学園ニュース

学園ニュース 2018年3月号(217号)

【短大】

■◆■千葉明徳短大 助教 髙森 智子■◆■

 3月15日(木)に、47回生の卒業式が行われました。
 「先輩がいなくなって淋しい」と泣いていた1年生の姿に、2年生の存在の大きさを改めて感じます。教育実習が明けてからの本当にわずかな期間でまとめあげた学園祭、1年生にも広く参加を呼び掛けて実施したスポーツ大会など、事あるごとに“底力”を見せてくれた学年でした。式後のパーティーでも、会場全体を巻きこんだゲームやダンスを企画したり、教員への感謝をこめたサプライズとして卒業生全員が合唱したりと、ここぞという時には学年全体が協力して、大きな力を発揮していたと思います。そこには、互いへの信頼関係もあったということは言うまでもありません。卒業式で語られた「卒業生からのメッセージ」において、卒業生の代表から学年全体へと向けられた「大好きです」という言葉が、それを象徴しているようでした。
 この先一人の社会人としての道を歩き始めることに、期待や希望だけでなく不安を抱いていた学生も多かったでしょう。けれども、本学では「体験から学ぶ」ということを大切にしてきました。座学だけでなく、実際に保育や福祉の現場に入る実習、自分たちの日常とは異なる文化に触れるフィールドワーク、あるいは一見保育とは無関係に思える学園祭などの行事を通して、学生は幾度となく壁にぶつかってはそれを乗り越え、その度に自らの学びを深めていったと思います。そのことは、これから先も彼らを支えてくれる糧となるはずです。実際、卒業生を代表する学生が壇上で語った「卒業生からのメッセージ」からは、これから現場に立つことへの不安だけでなく、2年間保育を学んできた者としての自負や希望も感じることができました。
 これからは、保育者として就職した卒業生と教員とは、「保育に携わる者」として対等な関係になります。現場に出た卒業生が、時に悩みながらも、活き活きとした笑顔で自らの保育について語りに来てくれるのを楽しみにしています。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 和田 有香■◆■

 3月17日(土)。暖かな春の日差しのもと、92名の子どもたちが巣立っていきました。
 卒園式を迎えるまでの子どもたちは、就学に向けての期待と不安からか、どことなく落ち着かない様子。ちょっとしたことで友だちとケンカをする子が増え、別れを惜しむかのように、保育者の傍を離れようとしない子もいて、心の葛藤が窺われました。
 そんな葛藤と向き合う中でも、卒園に向けてのカウントダウンは止まりません。記念品に絵を描いたり、年少・年中組や園長先生と食事をしたり、ドッジボール大会や、リレー対決と、卒園までやらなければならないこと、やりたいことは山のよう。
 でも、この最後の活動一つひとつが、子どもたちの気持ちを落ち着かせ、卒園に向けての準備になっていたような気がします。
 卒園式当日。子どもたちは、堂々と入場。在園中歌い続けた園歌を、きれいな声で歌い、一人ひとりが立派な返事をして、証書を受け取っていました。受け取った証書を掲げる自信に満ち溢れた姿は、今でも目に焼きついています。
 式終盤には、別れの歌と言葉があり、年中組から「年長組さんありがとう」の言葉に続き『またあおう』の歌を贈られました。卒園児からは、式に参加する全ての方に向け、感謝の言葉と『ありがとうこころをこめて』の歌を、職員からは『こころのねっこ』を子どもたちに贈りました。そして、最後は『さよならぼくたちのようちえん』の歌で幼稚園にお別れ。いつもはやんちゃな子どもたちも、笑顔で接する保育者も、涙々のお別れとなり、式後の保育室では、しばらく泣き声がこだましていました。
 今年度は卒園記念品として“木蓮の木”を2本と、登り棒下に安全対策として“アネビーマット”を寄贈していただきました。卒園式に続いて行われた植樹式でいずれも披露され、白木蓮は卒園児を祝うかのように、当日にきれいな花を咲かせてくれました。いつかこの木を見に、成長した子どもたちが戻ってきてくれることを楽しみにしたいと思います。
 また、この日最後に行われた卒園対策部主催の『ありがとうの会』は、笑いの絶えない、とても温かく楽しい時間でした。前園長の柴田先生もお祝いに駆けつけて下さり、子どもたちもとても嬉しそう。バルーンリリースも行われ、子どもたち、保育者、保護者の願いをのせて、空へと飛んでいきました。
 入園してから卒園まで、幼稚園での一つひとつの経験が、これから先の成長を支えてくれる根っこになったと思います。子どもたちには高く高く、大きく大きくホップ・ステップ・ジャンプ!!してほしいと願っています。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 中澤 祐樹■◆■

