学園ニュース

学園ニュース 2016年10月号(201号)

【法人事務局】

■◆■法人事務局企画管理課 課長 海老沢 太郎■◆■

 昨今、学校を取り巻く環境も変化しており、従来、専ら生徒の教育と研究をその使命としてきた学校に、その人的・物的資源を活用した社会への貢献(地域社会・ 経済社会・国際社会等、広い意味での社会全体の発展への寄与)が強く求められるようになってきています。
 当然のことながら、教育や研究それ自体が長期的観点からの社会貢献ではありますが、近年では、公開講座や産学官連携等を通じた、より直接的な貢献が求められるようになっており、こうした社会貢献の役割を、言わば「第三の使命」として捉えていくべき時代となっています。
 学園の事業企画を担っている企画管理課では、本学園が学校教育以外の分野でも何か地元に貢献することはできないかと様々な事柄にアンテナを張り巡らしていた中で、大谷晋二郎選手率いるプロレス団体ZERO-ONEが取り組んでいる『いじめ撲滅プロレス』というイベントを知りました。
 同イベントは、各所で講演、プロレスの試合を行い、試合を通してプロレスラーが一生懸命闘う姿を見せることで、子どもたちにいじめや様々な困難に立ち向かう勇気を与えることを目的としたもので、以前、人気番組『アメトーーク』で特集を組まれたことで、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
 いじめ報道につきものの『プロレスごっこ』という表現。大谷選手はそのことがとても悔しく、子供達に生でプロレスを見てもらい、メッセージを伝えたいとの思いから2007年に『いじめ撲滅プロレス』活動を始めました。最初は、先生方や父兄も猛反対で、『子供にプロレスなんて見せていいんですか?』『叩いたり蹴ったりするものを見せたくありません!』という意見が圧倒的だったそうですが、大谷選手をはじめとする関係者の熱意や努力もあって徐々に受け入れられ、前述のテレビ番組での放映の効果もあってか今では全国各地の小中高校で引っ張りだこのようです。
 是非一度視察をしたいと考えていたところ、千葉県内で続けて開催されることを知り、企画管理課職員2名で8月の船橋大会、10月の千葉中央公園大会の2大会を視察してきました。飛び込みで視察に訪れた我々に、同団体のオッキー沖田リングアナは快く対応してくれました。話していくうちに沖田さんのお母さん、お姉さん、妹さんの家族3人が千葉明徳高校を卒業していることが判明し、この出会いはもはや必然ではと、イベント開催をより前向きに考えるようになりました。
 イベントは、両大会とも毎年多くのお客さんで賑わい、長年継続して開催しているそうです。驚くべくはその協賛先(者)です。千葉大会は千葉市や千葉市教育委員会が後援し、山田こども未来局長がご挨拶され、船橋大会に至っては、趣旨に賛同された野田佳彦前首相がリング上からご挨拶されました。その他全国で開催されている同イベントも公的機関による後援を受けることが多く、また自治体や学校自体が主催することも多いようです。このことから公的に認められた信用性のあるイベントと考えられそうです。
 イベントは、第一部としてリング上で子ども達とプロレス体操を行い、そして第二部でプロレスの試合を数試合行う二部構成です。
 プロレス体操では、子どもたちをリング上に集合させると、スクワットなどのトレーニングやあいさつや礼儀の大切さを伝授し、ヤンチャ盛りの子どもたちも先生役の大谷選手の熱心な指導に聞き入っていました。最後に大谷選手が子どもたちに、両親への感謝の気持ちを述べようと提案すると、数人の子ども達が大きな声で感謝の気持ちを伝えました。大人が真剣になれば子どもたちも真剣になる...そんなことを示すシーンだったように思います。
 大谷選手の試合は、強いものに吹っ飛ばされたって、また起き上がってくればいいんだ、本当に強い人は何回倒されても何回でも起き上がってくる人のことで、人間は誰だって挫折する、それでもまた起き上がればいいんだというメッセージを伝えてくれました。彼は、一生懸命プロレスをしたレスラーを一生懸命応援した子供達が、いじめなんてつまらないことはしないと考えています。
 千葉大会では、ケガにより欠場した大谷選手の代打として第64代横綱の曙選手が参戦し、そのド迫力ファイトで見るものを圧倒しました。曙選手も大谷選手の考えや同イベントの主旨に賛同し、今回参戦を果たしたようです。
 大会の締めは、大谷選手のマイクです。
 「小さな団体の僕達ですが。今日は子供たちにいろいろ偉そうなこと言わせてもらいました」
 「でも、はっきり言っときます。僕はそんな偉い人間じゃありません!」
 「僕らにはプロレスしかないから・・・」
 「プロレスでみんなにメッセージを贈ることしかできないから!」
 「でも!そのたったひとつのプロレスを!俺ら大の大人は一生懸命頑張ってんだ!!」
 「子供たちに気づいてもらいたい!お前らにも大好きなものがあるだろう?」
 「野球でも、サッカーでも、歌でも何でもいい!」
 「お前ら大好きな物を一生懸命ガンバレ!!」
 「一生懸命頑張った奴は、報われなきゃ嘘だ!!」
 会場に集まった全員が息を殺して大谷選手のメッセージを受け止め、話し終わると一気に拍手が湧き起こりました。子どもたちにいじめの問題について考えさせるだけでなく、プロレスを一途に、そして一生懸命取り組む姿を通して、大人も含めた観る者全てに、生きる勇気や明日への活力を与えてくれたと実感しました。
 二大会の視察を終え、企画管理課では益々同イベントの開催意欲が膨らみました。いじめは、学校だけでなく職場等あらゆる環境で起こりうる深刻な問題です。だからこそ、同イベントの開催を通して、本学園の生徒はもちろん、近隣の小中学校をはじめとする地域社会全体に広く訴えかけ、社会全体で解決するためのきっかけ作りに寄与できればと考えています。
 ひいては本学園が地域社会活動に積極的に協力し、地域の皆様から、より一層頼られ、今まで以上に愛される学園になるようにしていきたいと考えています。


