学園ニュース

学園ニュース 2018年7月号(221号)

【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 講師 池谷 潤子■◆■

 今年の公開講座「めいトーク」では、保育者がともに学ぶ「新しい指針・要領と保育実践をつなぐ」を企画しました。
 第一部の増田まゆみ先生(元東京家政大学教授)による講演では、卒業生にとってリカレント教育(生涯教育構想)、キャリアパスとしての意味合いを持たせたいという願いもありました。「自分のよさを認識できない人が、同僚や保護者のよさを認識できるでしょうか」という問いから、まずは自分(自分が働いている園)のよさを認め、その上で課題意識をもつこと。また、ある園で子どもたちが園庭の高い木によじ登って、その木を揺らすことで、木の枝や葉っぱについていた前日の雨が「雫」となって落とされる様子の映像を見た後に「実習指導者として、実習生に子どもたちが遊んでいる姿についてどのように説明しますか」「私の園の保育をどう伝えますか」という、保育者の子どもや遊びについての価値観、実習生への指導の視点があらわれるグループワークなどを行ないました。「映像の視聴、思考、可視化⇒他者への報告⇒よさを共有する」なかで、子どもの経験・学びを読み解き、新指針・要領で示された幼児期の終わりまでに育ったほしい姿と関連づけながら考えを共有することが、質の向上につながるというお話を伺いました。
 第二部での対談者中山昌樹先生は栃木県佐野市にある「あかみ幼稚園」の理事長で、その広大な敷地には、動物、焼き窯、学童クラブ、保護者が運営するカフェなどがあり、まさに認定こども園の「地域の子育て拠点としての役割」を果たしています。幼稚園がこども園に移行することで子どもたち、職員、そして保護者にとってのメリットや未満児の「小麦粉粘土あそび」が、年長児の「保護者や近隣の方々の協力を得ながら3日3晩掛けて焼く卒業作品」に発展していく取り組みなどについてお話されました。
 参加者からは、「保育について可視化したり、他園の保育者の考え方を聞く機会があまりないので、保育のひと場面を切り取って考えていくこと、話し合っていくことの重要性を感じました」など、翌日の保育への元気を頂いたとの感想が寄せられました。



【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 明石 現■◆■

 2年生の選択必修科目「音楽表現演習Ⅲ」発の企画として、7月19日(木)に短大の講堂に於いて「明徳はうたう」を開催しました。
 5年前から、教職員と学生が互いの演奏を通じて音楽を共有するコンサートとして、年に2回「明徳はうたう」を前期と後期に分けて行っています。
 今回はフィールドワーク「スペイン」の相互交流として来日中のアタウルフォ・アルヘンタ音楽院(スペイン北部カンタブリア州都・サンタンデール)の学生8名と教員2名、計10名の皆さんをお迎えした特別版のコンサートとなりました。スペインの皆さんは、自国スペインの香りたっぷりの楽曲を、ピアノ、ヴァイオリン、オーボエ、フレンチホルン、歌により素晴らしい演奏で聴かせてくださり、また、本学の2年生は、幼稚園実習が終わったばかりの限られた時間の中で、音楽の先生方の熱心なご指導の下、ハンドベル、影絵を交えたピアノ伴奏による合唱、ギター合奏、手話合唱など、多彩な曲目を聴かせてくれました。そして、プログラムの最後には、スペインの学生による詩の朗読(日本語とスペイン語)が静謐なピアノ伴奏に乗せて披露され、会場は静かな感動に包まれました。
 保育者養成校における音楽教育には、多様な角度からのアプローチが必須です。いわゆる「子どもの歌」の練習に重きを置くに止まらず、優れた音楽芸術に触れ、感性を揺さぶられる経験を積むことが肝要であり、そのことが結果として学生の皆さんの「領域を横断する力」につながると思うのです。今回の「明徳はうたう」がその一助となってくれることを願うばかりです。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 髙岡健太郎■◆■

