学園ニュース

学園ニュース 2019年1月号(226号)年頭所感特集

【理事長】

■◆■学校法人千葉明徳学園 理事長 福中 儀明■◆■

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
 今年の大きな事業は「第二グラウンド計画」です。外房線と京成線の交差する地点の北東側の山林76,000㎡を借地し、テニスコート・野球場・サッカー場を作ります。
 いいグラウンドが既にあるのになぜ「第二」が必要なのかについて説明します。中高の部員が増えたからというのも一つの理由ですが、将来を見越した新しい教育事業の展開も考えており、こちらが主たる理由になります。
 AIが発達し、人間の仕事の一部を担うようになると失業者が出るといいます。あるいは新しい仕事ができるから失業の心配はないとも言われます。しかし、新しい仕事は高度で知的で創造的な仕事だろうし、仕事場の多くは宇宙にあるだろうと私は予想します。宇宙に行けない人はやはり失業し、useless class になる(ホモ・デウス:ハラリ著)という悲惨な予測もあります。ただしuseless classになるのは途上国の人で日本では中間的な、宇宙には行かないが少ない労働時間で余裕ある暮らしができる人が増えるだろうと予想します。
 その人たちは余暇をどう使うか、と考えてみました。知的レベルの低い人はパチンコかカジノで時間をつぶすでしょう。一方、知的レベルの高い人はスポーツ活動と芸術活動に時間とお金を使うでしょう。そして明徳は後者に加わりたいのです。
 教育のカテゴリーは三つ、すなわち家庭教育・学校教育・社会教育です。我々の仕事は学校教育ですが家庭教育にも足を踏み出しています。保育園の園長が保護者に「朝ご飯を食べさせてくださいね」と言うのは家庭教育の領域です。
 AIが発達した時代には学校が社会教育まで担うことが求められるようになると私は考えています。したがって第二グラウンドは学生・生徒が使うだけではなく、一般に開放する必要があります。
 芸術活動は?――まだ考え付いていません。ほかの社会教育活動は?――これもまだです。グラウンド造成の前に遺跡発掘作業があるはずですから、私も発掘を手伝いながら考えていくつもりです。職員・学生・生徒の発掘参加も歓迎です。
工事は3期に分けて行います。完成は数年以上先、100周年のころになるかもしれません。ご期待ください。




【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 学長 金子 重紀■◆■

 新年明けましておめでとうございます。
 今年、私は60歳になります。60年という年月は、歴史的な変化をもたらしているはずの年月ですし、歴史の年表として私がこの世に生まれてきてからの事実を並べていくと社会の変化が明らかになってきます。特に、私たちを取り巻く科学技術の変化、情報社会としての面の変化が大きいと感じます。
 他方、私自身がその社会の変化の中で、大きく変わったかということを意識してみると、肯定しづらいように思われます。確かに、60年という年月の中で、仕事、家庭等の変化がありましたが、日々の生活の積み重ねの上に今があるということが実感です。日常の中で、日々生活しているというのが私を含めた多くの人々の実感ではないかと思います。
 このように考えると、社会の客観的な変化と私たちの意識の間に隔たりがあるように思えます。言い方を変えるならば、憲法理念において、私たちは社会や国家の主人公であるとされているにも関わらず、私たち自身が社会の変化の主体であるとの意識を持っていないということになります。
 特に、この傾向は、若い世代に強いと言えるようです。端的に選挙の投票率がそれを表しています。なぜなのでしょう。選挙で言えば『投票しても何も変わらない』の答えが多くの人達から返ってきます。その原因は、「社会に愛されたことがない」ということなのではないかと考えています。こんな言葉を使っていいかは分かりませんが、社会との間で『愛着障害』を起こしているのではないかと思うのです。ここで言う「社会」とは、大きい小さいを問わず、家族以外の人々という意味で捉えていいと思います。私たちは、親や保護者に愛されなければ自我を形成や人間関係の距離間の取り方が適切にできなくなってしまいます。社会に愛されたとの経験を持たなければ、社会の中での自己の位置を確認できず、社会との距離感の取り方を適切に取れなくなってしまう。つまり、社会と自己とは全く関係性がないと考えたり、逆に社会に対して過度の期待を持ってしまい、その期待が実現できなかった時には社会に対して恨みをもってしまう等が考えられるのです。情報化社会の中、他者との接触の機会は増加しているものの、その中で大切にされた経験ということが少ないのではないかと思うのです。
 このような傾向があるとすれば、私たちは、改めて地域社会や私たちの身の回りの社会を見直す必要があるのだろうと思います。若い人達に、あるいは、こどもたちに、社会は「厳しいよ」とか「甘くないよ」と言ったり、「人間関係は難しいよ」と言うのではなく、「社会に出ると面白いよ」とか「人とのつながりは楽しいよ」とか言えるようにならなければこのような傾向は止まらないと考えます。確かに、社会に出れば様々な困難と出会いますし、様々な人との関係に悩むことになります。しかし、その前に「社会」から愛される、大切にされる経験を十分に満たされなければならないのだろうと思います。
 現在、短期大学は、少子化の波、保育士不足などの社会状況に揺り動かされています。2年後に短期大学50周年を迎えるにあたって、私たちを取り巻く社会の変化を客観的に把握しつつ、千葉明徳短期大学が何を大切にしていくのか、何を変えていくのかを全学で共有していける年にしていきたいと考えています。  翻って、千葉明徳短期大学は、1人1人の学びを大切にしてきました。体験から学ぶということを大切にしてきました。ここでいう体験は、保育の実践であり、社会の中での体験です。つまり、社会の中での体験です。  新年にあたり、改めて千葉明徳短期大学が大切にしてきたことは、今後より大切にされるべきものであると感じています。大切にすべきものを大切にし続けるとの勇気をもって新たな年に臨みたいと思います。