【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 石井 章仁■◆■

 保育者不足が社会問題となり、学生にとって就職先の候補が多く、いわば幸せな状況となっています。
 しかし、学生は就職という一大事に不安を抱え、何をどのようにしたらよいか戸惑いながら夢に向かって就職活動を始めようとしています。
 4月の時点で、2年生の35%は就職する業種が特定できておらず、就職活動を行う準備さえままならない状況でした。
 本学では数年前より、園の保育や就業に関する説明をブース形式で行い、学生の就業への意欲の涵養に努めてきました。本年度の実施にあたり、参加園には、授業の一環であることをご理解いただき、就職に直結するかどうかではなく、あくまで学生の就業先を選択するための練習の機会とすること、保育の現場で働くことの意義について現場の方から聞く機会とすることなどが主題となるような時間となるようお願いし実施しました。
 参加園は、こうした主旨を汲んで下さり、卒業生を伴って来校し、学生にも様々な方法で園の目指すものや働くことについて伝えようとしてくださいました。多くの学生は、この機会を自身の就職先を決める情報の獲得のための一環として捉えて臨むことができ、非常に良い機会をとなったものと思います。
 今回実施した両日の成果としては、全体として就職活動に前向きになり、その結果として見学に行く人が増えたことがあげられます。
 保育現場の就職活動は、これから年内にかけてが本番です。教職員一同より良い縁を繋げていく一助になればと思っております。
 
 期日
 第1回:9月21日(水)13:20~16:00 全千葉県私立幼稚園連合会18園・千葉市民間保育園協議会17園
 第2回:9月26日(月)13:20~16:00 千葉県保育協議会近未来保育研究所19園・千葉明徳系列園6園