 3月17日(土)〜19日(月)の期間で、中学校2学年は白子町での「磨き課程」オリエンテーション合宿に行って参りました。
 。この合宿は普段ではなかなか長時間確保できない自習や授業を通して、やりきった達成感とともに自習の仕方を学び「磨き課程」に繋げていく準備合宿です。
 授業は全員を3クラスに分割して、それを基に国数英の3科で実施をしました。普段と環境が違うこと、また各自立てた目標もあり、全員集中した状態で習熟度別授業を受けました。
 初日は渋滞もあって到着が遅れ、予定を変更して実施しました。到着してすぐに自習をスタートしましたが、初めは落ち着かずどうすればいいのか分からない生徒も多くいました。しかし、授業や周りの雰囲気を感じ取り、少しずつ全員が勉強へのモチベーションを上げて臨むことができました。
 2日目は朝から希望者のみで海岸まで散歩をしてリフレッシュ。朝食を取ってすぐに学習がスタートしました。前日の雰囲気とは異なり、自習の時間に慣れた様子でした。「時があっという間に過ぎた」と言う声も聞こえてきました。
 3日目は授業ではなく全て自習としました。疲れが出ていながらも粘り強く頑張っていました。
 また2日間通して、夜には漢字テストと単語テストを行いました。普段朝学習ではなかなか高得点を取ることができない生徒も満点や合格点を取るなど、自習の成果を存分に発揮しました。その嬉しそうな顔がとても印象的でした。
 生徒の感想の中には、「眠さに負けそうになった時も、隣の友人がテキストを開いて学習しているのを見て自分を奮い立たせました」「自分ってこんなに勉強できるんだ、と言うことが分かりました」と言う声もありました。また、具体的に「単語をたくさんやってきたから、英文が前よりもスムーズに読めた気がします」と言葉にした生徒もいました。
 ガイダンスを行った際には、生徒たちはあまり気持ちが進まないようにも見えましたが、実際に行ってみると想像以上に頑張って乗り越えました。もう「磨き課程」です。この経験を基にもっと飛躍してくれることを期待しています。



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 麻生 正毅■◆■

 去る3月1日(木)、347名の生徒がこの千葉明徳高等学校を卒業し、次のステップへ向けて巣立っていきました。
 3年前の入学の日から、生徒一人ひとりが胸を張り、自らの高校生活に誇りを持って卒業するためにはどうすれば良いかを追求しながら様々な教育活動を学年団・教科担当一丸となって行ってきました。
 卒業式では、クラス担任より呼名を受けた生徒の凛とした声、体育館を震わせるような「卒業の歌」に感動しなかった参列者はいなかったのではないでしょうか。その歌声は今まで育ててもらった保護者へ、そして教職員や共に支えあい切磋琢磨してきた友人たちへの感謝の気持ちが込められているように聞こえました。
 347名の生徒達がこの千葉明徳高等学校で学んだ多くのことを活かし、自らの幸せを掴んで、日本だけにとどまらず世界の各地で活躍してくれることを期待し、応援し続けていきたいと思います。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 仲 智文■◆■