 中学校舎の屋上に設置された天体ドームには、L40cm級カセグレン式の反射望遠鏡を備え、肉眼では観察の難しい、恒星・星団や惑星を観察することができます。今年度も学期毎に希望者を募り、1学期は11回の開催を予定し、1年生を中心に50組ほどの希望が挙っています。
 6月は季節柄、雲が厚いときもあり、始終星を見ることはなかなか難しいですが、雲がないときには西の空の低い位置に金星が明るく見え、その後、獅子座が見えてきます。南東の空には乙女座のスピカを見ることができ、その近くに木星が見えます。木星は太陽系最大の惑星で縞模様や大赤斑で知られるガスの惑星で、望遠鏡を覗くと木星を回るガリレオ衛星の姿を見ることができます。木星の下には蠍座の赤いアンタレスが見えます。また東の空には夏の星座が昇ってきます。参加者は生徒も保護者も分け隔てなく、実際に空を見上げ、また望遠鏡を覗き、星を見ては歓声を上げていました。
 山本先生は、星の観察の合間に、解説をされ、また以前撮影した星々の写真を見せてくれるなど、星々をより身近なものに感じさせる工夫をして下さいます。年間を通じて観望会は行われ、様々な星々を観察することができます。これからも多くの方々に参加して頂きたいと思います。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 渡邉 啓明■◆■

 一歳児うさぎ組は7月になってからも日陰の多い神社参道に遊びに行く事を楽しみに出かけています。
 遊んでいる時は汗を沢山かいて、子どもたちはCM依頼が来るかと思うほどおいしそうに水を飲んでいます。
 「参道に遊びに行こうよ」と子ども達に伝えると帽子を取りに行き準備万端!!片付けしていない事を伝えると、そうだったとばかりに使っていた物を頑張って片付けてくれます。使っていた物をあった場所に戻せるようになってきた姿を見ると成長を感じます。言葉も多く出てくるようになりバギーに乗りながら「車 来た!」と嬉しそうに二語文を使って教えてくれます。「先生もバイク持っているよ」と以前言った事もよく覚えていて「先生 バイク あった」とバイクを見ると毎回大きな声で教えてくれます。近所の人にも教えるのでちょっぴり恥ずかしく思います。参道に行った時にカナヘビを見つけ捕まえて、近くで見たり触ったりしました。後日いろいろなものを見て話をして参道に到着すると・・・「ヘビー!!」と子どもから声が上がり、思わず辺りを二度見してしまいました。よく子どもの声に耳を傾けると「○○ヘビ」と言っていて、「カナヘビを見つけた事覚えていたんだね!」と聞くと「うん」と言ってニコっと笑ってくれました。その後、カナヘビには残念ながら出会えていませんが、毎回「いるかな?」と職員に尋ねるカナヘビに会いたい子どもたちです。生き物が好きな子ども達はよくカバ、ワニ、カメの歌をリクエストしてくれます。参道には馬、こま犬等の飾りがありとても興味津々な子ども達!こま犬は口が空いているのと閉じているのがいる事、どのように違うかを保育士が真似して見せると何やっているのかなという表情で「じーっ」と見ていた子ども達でしたが...2日後に参道に行くと「先生 見て」と言って「ガオー」「ン~」とこま犬の横に行き格好も同じように座り真似っこ!時折開いている方で閉じたり、その逆もあったりしましたが何度も教えてくれました。間違えて「あっ」と気が付く顔もとってもかわいらしかったです。今では行くと一度はこま犬ごっこをしてから遊んでいます。
 戸外遊びを通じて子ども達とこま犬の様に阿吽の呼吸でやりとりが出来るようになりたいと思ったエピソードでした。