【中学校】

■◆■中学校 教諭 山下 秀人■◆■

 10月8日(土)に体育祭が行われました。
 当日は朝から怪しい天候ではありましたが、土曜日ということもあって、保護者の参加も250名を超えており、何より生徒たちがこの日に行うことを楽しみにしていたことから、当日の実施に踏み切りました。
 予想通り、生徒たちは最初の競技からこれまで練習してきた成果を存分に発揮し、熱戦を繰り広げることとなりました。特に前半の応援合戦では、応援団を中心に各色が一つになって盛り上がりを見せてくれました。
 しかし午前中の途中より雨が降り始め、雨脚も時間と共に強くなっていったため、残念ながら途中で中断となってしまいました。生徒たちは気持ちの高揚を押さえられず、雨の中でも最後までやらせてほしいと言ってきましたが、雨の量から続行は困難と判断、体育館へ移動して後半の応援合戦を行った後、応援合戦の優勝表彰と、競技の途中経過の発表を行って、この日は終了としました。残りの競技は、後日体育の授業を使って行い、校長から総合優勝の表彰を行って無事体育祭を終了することができました。
 当日は残念にも中断となってしまいましたが、後日行われた残りの競技でも生徒たちは全力を尽くし楽しんでいました。これもまた良い経験だったのではないでしょうか。
 今回の体育祭で生徒たちの団結力や協力性・協調性が一段と成長したように思います。今後の行事や来年の体育祭が楽しみです。



【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(PTA文化教養委員会顧問) 長谷川 孝一■◆■

 10月16日、秋晴れの日曜日。
 私たちは研修旅行に参加するため、高等学校玄関前に集まった。この日は、Vもぎが本校を会場として行われるため、中学生がすでに長い列を作っている。そんな中学生を横目に、受付を済ませてバスに乗り込む。どの顔も、ウキウキと楽しそうに見えた。
 参加者は81名。保護者72名、教員9名という内訳である。私は過去何回もこの旅行に参加しているが、こんなに多くの参加者があった記憶はない。学年ごとに分かれた3台のバスで、目的地の川越へと出発する。ここからは、私が乗った1年生のバス内の様子を紹介しよう。
 まず、主催者である文化教養委員会の役員の挨拶。そして、1学年主任の須藤先生の挨拶と続いた。須藤先生はとても個性的な人である。そっち系かと思わせるような口調で、保護者の気持ちをグイグイとつかんでいく。マイクを引き継いだレク係のお母さんから、これから行うゲームの説明があり、用紙が配られた。川越「いも膳」への到着時間当てゲームと、選んだフルーツの種類で性格を診断するゲームである。後者は、再び須藤先生の登場であった。「○○を選んだ人!」と手を挙げてもらい、その人の性格診断を、おもしろ可笑しく紹介された。
 最初の休憩場所である市川PAで、2学年主任の麻生先生が1号車に乗り込んできた。実は、麻生先生には、目的地の川越について、3台すべてでレクチャーしてほしいとお願いしてあったのだ。「時の鐘」「喜多院」「九里よりうまい十三里」など、さすが日本史の専門家!と、かけ声をかけたくなるような話に一同聞き入った。
 マイクは進行役のお母さんに渡され、自己紹介タイムとなる。ただ、紹介の中に、「それぞれの伴侶との馴れ初めを入れること」というお題が出され、急に自己紹介が盛り上がった。初めは嫌がる素振りを見せていたお母さん方も、十数年前、二十数年前の出会いの頃を懐かしむ様に話していたのが印象的だった。
 バスは関越道を降り、川越市内を走っている。気になる到着時間は、バスの運行が思いの外スムーズで、一番早い予想よりもさらに30分も早い到着だった。ゲームとしては盛り上がりに欠けたが、その後の行程にゆとりができた。バスごとの優勝者には校長先生より賞品が贈られた。1学年は同点が2名いたが、校長先生におねだりして、ちゃっかり賞品をふたつ出してもらったようだ。
 「いも膳」にて早めの昼食。80名が入れるほど大きい部屋がなく、4つの部屋に分かれての昼食となった。人数が少ない分、より親睦を深めることができたと思う。
 昼食後、「喜多院」までバスで移動して解散。その後は、三々五々、川越の街を散策した。折しもその日は「川越祭り」。70万人が見物に来るという祭りで、蔵造りの通りは人、人、人でごった返していた。時折出会う山車は見るからに荘厳で、その上で繰り広げられる笛や太鼓、踊りなど、四百年の時を超えた世界を見せてくれる。また、2台の山車が辻で出会うと、上部だけが回転してお互いが向かい合わせになり、お囃子の競演、「曳っかわせ」が見られる。壮大な祭りに見とれるばかりだった。ただ、あまりに混雑していて、「時の鐘」「お菓子横町」まで歩いていっても、他の人たちとはなかなか会えないままだった。
 再度「喜多院」に集合して帰路につく。車中では「寅さん」のDVDが流れている。PTAとは、子ども・生徒のよりよい教育のために活動する組織だが、たまにはこうして同じ経験をすることで父母・教師がより親睦を深め、仲良くなれるんじゃないだろうか。暮れゆく景色と寅さんを眺めながら、ぼんやりとこんなことを考えていた。