 あたたかい春の日差しと、涼やかな風に包まれながら、3月17日(土)に、平成29年度修了証書授与式が行われました。
 卒園児14名の大きな一歩を祝う為、福中理事長をはじめ、八街に拠点を置く議員や小学校、保育園等の代表の方が多く列席された、明徳やちまたこども園の卒園式。普段とはまた違った様子に卒園児も緊張しているかと思いきや、対面して座るお父さん、お母さんの顔を見ながらニコニコと照れている様子。緊張に包まれた式典も厳かで良いものですが、時折笑顔がこぼれる卒園式もまた、明徳やちまたこども園らしさに溢れていると感じました。
 修了証書授与では壇上で、「恐竜博士になりたいです!」「幼稚園の先生になりたいです!」と、普段は恥ずかしがり屋の子も照れ屋の子も、一人ひとりが堂々と胸を張り、大きな声で証書受け取り後に将来の夢を語りました。その顔は皆、キラキラと希望に溢れています。
 やんちゃで頑固、集団行動やじっとしているのは苦手。そんなイメージのあったそら組。卒園式の練習中も、集中しきれない様子が見られており、少しバタバタとした卒園式になるのかなと思っていたこちらの予想を見事に裏切り、びしっと決める姿。「僕たち私たちは、しっかりやれるよ」と最後に大きな安心を私たちにプレゼントしてくれました。
 卒園式終了後、お祝いの会も行い、そこではこども達から保護者に感謝の言葉と手紙を贈りました。一人ひとりが自分の言葉で想いを伝える姿そのものが、保護者の方たちへのもう一つのプレゼントであったように思います。
 1号園児も2号園児も、3年間在籍した子も2年在籍の子も、一人ひとり違うけれど同じキラキラ笑顔で巣立ちました。そんなこども達と保護者の皆さんにとって、明徳やちまたこども園がいつでも帰ってこられ、いつでも羽を休ませることができる、止まり木になれたら良いなと、大きくなったこども達の背に感じました。こども達の成長に置いて行かれない様、こども園もまた、大きな一歩を踏み出します。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士(年長児担当) 吉田 勇太■◆■

 3月24日(土)、年長さんの待ちに待った卒園式の日がやってきました。
 晴れ渡る青空のもと、7名の年長さんが登園してきました。元気よく「おはよう」と挨拶する子、ドキドキした表情で手を繋いできた子、友だちと楽しく笑い合って支度をする子など様々でした。お母さん方が一堂に集まって制作した繭玉のコサージュを胸につけ、まもなく入場!というタイミングで「もう一回トイレに行きたい~」「靴下反対だった~」と若干のハプニングが起きながらも、無事に開式することができました。入場後まもなく子ども達の表情を見ていると、先ほどまでのじゃれて楽しく笑い合っていた表情や、ドキドキした表情はどこへやら…キリっとした表情で壇上を見つめていました。その集中力は証書授与や卒園の歌でも発揮されました。大きな声で返事をしたり、丁寧に歌い上げたりと、「おうちの人にステキなところを見てもらおう!」というみんなで掲げた目標を十分に達成するものでした。一人ひとりの全力の姿にお母さん方だけでなく、筆者も子ども達の前でとうとう初めて涙を流してしまうほどの感動がそこにありました。式が終わり、卒園ということがはっきりと分かってきた一人の女の子が控室で大泣きしていました。その女の子をなぐさめる年長さん6人。「悲しくなっても僕たちもいるから大丈夫だよ」「一緒にいるよ!泣かないで~」と懸命に励ます友情や思いやりが溢れる姿に、5年前の新卒時から見続けてきた子ども達の成長を感じ、またも涙が止まらない筆者。女の子と一緒になぐさめてもらったのは言うまでもありません。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 常松 夕香、渡邊 絵里梨、信田 ますみ■◆■

