学園ニュース

学園ニュース 2016年5月号(197号)

【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授(育ちあいのひろばたいむ統括) 石井 章仁■◆■

 今年度より、たいむでは、千葉市中央区の助成を受け、近年全国的に広がっている「こども食堂」を始めました。
 通常16:00までのOPENですが、毎月第3金曜日は16:00~20:00を「まんぷくCafe」の時間とし、大人300円、子ども100円で夕食を提供するほか、ともに遊んだり・学んだりする活動を行っています。

【まんぷくCafeの目的】
●夕食を共に食べることからはじまる地域のつながり創り
●子どもと保護者の居場所創り
●ひとり親家庭、貧困家庭等の親子への支援
●子どもへの学習支援及び、食事を通した生活支援・教育支援・防災教育を行う
●地域の防災の拠点(千葉明徳学園は中央区広域避難所7か所の1つ)として、日ごろから地域の人(特に親子)の集う場を創る

 なお、この活動は、全てボランティアの力で運営されています。事業にかかわるコア・メンバーは、現在、地域の元保育士、学童保育指導員、民生児童委員、元民生児童委員、調理員と統括の石井の6名で組織し、ミーティングから買い出し、調理を行っています。また、2年生の石井ゼミ7名もサポートに入り、子どもの遊びや配膳などを行っています。





【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 金子 明夏■◆■

 5月11日(水)に実施された中高一貫4年生の校外理科研修において、「湘南ロボケアセンター」の見学及び東京大学主催の大学体験プログラムへ参加してきました。
 当日は、アクアラインが通行止めとなるほどの悪天候に見舞われましたが、43名全員が遅刻することなく朝7時15分に集合し出発しました。
 最初に訪れた「湘南ロボケアセンター」は、ロボットを使ったリハビリセンターで、会話を楽しめるコミュニケーションロボットをはじめとし、移動する際に使うモビリティーロボットなど様々な種類の生活支援ロボットがありました。私達もその内のいくつかを実際に体験させて頂きました。その中で、特に「HAL」というロボットの機能が目を見張りました。「HAL」とは、Hybrid Assistive Limbの略であり、身体機能を改善・補助・拡張することができる、世界初のサイボーグ型ロボットです。病気や事故で思うように体を動かすことができなくなった人が、装着することで動けるように補助してくれるロボットスーツで、主にリハビリ等で活用されています。人は体を動かす際に、脳から微弱な電気信号を出し、その電気信号が体内の神経を通じて筋肉に伝わることで動作に繋がるのですが、「HAL」は、脳から流れる電気信号を皮膚表面につけたセンサーで感知し、着用者の動作を補助する動きをしてくれるのです。今回、生徒達は実際に皮膚の電気信号を読み取るパットを装着し、HAL FIT(HALを用いて、装着者の意思に合わせて楽しく脚の運動や立ち座り、歩行練習などを行う科学的フィットネストレーニング)を体験しました。
 午後のプログラムとなる大学体験プログラムでは、実際に東大に行き、そこで学生達とディスカッションをさせて頂きました。始めの1時間は、携帯電話に関するアンケートのグラフを読み取り、新しく携帯電話を作るためにターゲットにすべき年齢層、性別などを想定し、具体的にどのような携帯電話を作ればいいかを話し合い、発表しました。その後、生徒達が予め考えてきた質問について学生達に答えてもらい、今後の高校生活や大学進学について参考となる貴重な時間となりました。
 どちらの施設も楽しく、それでいて知的好奇心をくすぐられる、生徒達にとって良い学ぶ機会となりました。


【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 翁長 翔平■◆■

 5月11日(水)に中学2年生は館山に理科研修へ行ってきました。
 当日は雨の予報もあったため、午前中の行程が館山城から赤山地下壕跡へ変更となりましたが、生徒たちは時間を守りながらも、終始活発に行動することができました。今回の理科研修のテーマが海洋学習であることも、さらに生徒の興味・関心を盛り立てたと思います。
 最初に訪れた赤山地下壕跡は、戦時中に海軍航空隊の防空壕として使用された場所でした。海にも近く、地下壕では地層も観察することができました。生徒たちは防空壕の独特な雰囲気に驚きながらも、70年前当時の様子に思いを馳せていました。
 次に訪れた場所が、今回のメインとなる沖ノ島です。この島は周囲1kmの小さな陸繋島ですが、タカラガイを始めとした海洋生物が大変多く、特にサンゴの北限域としても知られています。ここからは現地の「海辺の鑑定団」の方々の解説もいただきながら、海岸に生息する生物を観察したり、落ちている不思議なものを見せあったり、洞窟を探検したりと、思い思いに過ごすことができました。途中、急な降雨で散策が中断してしまいましたが、「海辺の鑑定団」の方々の即興の解説授業もあり、大変充実した1日を送ることができました。
 理科研修後は、班ごとに今回の学びを1枚の新聞にまとめて共有しました。この経験で得た知識を自分の言葉で纏めることで知恵へと昇華させ、また一歩「行動する哲人」へと近づいてほしいと思います。
 


