学園ニュース

学園ニュース 2017年2月号(205号)

【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 安田 麻美■◆■

 2月3日、節分の集いを行いました。事前に、各学年やクラスで、節分に関する絵本を見たり、『まめまき』の歌や『鬼のパンツ』などの歌を歌ったり、豆まきに必要な『豆入れ』を作ったりして楽しんで準備してきました。
 当日の朝、ウッドデッキのところに『柊いわし』を用意し、飾るようになった経緯を簡単に説明したものを一緒に貼っておくと、子どもたちは興味津々。登園するなり実際に触ったり、においを嗅いだりしていました。説明の文章に『鬼はいわしの臭いにおいで逃げていく』という一文を読んだ年長児がにおいをかいで、「全然臭くないじゃん!私、この匂い好き!」と言っていました。その様子を見ていた年少・年中の子どもたちも次々とにおいをかいで、「くさい!」「いい匂い!」「おいしそう…」「食べたいな~」などといろいろな意見をあげていました。
 年少児にとっては、初めて幼稚園で体験する『節分』です。すでに節分を経験している年中・年長の子どもたちは保育者が扮する鬼の存在を知っている子がほとんどで、「今年も鬼来るかな~?」「誰先生が鬼になるのかな?」などと楽しみにしているのですが、年少の子どもたちは「鬼来たら、どうしよう…」と心配する子もいれば、「鬼なんか来たら、俺がやっつけてやるよ!」とヒーローになりきって言っている子もいたり、それぞれが違う姿を見せている様子が印象的でした。
 いよいよ豆まきの始まりです。最初は、園長先生や年男、年女の先生が幼稚園の代表として「福は内~!」と豆をまきました。そこにどこからか鬼の登場です!年長・年中の子どもたちは鬼に向かって元気いっぱいに「鬼は外~」と豆を投げつけていたのですが、年少はというと…「怖い…」と言いながら保育者の周りで、年長・年中の姿を見ていました。それでも何人かは鬼を追いかけ豆を撒いていましたが、さっきまで「やっつけてやる!」と大はりきりだった子が、鬼の近くではなく、はるか遠いところで見ています。その姿に気づいた担任は、鬼に捕まり助けてもらおうと彼に声を掛けました。すると『誰か保育者が鬼になっていることはわかっているけれど怖い!でも先生が鬼に連れていかれたら大変!』と思ったのか、「誰なの~?誰なのよ~」と言いながら必死に豆をまいていました。そして、クラスに戻ってからの彼は「鬼をやっつけたぜ!」とどこか自慢げに。年少らしい、ほっこりするエピソードでした。来年はどんな豆まきになるのか、今から楽しみです。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 山下 秀人■◆■

 2月18日(土)、気温10度、曇り空の中、中学校マラソン大会が行われました。
 冬休み明けから体育の授業の中で、コースの下見に始まり、毎時間、本番に向けて大会コースでタイムトライアルを行いながら走ってきました。最初は走りきるのがやっとといった生徒も多く見受けられましたが、走る回数を重ねる中で徐々にタイムも縮まり、本番に向け個々の目標タイムを設定、そしていよいよ本番を迎えました。
 本番は順位を意識する生徒、自分の目標タイムを意識する生徒と、それぞれが自分の目標を立て、自分との戦いに果敢に挑戦しました。
 レースは、1年生の部、2・3年生女子の部、2・3年生男子の部の3レースです。走り終えた後は達成感や、やりきった感、また安堵感など、色々な顔が伺えました。また何よりも、走り終えた後の生徒たちの爽やかな顔が本当に印象的でした。何か目標に向かい、結果はどうであれ最後までやりきった後の生徒の姿は素晴らしいものでした。
 1・2年生については、来年のマラソン大会でも今年以上の頑張りを見せてくれることを期待したいです。また、今後の生活の中で、この経験を生かして色々なことに挑戦し、やりきった後の充実感を感じていってほしいと思います。