 明徳本八幡駅保育園には、0歳児クラス(12名)、1・2歳児混合クラスが3グループ(1歳児各7名 2歳児各6名)、計51名の子ども達が生活しています。
 今回は、来年度1歳児クラスに進級する子どもたちの姿や、保育者の思いをお伝えします。
 《0歳児クラス(ひよこ組)》
 12名の子ども達に担当制保育を取り入れてすすめてきました。月日を重ねるごとに、自分の担当保育者や生活の流れを理解してきた子ども達。年明けには、同じグループのメンバーがわかり、休んでいる子の椅子を触りながら「いないねぇ。」と言う姿や、自然と集まり傍にいる事が増えています。小さな友達の輪が、子どもたちの安心感に繋がっているようです。そして、ひとりひとりが安心して過ごすためには、絶対的な安心感のある特定の大人の存在が必要です。様々な場面で、特定の大人を求めます。その都度思いを受け止め、時には励ましたり背中を押したりするやり取りを大切にしてきました。アイコンタクトでやり取りが出来る様になった時には、愛着が深まった事を実感しました。
 また保護者とは、送迎の際に小さな事でも子どもの姿を共有し日々の関係作りを意識してきました。3月の保護者会で、「進級に向けて不安な事はありますか?」と質問したところ、どの家庭からも声があがらなかった事がとても嬉しかったです。保護者の安心は子どもの安心に繋がると同時に、私たち保育者の安心・喜びにもなりました。
 4月から、新しい環境での生活が始まる子ども達。1歳児との交流を持てるよう3月から、バルコニーで遊ぶ時間や夕方の時間を使って機会を増やしてきました。お兄ちゃんお姉ちゃんが遊ぶ姿に子どもたちは皆興味津々で、「ぼくも!わたしも!同じことをしてみたい!」と意欲満々!1度や2度失敗しても、どうしたらできるのか考えて挑戦する姿に勇ましさも感じられるようになりました。
 保育者にとって大切なことは、どんな時でもこの子なら必ず乗り越えられると信じる事。
 1・2歳児混合保育になる事で今まで以上に友達の輪が広がり、子どもの成長を見守る職員も増えます。子どもたちにとって、大好きな大人が増えるという事をとても嬉しく思っています。
 1年間、私たちの愛情にたくさんの笑顔と成長で応えてくれた子ども達は、『小さな社会』から『少し大きな社会』のドアを開きます。
 ひよこ組職員一同、『この子たちなら大丈夫!!』と自信をもって送り出します。



【法人】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 2月27日(火)に学校法人千葉明徳学園理事会、3月24日(土)に学校法人千葉明徳学園評議員会・理事会が開催されました。以下のとおり概要を報告します。

-2月27日(火)開催 理事会-
理事7名出席、監事2名参加のもと、10時から本館1階理事応接室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 千葉明徳短期大学学長選考について
第2議案 千葉明徳短期大学特別奨学金の学費支援に関する規程及び就学支援奨学金に関する規程の変更について
第3議案 千葉明徳高等学校 教育課程表の一部改訂について
第4議案 平成30年度役員報酬、役職手当及び給与体系表について
第5議案 育児休業法の改定に伴う関連諸規程の一部改訂について
第6議案 その他
■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.常任理事会報告について
3.その他

-3月24日(土)開催 評議員会-
評議員35名出席、監事2名参加のもと、13時30分から学園本館会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 理事・監事及び評議員の任期満了に伴う重任について
第2議案 平成29年度第2次補正予算について
第3議案 平成30年度事業計画について
第4議案 平成30年度当初予算について
第5議案 学校法人千葉明徳学園 寄附行為の変更について
第6議案 短期大学、高等学校の2号基本金について
第7議案 その他
■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.その他
  ※評議員会終了後、評議員に向けて以下の講演が行われました。
「生実を歩く」〜その歴史と史跡
講演者:川出 優氏(元 千葉明徳高等学校教諭)

-3月24日(土)開催 理事会-
理事7名出席、監事2名参加のもと、15時45分から本館1階理事応接室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 理事・監事及び評議員の任期満了に伴う重任について
第2議案 平成29年度第2次補正予算について
第3議案 平成30年度事業計画について
第4議案 平成30年度当初予算について
第5議案 学校法人千葉明徳学園 寄附行為の変更について
第6議案 短期大学、高等学校の2号基本金について
第7議案 こども園開園に伴う園則の変更について
第8議案 学校法人千葉明徳学園 就業規則の変更について
第9議案 こども園開園に伴う校地・校舎の変更について
第10議案 明徳浜野駅保育園 運営規程の改正について
第11議案 産前産後休暇期間中の給与無給化について
第12議案 その他
■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.平成30年度辞令交付式について
3.常任理事会報告について
4.その他

【法人】

Copyright © CHIBAMEITOKU All rights reserved