【中学・高校】

■◆■千葉明徳中学校・高等学校 校長 園部 茂■◆■

 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 千葉明徳中学校・高等学校は、今年度、学校改革第二ステージの二年目の年との位置づけこれまでの歩みを進めてきました。これまで、中高ともに生徒募集も含め、何とか順調に進んできています。これも一重に学園理事会はじめ、すべての学園関係者の皆様方のご理解と、教職員の努力の賜と深く感謝申し上げる次第です。
 さて、教育界では、ここ数年『21世紀型スキルの育成』というキーワードが叫ばれて久しい中、本校もGPIという三つの頭文字で具体的な実践目標を整理してきました。G:グローバル力、P:プレゼンテーション力、I:ICT活用力です。今、中高では、この三つの目標の具現化に向けて、授業や総合学習の取り組みの中で様々な実践を深めています。たとえば、その一つに中学三年生で取り組む『課題研究論文』があります。課題研究論文は、千葉明徳中の創立から大切に実践を積み重ねてきた実践です。このプログラムは、一人ひとりが研究テーマを設定し、一年間、ゼミ形式で進めていきます。
 今年度の発表会は、昨年暮れの12月21日に行われました。約一年間かけて取り組んできた課題研究論文とあって、一人ひとりが自信に溢れ、3年間の成長の証を見る思いのプレゼンテーションが展開されました。中学3年生にとって、この課題研究論文への取り組みは貴重な体験であり、自分自身を大きく成長させる糧になったことと確信しました。
 そして、その中で最優秀プレゼンターに選ばれたのは、根岸 真一郎君でした。根岸君は、『小弓城と房総の戦国史』というテーマで、今、千葉明徳が現存する地から南に500メートルくらいの所に、中世室町の時代に『小弓城』という城が存在したことを解き明かしていきました。根岸君の研究は、様々な文献を読み、さらにその痕跡を自分の足で調査し、時には様々な所を掘ってみては、出てきた物をすぐに埋蔵文化財センターに持ち込むなど、ほんとに歴史が好きなんだなということを随所に伺わせる内容でした。私は、その発表を聴いていて、本校の教育から、こんなにも旺盛な探究心を持った生徒が育ってくれたことをたいへん嬉しく思いました。千葉明徳の建学の精神は、『明徳を明らかにすること』つまりは『自己の可能性を最大限に引き出す』ことです。教育のラテン語の意味は、『引き出す』です。今、千葉明徳中高では、まさにこの探究心を引き出す教育プログラムとして、中1・中2では『土と生命の学習』、そして中3では、この『課題研究論文』、高校1年の進学・ASコースでは『キャリア甲子園』、特別進学コースでは『クエスト・エデュケーションプログラム』を実践しています。今、改めて、これらの総合学習の取り組みを明徳教育の中に着実に定着させていくことの重要性を感じるこの頃であります。
年が明け、三学期がスタートしました。いよいよ、2020年大学入試改革など、中長期的な実践課題を明確にした中で、中高としての着実な歩みを進める時だと決意を新たにしております。
 学園関係者の皆様方の積極的なご理解・ご支援をお願い申し上げ、年頭にあたってのご挨拶と致します。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 園長 米澤 真理子■◆■