【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 菅原 敦子■◆■

 今年度の1学年のアスリート進学コースのスキー実習は,長野県の志賀高原一ノ瀬スキー場において2月7日(火)~10日(金)の3泊4日で実施されました。
  スキー場までの移動が昨年までと異なり、今年は東京駅に集合し北陸新幹線で長野駅へ向かい、その後バスでの移動となりました。来年度の研修旅行に向けて新しい試みでした。広い東京駅での集合に多少不安がありましたが、団長の島村先生の事前指導もあり、集合時間の10分前には全員集まることが出来ました。
 この実習では、宿舎で4日間寝食を共にする中で仲間との絆を深め、また、最終日にはSIA公認の国際スキー技術検定を受検しました。生徒の大半がスキー初心者でしたが、5つの班に分かれて、最終日の検定でより高いランクでの合格を目標に、体力の続く限り実習に励みました。初日は雪の上で一列に並ぶことさえ出来なかった班が、2日目にはリフトを降りると素早く整列し、指導員に従い、合図とともに滑り出すまでになりました。実習を受けるごとに指導員の方々が感心するほどの上達を見せ、検定ではシルバー1名,セミシルバー11名,ブロンズ42名,セミブロンズ6名が認定を受けることが出来ました。
 宿舎では、入浴、食事、各部活ごとの夜練習に加え、一日の振り返りを欠かさず行い、日誌の記入、班ごとの健康観察も行われました。食事はブュッフェでしたが,大半の生徒が栄養のバランスを考えて食べており,アスリートとしての意識の高さを感じました。3泊4日の実習の中で失敗もありました。しかし、失敗は自分を、チームを一回り成長させてくれるものだと思います。高校生競技者として、活躍を志す、希望に満ちた1年アスリート進学コースの生徒達の更なる成長を期待しています。
 競技生活に支障を来たすような大きなケガもなく、帰ってくることが出来たことは何よりでした。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 渡邊 啓晃■◆■

 最近は、本八幡神社の近くの通称、神社公園を使って遊ぶ機会が増えています。
 園児もつり橋を渡れるようになったり、滑り台やタイヤに上ったり、走ったりと活発になっています。
 公園に行く途中の道では、近所の方々から「可愛いね」「頑張って歩くのよ」「いい子ねー」と話しかけてもらうことも多くあり、話しかけてもらうと子ども達もニコニコしながら挨拶や言葉のやり取りを楽しんでいます。
 また、最近は地域の方や他の保育園と一緒に遊ぶ機会が増えてきました。ある日の神社公園での出来事を紹介したいと思います。
 私たちが、神社公園に着くと、他の保育園の4、5才児が遊んでいました。最初は、空いている固定遊具を使い、子どもたちなりに気を使いながら過ごしていました。すると、他園の友達が「先生は何歳なの??」と聞いてきました。そこで「(冗談で)8歳だよ!」と答えると、それをきっかけに本園の子ども達も会話に加わってきました。その後、私が他園の子ども達とおいかけっこをしていると、本園の1歳児の子ども達も自然と加わり、「キャー」と言いながら楽しそうに一緒に走っていました。次第に2歳児も一緒になり…大人数でのおいかけっこになりました。私が他園の子ども達と話す姿、遊ぶ姿を見て、本園の子ども達もそれを真似して他園の友だちと積極的に関わり、その姿に成長を感じました。
 おいかけっこでは、「鬼は帽子を白にして」と伝えると、ちゃんとひっくり返して被ってみたり…出来ないときはお兄さんお姉さんに手伝ってもらったりしていました。私が「沢山走って疲れたね!」と話しかけても、子ども達は疲れを見せず、他園の友達を捕まえようと待ち伏せし、捕まえるとニコニコと笑っていました。捕まった他園の友達は悔しそうな姿を見せていました。きっかけこそは保育者からでしたが、自然と他園の友達と関わり、一緒に全力で動き、楽しみ、そして憧れを持って接する姿があり、保育者が仲介しなくても自然と交流を持てていることに驚かされました。
 私は、このような経験が持てたことをとても嬉しく思います。今後も、地域の方々との交流を積極的に持ち、本園の子ども達を通じ、子ども達はこんなに活発に"動ける""遊べる""楽しめる""考える"ということを地域の人にも感じてもらえたらと考えています。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 長谷部 彩香■◆■

 2月8日、9日にたんぽぽ組(1・2歳児クラス)の保育参観を行いました!
 5月の保育参加ではママやパパが来てくれた嬉しさから甘える姿の多かった子どもたち。保育士一年目の私は、初めての保育参観で、「楽しんでくれるかな~」「少しでも成長した姿を見てもらえるといいな」と不安や期待もありました。前日に「明日はママたちにかっこいいところを見せてあげようね」 と伝えた際に「うん!!」と嬉しそうな表情をする子どもたちを見て私の緊張もすぐにほぐれ、今回の保育参観ではどんな姿が見られるのかと楽しみになりました。
 そして迎えた一日目。公園でしっぽとりやかくれんぼ、砂遊びなど好きな遊びをしました。嬉しそうにママたちと手を繋いで公園へ向かう姿が見られたり、公園ではしっぽ取りやかくれんぼで一緒になって遊んだりと子どもたちもママたちもとても楽しそうでした。また、砂場ではスコップやカップを使い料理に見立てて遊んでおり、仕上げに葉っぱを乗せる姿を見て「こんなこともするんだ!」とママたちは驚いていました。
 二日目はあいにくの雨…。室内で紙コップけん玉を作ったり、粘土遊びをしたりしました。以前紙コップにお絵かきしたことがあったので子どもたちにはお手の物。ママたちにひもを通すなど難しいところをやってもらい完成!自分たちで作ったけん玉で遊び、玉が入ると「せんせ~はいったよ!!!」と大喜び!お友達のママにも「みてみて!」と得意げでした。
 時にはママたちと「こんなこともありましたね~」と子ども達の成長を懐かしむこともあり、私たちも楽しい二日間でした。
 参観後のおたより帳には「楽しかったです!」「子どもたちの成長を見ることができて良かったです!」等の言葉もあり、嬉しく感じるとともに「これからも頑張ろう」という活力にもなりました。このクラス、このメンバーで過ごすのもあと約一か月ですが、保育士になって初めて担任を持ったクラスの子どもたちなので、卒園するまでずっと成長を見守っていけたらと思います。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 三輪 由香■◆■