【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 柴田 千夏■◆■

 7月6日(金)に七夕・地域交流会を行いました。
 子どもたちが願いを込めてつくった七夕飾りや短冊でいっぱいの笹が置かれた保育室☆ そこに“いまからどんなことがはじまるのかな~?”と、わくわくした様子の子ども達が集まりました。
 七夕会のまず始めは「たなばたさま」の歌。きれいな歌声が保育室に響き渡りました。職員による劇では、夜空に広がる天の川を見て「きれいだねー!」と目をキラキラと輝かせる子ども達…。とても穏やかな雰囲気の中、会が進行していきました。
 短冊紹介では、年長さんがみんなの前に立ち、発表をしてくれました。「パンケーキやさんになれますように♡」「やきゅうせんしゅになれますように!」「にんじゃになれますように!」など、緊張した表情を見せながらも、大きな声で自分の願いを話していました。その姿に、会場からは大きな拍手が湧き…。誇らしげな笑顔を見せる年長さんでした!!
 その後、地域交流会が始まり、さつき会の方々が大江戸玉すだれを披露してくれました。「さては、大江戸玉すだれ~♪」の歌や踊りに合わせて、次々に変化していくすだれを見て、「つりざお!」「はし!」「さんかく!」と答えたり、リズムにのって拍手をしたりする子ども達。その明るい表情や掛け声から楽しさが伝わってきました!
 そして最後は、子ども達、さつき会の方々、保育者全員で一つの輪になって「千葉おどり」を踊りました。そこにはたくさんの笑顔が溢れていて、みんなで楽しい時間を共有できているのだな…と嬉しく思いました。
 お迎えの時には、家庭に持って帰る笹飾りを大事そうに握りしめていたり、「明日、天の川見られるかな~?」と保護者と会話をしていたりする姿もあり、微笑ましく思いました。
 たくさんの想いが詰まった子どもたちの願い事。お空に届いていますように…☆



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 主幹保育教諭 花井 洋平■◆■

 今年度、年長児は保護者を巻き込んだデイキャンプを行いました。
 当日を迎えるにあたり、自分たちで食べる夕食決めや、夕飯の食材とおやつを各グループで近所のスーパーへ買いに行きました。デイキャンプは、当日だけではなく、当日までのグループ活動や準備などを通し、クラスとしての集団意識や仲間意識をもつことも目的としています。 当日はあいにくの雨…。それでも、明徳短期大学から借りたテントを、子どもたちと一緒にクラスで組み立てました。このテントは自分たちの居場所となります。  午後3時からは、保護者も参加しました。始まる前に、今回のディキャンプのねらいを園長、担任より保護者へ話をした上でスタート。 各グループに分かれ、保育の中でも作ったピザを作りました。今回は、保護者も保育に参加してもらおうということで、自分の子がいるグループではないグループへ入ってもらいました。そして、生地作りから始まり、野菜のカットやトッピング、ポトフ作り。子どもと一緒に保護者も、自然と会話やコミュニケーションを取る姿が見られました。さらに園庭では、小雨が降る中、桜の木の下でお父さん達がピザ窯でピザを焼いてくれました。他にも日中に収穫したばかりのトウモロコシ80本を、炭をおこし網で焼いてくれました。  八街のお父さんは、ただ焼くだけでは終わりません。どの様にしたら美味しく焼けるかにこだわります。火加減や、ブロックの高さ、醤油の塗り方など、お父さんたち同士で知恵を出し合います。最終的には、なんと簡易的なピザ窯を園にある物を使い作ってしまいました。親父の知恵はすごい!このやり取りを通し、お父さん同士の交流も図れました。  ピザが完成すると、みんなで「いただきます」。お腹いっぱいになりました。食事も終わり、19時を過ぎると辺りも暗くなります。キャンプらしいものを、ということで、親子でマイムマイムを踊ったり、最後は部屋を真っ暗にし、ライトだけを頼りに宝物探しを行いました。  園庭では、サプライズとして職員から花火のプレゼント!子どもたちが自分たちのキャンプを過ごせたことはもちろんですが、保護者にとっても、子どもたちの成長や集団としての姿を見ることができ、有意義な1日となりました。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 中林 忍■◆■

