをゆっくりと伝えあう時間が少なくなってしまいます。改めてこのようなゆったりと話ができる時間や場が重要であると感じ、子どもたちの成長した姿を、共に喜び合える場作りをしたいと思いました。  最初は緊張されている方も雑談を交えながら円になり座ることで会話に花が咲き、穏やかな会となりました。私たち保育者から保護者へ伝えたい「子どもの成長する姿」が多く、保護者の方に子どもたちを自慢するかのように夢中になって話をしました。同時に保護者からは子どもたちのことはもちろん、私たち保育者の言葉を真剣に聞いてくださる姿があり、全員が同じ気持ちで子どもを愛し、成長を喜び・願う気持ちがあふれた会になったように感じます。この会をやって良かったと改めて感じ、このような会が形を変えながらも重ねていけたらと思いました。




【法人事務局】

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