 前の週から、年齢ごとに豆を入れる枡を作り、年長児は初釘打ちに挑戦しました。
 子どもたちの目の前で焼いたイワシを使った柊とイワシの頭の飾りを、それぞれの保育室の前に飾るなど、準備は万端!ちなみに、飾りに使わなかったイワシの身の方は、子どもたちと一緒に美味しく頂きました。〝おいしい!もっとちょうだい!〟と0歳児が並んでおねだりしていて、とてもかわいかったです。
 そんな楽しい雰囲気も節分当日には一転し、子どもたちもどこかドキドキした様子で、職員の傍から離れられない子もいれば、配られた落花生を嬉しそうに握っている子もいました。
 今年は、早めに柊イワシを準備したからきっと鬼は来ないだろうな…と思っていたその時!子どもたちの元に鬼が登場!!あまりの怖さに職員の後ろに隠れる子や大きな声を出して泣き出す子、声も出せずにその場に座り込んでしまう子、鬼に立ち向かおうと必死に落花生を手に持ち、行こうとするものの…いざ鬼の前に行くと落花生を投げられずにいる子もいました。
 その時、裃を着た福の神役の園長が現れ、特別な落花生を投げました。その姿を見て、周りにいた年中児の男の子も一緒に鬼を退治しようとしました。今年の鬼は去年よりも力が強く、やっつけるのに時間がかかりましたが、無事退治に成功しました。〝また来年来るから!〟と不吉なセリフを言い残し、退参していったことが気がかりです。
 鬼がいなくなった直後の子どもたちは力が抜けたようで少しの間、その場から動けなかった子もいましたが、しばらくするといつもの子どもたちに戻り、元気いっぱいの姿になりました。
 日本の伝統的な行事を大事にして、子どもたちが実際に身体で感じ経験できることをこれからも取り入れていきたいと思います。また来年も楽しみです!



【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 由田 新■◆■

 新入生のための導入教育である「スタートアップ・カレッジ」全4回が終了しました。
 11月から2月までの毎月1回ずつ、新入生は短大へ通い、本学での学びを体験しました。
 入学してくる学生たちの様子を見ていると、高校までの学びは、授業でやったことをとにかく覚えて、テストでいい点を取るという形に陥りやすいようです。大学での学びは必ず正解があるというわけではありません。"批判的"に物事を捉えていく姿勢が必要です。1つの正解を覚える形から、自分でその時々にあった一番ふさわしいものを選んでいく、常に問い続けていくという形へと変わります。また、高校とのギッャプも小さくはありません。授業時間は、それまでの倍に近い90分になりますし、クラス、ホームルームといった感覚は薄くなります。
 そのような中で、新入生たちが4月からの本学での学びや生活にスムーズに入って欲しいと願っています。
 今回、保育の学びの入り口として、まずは、自分が楽しんでみる活動を毎回行いました。具体的には、わらべうた・伝承遊びをやってみる、造形的な表現活動を楽しんでみるというようなものです。また、子どもの映像をみて話し合ったり、福祉の世界に触れてみたりといった授業も体験しました。ピアノやギターといった楽器に触れたことのない学生のために入門講座も行いました。
 最後の回には、明徳の「総合保育創造組織」を構成する関係園の先生方に参加していただき、各園での子どもの様子や育ち等についてお話しいただきました。新入生にとっては、現場の先生方の話に触れ、ますます保育に興味を持つことになったのではないかと思います。関係園は、今後、様々な体験をさせていただける学びの場でもあり、これをきっかけに是非かかわりをもっていってほしいと願います。土曜日にもかかわらず、ご参加いただいた先生方どうもありがとうございました。
 こういった活動を通して、初めてのメンバーと一緒にいる緊張がとれ、徐々にリラックスしていく新入生の姿が見られました。新年度が楽しみです。



【法人】

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