 平成最後、そして、新年号が始まる年が明けました。
 年長児が丹精込めて育てた稲は、沢山の太陽の光を浴びて大きく実りました。その米藁を使ってしめ縄を3本作り、新年を迎えました。
 さて、昨年を振り返りますと、4月に幼稚園型認定こども園へ移行しました。未満児と長時間保育用の新園舎も立派に完成し、6月にはお披露目会をいたしました。たくさんの皆様に来ていただきまして、感謝の思いもあり、また、身の引き締まる思いもいたしました。11月には千葉市幼稚園協会の公開研修会があり、千葉市の幼稚園の理事長先生をはじめとして、教職員、そして、千葉市役所職員の皆さまにも来園いただいて公開保育を実施しました。戸外遊びでの様子を見学いただき、「勉強になりました。」等の励ましの言葉をたくさんいただきました。園庭環境をテーマに園内研修をしながら準備をした中では、これまでの園の歴史にも改めて触れ、また、職員間の保育観も共有することができました。仙田考先生(鶴見短期大学准教授)には、園内研修から当日午後の分科会までご指導いただきました。また、12月のこどもの遊びと生活展では、短大の教員と学生にワークショップを担当してもらうなど、短大との連携活動も活発になってきました。
 本年は、こども園としての幼稚園が子どもにとってもワクワクする場所で、保護者にとって信頼できる場所、そして、職員にとってはやりがいを実感できる場所、になるように努力していきたいと思います。決定から準備期間がほとんどない中での移行でしたので、問題は山積みです。新年度は、良かったことは継続し、上手くいかなかったことはより良く改善して、地域に貢献していきたいと思います。
 本年もご支援とご教授をよろしくお願いします。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 園長 丸山 敦子■◆■

 昭和の象徴でもある東京タワーが還暦を迎えた2018年も幕を閉じ、元号が変わる年を迎えるということで、振り返る場面の多い年の瀬でした。
 今年はラグビーのワールドカップが日本で開催される年です。
 トップリーグ戦を見てきた先日のことを年の初めから話をさせていただきます。しっかりタックルを組む2チーム。タックルは一人の力が強くても崩れてしまいます。脳振とうを起こすぐらいぶつかりあう試合が展開され、観客席は応援しているチームがトライをすると歓声が沸き上がっています。試合が終わると敵味方関係なく「ノーサイド、ノーサイド~!!」と両手を振りながら言い放っています。
 観客が、両者を讃えている姿にとても心が温かくなりました。
 そんな気持ちを子ども達が…子どもを取り巻く大人たちが…
 ずっと持ち続けていたら、社会が穏やかで、しっかりした和の繋がりのあるものになるなと感じた場面でした。
 本八幡駅保育園でも、皆さんからの応援を受けながら、そういうチームワークを培っていきたいと強く思う2019年の幕開けです。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 園長 海邉 成美■◆■

 新年あけましておめでとうございます。
 今振り返ると、2010年4月1日にスタートしてから一生懸命に走ってきた気がします。開園後の3月には東日本大震災があり、本園は地域の石油タンクの爆発で避難勧告を受けました。この日は、年長児の卒園遠足で、園児と担任そして私は千葉駅の内房線ホームで地震に遭いました。園と千葉駅の2か所で大きな地震を経験し、初年度から大変な試練を強いられることになりました。
 その後、遠足組は一時間動かない電車の中に避難し、今後運転再開はないというアナウンスを受け、小湊バスで学園へ。そこから公用車で本園に向かい、浜野駅東口に一時避難している園児や職員と合流することができました。ここまでの所要時間は3時間。15時到着の予定でしたが、18時になっていました。遠足の帰りを待っていた保護者や職員が泣きながら無事を喜び、ホッとしたのもつかの間、今度は生浜西小学校まで避難するようにJRと警察から避難勧告があり、誘導されながら小学校へ…。体育館では、災害用の毛布が配られる等、テレビで観る被災地の中継さながらの様子でした。20時になり安全確認が取れたということで、やっと園に戻ることができました。
 9年間を振り返ると様々なことが頭の中を過りますが、このような経験は私の保育士経験の中でも初めてです。被災後、給食が提供できず2週間のお弁当作りに快く協力してくださった保護者の皆さんや水を寄付してくださった地域の方々には感謝の気持ちでいっぱいでした。