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 長谷部 彩香■◆■

 10月1日土曜日に、めいとくの森でおたのしみ会を行いました!
 今年度のテーマ“音楽にあふれる物語が、ステキな笑顔を作る”に合わせ、保育室や「今日の出来事」を報じる掲示板などに音譜の飾りつけをすると、子どもたちからも「かわいいね~」「こんなところにめいとくんがいたね!」と大喜びで、保育園全体の期待が高まっていくのを感じました。
 そして当日。元気に登園してくるお友だちもいれば、慣れない環境に緊張して抱っこされて登園してくるお友だちもいました。私も保育士としては、初めておたのしみ会に参加したので、緊張と不安な気持ちでいっぱいでした。雨の中たくさんのご家庭・来賓の方々に参加していただき、年長児のはじめの言葉を合図におたのしみ会がスタートしました。
 つくし組は“まいごのこねこちゃん”の歌詞に合わせて、犬のおまわりさんと一緒にお母さんやお父さんのもとに向かうという種目を行いました。動物の耳をつけている子どもたちがとても可愛くてみんながメロメロになりました♪
 たんぽぽ組は子どもたちの大好きな“ぐりとぐら”の物語のなかで、普段お部屋で行っている巧技台やマット、お買い物などを、緊張しながらもお母さんやお父さんと一緒に楽しんでいる姿が見られました。4月よりも高い巧技台でジャンプができるようになった姿に成長を感じるとともに、ジャンプができた時、ゴールした時の嬉しそうな表情は忘れられません。
 さくら組は、縄跳びや鉄棒などの特技披露を行ないました。種目名は“さくらポジティブ ~あきらめないで前向きに~”で、名前の通り自信を持って堂々とこなしていく子どもたちの姿にたくさんの拍手や歓声が沸きました。ダンスでは、みんなが音楽に合わせて手拍子をして会場内に一体感が生まれました。私もいつの間にか緊張がほぐれ、初めてのおたのしみ会を無事終えることができ、素敵な思い出になりました!
 雨の中の開催でしたが、子どもたちの「たのしかった~!」という声を聞くことが出来て、とても嬉しかったです。今回のテーマの通りみんなの“ステキな笑顔”をたくさん見ることができた幸せな一日でした!