【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 小山 伶香■◆■

 5月7日(土)、今年度初開催の行事「竹の子こどもまつり」を行いました。
 面白い名前の行事だな、と思う方もいると思います。「竹の子こどもまつり」とは、竹の子がぐんぐん伸びる様子と、こどもたちがぐんぐん成長していくことを願う気持ちをかけてこのような行事名になりました。
 5歳児は筍を堀りに行ったり、3歳、4歳児は切った竹を園に運んだりして当日に向けて準備を進めていきました。また、散歩では竹の子がぐんぐん伸びていく様子を見に行き、竹の子と背比べをする子、前回、見に来た時よりも大きくなっている様子に驚きの声を上げる子など、いろいろな姿がみられました。
 時期的に、筍が十分に手に入るのか心配もありましたが、近所の農家さんや、保護者の方の協力により、そのような心配もなくなり、当日を迎えることができました。
 当日は、今年度初めての行事ということで、クラス毎に親子で自己紹介やクラス会を行ったり、竹を使って園で使用する箸スタンドや竹ぽっくり、風車、スタードームなど、年長児はMy箸を作ったりしました。
 また、お父さんたちの力を借りて、かまど作りや火おこしをして、そこで飯盒炊飯や、焼き筍を作り、活動の最後にはみんなで筍ご飯と焼き筍を味わいました。
 私自身、新鮮な筍を濡らした新聞で包み、直火の中に焼いた筍をいただくのは初めてでした。素材の味を味わう、なんて贅沢な食べ方なのだろうと感激しました。そして、幼いころから、こんな贅沢な食べ方ができるこどもたちが、ちょっぴりうらやましくなりました。


【幼稚園】

■◆■附属幼稚園 教諭 香取 菜奈■◆■

 今年の春の年中遠足は、大百池公園までみんなで歩いて向かいました。
 初めての歩き遠足をとても楽しみにしている子どもも多く、出発前からリュックに詰めたお弁当やおやつを「今日は、おいなりさん!」「きのうお母さんとおやつ選んだよ!」など友だちと話している姿が見られました。
 幼稚園を出発し、目的地へ向かう道中、道端に咲いていた花や雑草を見つけ、「これ知ってる!」「幼稚園にも咲いてた!」と、嬉しそうに話したり、「車が通るところだから気をつけてね!」と、友だちに声をかけている姿もありました。遠足前日に、クラスで交通ルールについて伝えていましたが、子どもたち同士で声を掛け合ってお互いに注意する姿に驚きました。
 出発してからおよそ30分程で大百池公園に到着!快晴の中、歩いた子どもたちは、到着した喜びの声よりも先に、「暑い」「つらい」「疲れた」とつぶやく姿がありました。中には、すでにお腹を空かせる子も・・・。それだけ、頑張って歩いたということですよね。
 その後、保育者や友だちとそよ風を感じながら、ゆっくり池の周りを歩いていく中で、水鳥や池で泳ぐ鯉を見つけたり、辺りの青々とした緑に目を向け、「クゥクゥって鳥が鳴いてる!」「池の水が海みたいに小さな波ができてるよ!」「黄色いお花いっぱい咲いてる!」など、感じたものを感じたままに声に出して伝え合うなど、徐々に元気を取り戻し、その後、水分を補給すると、体力も気力も回復し、「せんせーい、あっちで遊びたい!」と、友だちと手を繋いでかけ出したり、「このお花、お母さんに見せる♪」と摘んだり、花で指輪をつくる姿も見られました。
 今回の遠足は、遊具や砂場のある所か、または様々な木々が溢れる山のどちらかの場所を子ども自身が選択して遊びました。これまで大百池公園に来たことのある子も山に登ったことのある子はほとんどおらず、山の中の散策やロープ遊びがとても新鮮で楽しかったようでした。保育者も子どもたちと一緒に生き物を見つけたり、身近にあった豊かな自然に驚きつつ、緑の中で身体をいっぱい動かして存分に楽しみました。
 そして、程よく風が吹き、涼しさが気持ちの良い木陰での昼食タイム。至福の時であり、戸外で食べるお弁当は格別のようで、子どもたちもいつも以上に嬉しそうにお弁当を食べていました。
 公園を後にする前に、年中皆で『かめの遠足』を歌い、幼稚園までの道のりもお弁当パワーで乗り切りました。保育者や友だちとの親しみも深まったように感じる遠足となりました。