 7月6日(金)〜7日(土)にかけて年長組でお泊まり会を行いました。
 お泊まり会当日までに保育の中で、子どもたちと少しずつ準備をしていきました。クラスやグループで心配なことや不安なことを話し合ったり、夕食づくりの役割分担をしたり、自分がやりたい活動を選んだりする時間を設けていきました。それぞれの役割に分かれて準備していく中で、当日やることが少しずつわかってきて、不安が取り除かれていき、楽しみで当日が待ち遠しいほどになっている子も出てきました。
 当日は、晴天時用の案と雨天時用の案とをミックスさせ、さらにその時の天候で臨機応変に進めていくことになり、スタートしました。大人にとっては悩ましい天候でしたが、子どもたちは張りきって登園してきました。それぞれ普段から生活しているグループごとに分かれて各部屋で身支度を整え、ホールに集合。始まりの会を行い、早速 “夕食づくり”に取りかかりました。
 大きく分けると、「買い物」「料理」「かまど」の3つの役割に分かれての活動となります。天候不順のため、「かまど」の子たちは当初、布団運びや野菜切りの手伝いを行いましたが、雨が上がったため、それまで職員で行なっていた飯盒炊飯を手伝うかたちで、楽しみにしていた火にかかわることができました。また、夕食のカレーができるまでの間、戸外で好きな遊びをすることができ、子どもたちは満足そうでした。後日、経験画を描いた際に、「友だちと遊べたことが楽しかった」とお泊まり会での思い出を残した子もいました。
 夕食のカレーでは、おかわりして食べる子が続出し、「3杯食べたー」と自慢する子もいました。自分たちで作ったからこそ本当に美味しかったのだと思います。夕食後は、ホールでダンスを踊ったり、翌日が七夕ということもあり、『たなばたさま』の歌を歌ったりして過ごしました。さらに「虫」「星」「宝探し」の活動に分かれて雨天の夜のお楽しみを行い、子どもたちの盛り上がりは最高潮。天気が良ければ…という思いもありましたが、雨の中でも十分に満喫して楽しんでいる子どもたちの姿に、こちらも嬉しくなりました。
 お風呂は、高校の合宿所を借りて入らせてもらいましたが、子どもたちは大喜びで浴槽の中で泳ぎだす姿も… その後、布団を敷き、就寝。翌日、朝日とともに早起きする子がたくさんいました。散歩をして朝食をとり、使った部屋や場所を掃除して、降園となりました。保護者の方が迎えに来られて、子どもたちが再会したパパ・ママのところへ抱きつきに行く姿からは、「(さまざまな活動を乗り越えて)頑張ったんだよ」という気持ちが見えてきました。
 子どもたちは、お泊まり会の準備から当日まで、一人では不安なことも、友だちと助け合って一緒に行うことで乗り越えられるということを経験しました。そんな子どもたちとの9月からの園生活が楽しみです。



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校■◆■

 7月29日(日)に、第1回体験入学会が行われました。
 平成31年度入試に向けて、本校の最初のイベントとなりました。
 この日は、台風明けの大変蒸し暑い一日でしたが、多くの中学生やその保護者など、合計1,000名近い方々がご来校されました。
 当日は、本校が現在取り組んでいるICTを駆使し、各教室にネットで動画を配信する試みを実施しました。特にコーラス部のライブ中継ができたことはとても良かったと思います。
 各教室では、学校紹介の後、教員それぞれの個性が溢れる授業が実施されました。
 その後、部活動やICT説明会、校内見学、個別相談等、様々な企画に多くの方々がご参加いただけました。



【法人】

■◆■法人事務局広報室■◆■

 6月28日(木)10時より、高等学校体育館において第71回 学園創立者・福中儀之助先生献花式が、短期大学から保育園まで一堂に会して行われました。

 


【法人】


■◆■法人事務局広報室■◆■

 6月28日(木)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。
 以下のとおり概要を報告します。

 -理事会-
 理事8名出席、監事2名参加のもと、11時から本館1階理事応接室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 明徳やちまたこども園 利用定員変更について
第2議案 認定こども園千葉明徳短期大学附属幼稚園 千葉市保育士等宿舎借り上げ支援事業の補助対象となる借り上げ宿舎の貸与に関する規程の新設について
第3議案 千葉明徳高等学校 授業料減免及び入学金免除に関する規程、並びに東日本大震災に係る千葉明徳高等学校授業料減免及び入学金軽減に関する規程の改定について
第4議案 平成30年度経営改善計画について
第5議案 平成29年度監事監査報告及び平成30年度監事監査計画について

■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.平成29年度エネルギー消費状況総括について
3.常任理事会報告について
4.その他  


【法人】

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