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 吉田 勇太■◆■

 10月18日。この日は青い空に白い雲という、まさに絶好の遠足日和でした。
 さくら組(3歳以上児クラス)が始めに向かったのはモンキーコーナーです。そこでは、自分たちより大きなゴリラや、大きな鳴き声のテナガザルなどがいました。「あかちゃん猿カワイイ~」と、ニホンザルやクロザルの赤ちゃんにメロメロになる女の子たち。「筋肉むきむきだな~」とゴリラを見て感心する男の子と、興味は違っても一人ひとりが見入っていました。
 その後、草食獣コーナー、アシカやペンギンなどの動物をじっくりと見たり泣き声を聴いたりと、じっくりと動物に触れていました。
 最後はみんなが待ちに待ったお弁当の時間。芝生の上にシートを敷いて、大きな輪を描くように座り、いただきます!と元気なご挨拶。「(キャラ弁が)もったいなくて食べられないよ~」と可愛らしい言葉もたくさん聞こえていました。バスでは疲れて寝てしまうかな…と思っていましたが、遠足の雰囲気そのまま、子ども達の楽しそうな会話が保育園に着くまで、たくさん聞こえていました!
 このメンバーで過ごせるのもあと半年余り。卒園・進級までたくさんの思い出を作りたいと思います。


【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 前島 生代■◆■

 昨年度刈り取った稲もみが園庭のプランターの中で稲穂に育ちました。
 今年は年長クラスの4名がリーダーとなり代表して稲を刈ったり、すり鉢にもみを入れて野球ボールでもみすりを行うことが出来ました。一年間の自然の恵みに感謝です。
 今回は普段から付き合いのある仲の良い家族同士やクラスの友達以外の方々と交流を深め楽しい時間を共有するため、受付の際にくじを引いてもらい4グループに分かれて行動をしました。千葉県産に拘ったアワビタケ・ひらたけ・マイタケ・椎茸・えのき・ぶなしめじ・なめこの7種類のだしが効いた味噌汁作りや、多古米で飯盒炊飯・竹炊飯をしました。美味しい多古米は冷ご飯がおすすめなこともあり、飯盒の温かい炊き立てご飯と食べ比べながら、サランラップを使い自分たちで握って食べました。おにぎりのおともに、九十九里産の塩、園で収穫し子どもたちも手伝ってくれた手作り梅干し、ちりめん山椒、ゆかりもありました。出来上がった4チームの味噌汁、飯盒ご飯はどれもまったく異なり、きのこの旨みが出ているもの、だしがよくきいているもの…食べ比べする中でそれぞれの美味しさがありました。どのチームも“自分のチームが一番おいしい!”という声がとても印象的でした。
 また、年長児4名を中心として白い布に絵の具やペンなどを使って各グループのチーム名、チームカラーを決めてシンボル作りをしました。チームカラーからイメージをふくらませるチームがほとんどで、子ども・保護者・職員で話し合いながら作っていきました。会の終わりに各チームのそら組4名が前に出てきて自分のチームのシンボルを紹介するなど、こちらも盛り上がりました。
 グループに分かれてシンボルの旗作りをしたり、きのこの味噌汁に飯盒炊飯という共同作業をしたりと、昼食を共に囲み交流を図る中で、今までとはまた少し違ったつながりが見えてきました。次の行事である「ほくほく会」では、継続してこのグループ、メンバーで参加することが決まっています。今回の行事でのつながりが、どのように変化し、どのように盛り上がっていくのか、「ほくほく会」が楽しみです。