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 主任保育士 尾崎 佐織■◆■

 本園の保育事業のひとつに子育て支援活動「ポップスマイル」があります。
 内容としては、週に2日、地域の親子への遊び場提供、保育園行事体験を行っています。リピーターの親子も多く、保育園に来る機会を楽しみにしています。
 発育測定、給食試食会、育児講座、クリスマス会などの行事はとくに人気の高い活動です。試食会では、実際に保育園給食を試食してもらいます。「食事1回分の量の参考になりました」「メニューがワンパターンだったので、献立が良い参考になりました」という感想を多く頂きます。
 また、小さい赤ちゃんをお持ちの新米ママさんからは「赤ちゃんをどうあやしたらよいか分からない」、「遊び方を知らない」といった質問を受けます。支援活動の中で、親子の触れ合い遊びやわらべうたなどを行うと、赤ちゃんもお母さんも笑顔になります。帰りのころには、「遊びを難しく考えないで、今日、保育園で教わったわらべうたをやってみます」との声をもらうことも少なくありません。ここのところ年々、核家族家庭が多くなり、育児の悩みを相談できる人が少なくなっています。そんな昨今なので、保育園の子育て支援の場で、話し相手を求めたり、同じ悩みを共有できる仲間を求めたりするのではないでしょうか?
 来園している母親からは「育児が辛い」「子どもから少しでも離れる時間が欲しい」との緊急性のある悩みの相談を受けることもあります。まずは、お母さんの話に耳を傾け、悩みに共感してあげます。そして、緊急性のある場合には園内の一時保育利用へと繋げ、親子ともに子育て支援を行ったという事例もありました。
 昨年度からは、見学希望者にも見学以前にまずはポップスマイルに参加をしていただくようシステム変更しました。メリットとして、より保育園の様子を知ってもらえる、保育者や子どもの遊びの様子などにも実際に一緒に過ごしてもらうことで、細やかな部分も見学者に感じてもらえるようになりました。システムを変更してからは、見学者から子育て支援のリピーターへ、また保育園入園へと繋がったケースも増えています。
 今後は、子育て支援の場に来ない、家庭内で育児に行きづまっている親子、孤立している親子を子育て支援の場につなげてあげたいという課題があります。マスコミなどでも騒がれている、児童虐待など可哀想な親子が少しでも減るように、子育てを地域みんなで支えていける世の中に近づけたい、そのための一歩として、保育園の子育て支援の役割を、園全体で担ってゆきたいと思います。


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 今井 綾子■◆■

 5月14日(土)に、海邉園長が講師となり、パステル画体験会が行われました。
 5名の保護者の方が参加され、和気あいあいとしたムードで始まりました。年に数度行われていることもあり、経験者の方もいらっしゃいましたが、今回初めて参加される方もいらっしゃり、教え合ったり、質問しあったり、保護者同士が交流を持てる大切な場となっています。
 パステルの色を決めるのに悩んでいるかと思えば、「そういえば、うちの子ね~」と始まって、どっと笑いが起きたり、「そうそう、うちの子もあったよ」などと悩みを共感してもらえたりと、画を描くことを忘れて話し込んだりする姿もありました。更に、日々の登降園時では話しづらい話題が出てきたりと、パステル画体験会を行いながらも、別の濃縮された時間が過ぎていきました。保護者の方の本音や悩みが聞ける、この濃縮された時間は、園長の「この時間は保護者と先生という関係を忘れましょう」という約束があるからだと思います。また、保護者同士に、お互い聞いたことを他言しないという信頼関係があるからこそだと思います。
 私も保育士という立場ではなく一緒に取り組むことで、普段とは違う交流ができ、とても貴重な時間を過ごすことができました。
 2時間あっという間でしたが、終わった後にすっきりした顔をして子どもたちを迎えに行く保護者の顔は忘れられません。そういう時間を持つことの大切さを感じました。
 色々な関わりを持つことで、嬉しい時や楽しい時は共に笑ったり、寂しい時や辛い時はそれを共有し支え合ったりすることで、子ども・保護者と手をとり合いながら一緒に成長していける保育士になりたいと改めて思いました。
 そして、既に次回を楽しみにしている保護者と私がいました。


【法人】

■◆■防火管理者(法人事務局長) 髙浦 芳一■◆■

 5月24日(火)、千葉市消防署管内の1230事業所で構成する千葉市防火管理者協議会長から、千葉明徳学園の火災予防に尽力したとして、感謝状を授与いたしました。
 これは、学園内教職員皆様一人ひとりが防火管理にご協力をいただき、学園内の火災予防が確実に行われてきた賜物であります。
 今後も、防火管理者として学園内の防火管理に業務に努めてまいりますので、引き続き火災予防にご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

28年全国統一防火標語「無防備な 心に火災が かくれんぼ」
27年全国統一防火標語「もういいかい 火を消すまでは まあだだよ」


【法人】

■◆■法人事務局広報室■◆■

 毎年政府が推進する地球温暖化防止及び省エネルギー対策への対応として、5月16日(月)~10月31日(月)までの間、クールビズを実施致します。その間、軽装(ノーネクタイ・ノー上着)での執務実施とともに冷房温度28℃設定の徹底をお願いいたします。


【法人事務局】

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