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 戸村 大和■◆■

 明徳本八幡駅保育園は0歳児から2歳児までの保育園で、1、2歳児は1、2歳合同で3グループに分け、日々生活をしています。
 その一つひとつのグループを私たち保育士は“お家”と捉えており、少人数での保育を行っています。
 そして、0、1、2歳児だけでなく、一時保育事業も明徳本八幡駅保育園では行っており、今年度は11名のお子さんの利用登録があります。
 本園の一時保育は昨年まで、リフレッシュでの利用家庭が多かったのですが、今年度は就労で利用されるお子さんが多くなっています。
 リフレッシュで利用の場合、単発での保育となる為、お子さんもなかなか慣れない事が多かったのですが、就労の場合月に最大15日の利用が可能なので、在園児並みに保育時間も長い事から、子どもたちは日々共に過ごす事で、すっかり同じ一時保育のお友達と仲良くなり、逆にお休みの子がいると、「○○ちゃんいないね・・」と寂しそうにする姿も見られています。
 また、1,2歳児クラスのように、異年齢のお子さんが一緒に生活を送る事で、上の子が下の子を気遣い、下の子が上の子のやっている事を真似てみようとする姿が見られており、保育園にもう一つ“お家”ができています。
 一時保育だから在園児と別に過ごすというのでは無く、少しずつ共に過ごす時間を増やし、一緒に園外へお散歩に出かけたり、違うグループのお部屋に遊びに行ったり、誘ったりを繰り返しています。
 登園・保育時間が増えたことをマイナスに捉えるのではなく、“お家”と“お家”が繋がり、互いに良い刺激を与え合いながら子ども達が成長していけるように見守っていけたらと思っています。


【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 香取 菜奈■◆■

 今年の運動会は、連日の不安定な天候が続き、当日も決行するかどうかの判断が難しい中での運動会となりました。
 そのような悪天候の中でも、子どもたちの気持ちは天気に左右されることなく、これまで取り組んできた日々の成果を発揮し、思いのこもった運動会となりました。
 今年のオープニングは、初の試みとして、年長児によるフラッグ、聖火入場・聖火台への点火からスタートしました。入場するその姿は凛々しく、自信に満ちていました。また、聖火台に火が灯るアイディアに思わずうなる方もいらっしゃる程の華々しいスタートとなりました。聖火点火に続いては、太鼓のリズムに合わせて力強い掛け声と共に切れのある動きで表現する『団』、そしてポップな音楽に合わせ「元気」「勇気」「笑顔」というチアの三原則を合言葉にリズミカルに踊る『チア』を年長児が披露し、オープニングを飾りました。子どもたちの一心に励む姿に会場中が心奪われました。
 初めての運動会を迎える年少児は『おばけ』をテーマに、それぞれが思い思いの表現を楽しむ姿が見られ、また年中児は各クラスで円を描きながら『桃太郎』『浦島太郎』『金太郎』と、昔話のヒーローになりきって元気な掛け声や動きが合った表現していきました。そして、年長児はこれまで培ってきた思いを発揮したクロスカントリーと、仲間との深まりを感じる熱いクラス対抗リレーを繰り広げました。また、今年から始まった2歳児のひよこ組の子どもたちは、保護者の方とふれあう時間を楽しむ姿を見せてくれました。
 最後に力いっぱい頑張った子どもたちへ、保育者が思いのこもった手作りメダルをプレゼント。願いは虚しくも天に届かず、スタート時から少しずつ天候は崩れ、全ての競技を当日中に行うことが出来なかったのは心残りでしたが、持てる力を思う存分に振り絞った子どもたちは、天候とは打って変わって晴れ晴れしい表情を浮かべていました。
 後日、出来なかった種目や競技も含めて、保育の中で子どもたちと一緒に運動会ごっことして遊びました。そこでは、学年の枠を超えて子どもたち同士が交流を楽しみ、お互いに真似しながら一緒に遊んだり、うんていや鉄棒に挑戦するなどの姿も多く見られました。また、24日には、明徳ホッパーズの生徒の皆さんが、運動会当日に見ることのできなかったチアを園庭で披露してくださいました。「お姉さん、空を飛んでた!」と興奮気味に話す子の姿も!子どもたちの良い刺激となり、「自分もやってみたい」という挑戦意欲が一層高まる貴重な時間となりました。
 天候不順という困難を乗り越え、運動会を行うことができたのは、保護者の皆さまのご理解やご協力、また学園関係者や短大学生の皆さんのご協力があったからこそだと思います。子どもたちにとっても、私たちにとっても思い出深い運動会となりました。ありがとうございました。


【法人】

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