この体験から学んだことは、地域との連携と保護者との信頼関係の大切さでした。もちろん迅速な判断力や対応力も大事ですが… 最後は“人と人とのつながり”が支えになりました。ここまで止まることなく走り続けてきましたが、10年の節目を迎えるにあたり本園と自分の軌跡をしっかりと振り返っています。そして力をつけた職員と共に次のステップをデザインし、一歩ずつ着実に前を向いて進んでいけるよう努力していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 園長 丹野 禧子■◆■

 今年も穏やかに年が明けました。皆様あけましておめでとうございます。幸多き1年でありますように・・・・本年も宜しくお願い申しあげます。
 やちまたこども園は4回目のお正月を迎えました。
 暮れに子ども達と洗って干したたくあん大根も八街の風に吹かれて年を越しました。
 今年も八街の自然の中で、親御さん、地域の方々と共に、子どもたちの健やかな成長を見守っていきたいと思います。
 やちまたこども園は、1968年創立者宝利尚氏により八街幼稚園として開園し、多くの地元の子どもたちを育んできました。2015年千葉明徳学園と合併し、千葉明徳学園理事長 福中儀明が理事長となり明徳やちまたこども園として開園しました。このような歴史を背負いつつ、こども園としての機能や子どもたちの保育、教育を考えた時に、今いくつかの課題が浮き上がってきます。その大きな一つは、子どもたちの生活する環境に関するものです。
 こども園は、幼稚園タイプの1号の子ども、保育園タイプの2号の子ども、0、1、2歳の3号の子どもと0歳から5歳就学前の子どもたちを総合的に保育しているところです。
 1号の子は9時から14時の5時間、2号、3号の子は7時から20時までの保育、長い子で13時間園での生活があります。特に、2号、3号の子どもたちが毎日の生活を健やかに過ごすことに視点を当てると課題が見えてきます。もともと4時間の子どもたちの生活を中心に考えられた施設では、最長13時間過ごす子ども達にはあまり適さないと思われる園舎内の環境があります。ですから、0、1、2歳の乳児の保育については園舎が建てられた時には想定されていなかったとはいえ、環境の課題が山積みです。日々子どもたちの成長に合わせ、担任や職員は子どもたちが少しでも過ごしやすい生活を考えて環境の整備を日々しています。手がかかり根本的な解決は難しくなっています。
 やちまたこども園の私達には「夢」があります。創立から51年を経た建物、途中30年前に改築もありましたが是非全面建て替えがしたいと思うのです。0、1、2歳は「人間になる」大切な時期です。愛情たっぷりに、良い環境の中でひとり一人の子どもたちの育ちに心を注ぎたいのです。ある意味、0、1、2歳の幼児をしっかり育てれば、幼児の育ちは保証されます。乳児の需要があっても床面積が足りずお子さんを受けいれられない現実があります。せっかく、明徳やちまたこども園を選んで来てくださる保護者に応えたいとも思います。
 3、4、5歳の幼児については、自分の好きなことにとことん取り組める生活と、友だちと関わり合いながら「人となる」ことの経験を十分にできるような環境を考えていきたいのです。卒園した子どもたちの学童保育の環境も併設できれば、兄弟のお迎えが一か所で済むという親にとっても子どもにとっても心強い環境になると思います。そこに、子育て支援の部屋、一時保育の部屋を併設すれば地域のニーズにこたえる施設になると思います。
 子ども一人ひとりの明徳を明らかにしながら、日々の保育・教育に私達一同心を込めて子どもたちを育み、そして地域の子育てに寄与していきたいと思います。
 それにしても、資金のメドが立たなければ夢だけで終わってしまいます。夢だけで終わらないように、少しでも積み立てをしながら、『建て替えの先輩』そでにの保育園にならいながら努力していきたいと思います。
 1年目は28人、2年目は52人、3年目は72人、そして4年目の今年は79人の子ども達と迎えることが出来ました。定員が75人ですのでやっと定員を少々オーバーできたというところですがなんだかホッとして迎えた新春でした。
 これからも120%を超えないように、子どもの数を増やしていければと思っています。



【土気】

■◆■明徳土気保育園 園長 北村 都美子■◆■

 明けましておめでとうございます。
 今年、明徳土気保育園は、保育園から幼保連携型認定型こども園への移行の準備を進めます。これまで子育て支援センターに来所するお母さん方から「ここに入れたいけど働いていないから残念!」と言う声が多くありました。これまでは、その声を一時保育等で広く受け止めきましたので、子ども園への移行は地域のニーズを受け入れてきた結果の移行とも言えます。
 また、この13年間で障碍を持ったお子さんを含めた保育にも力を入れてきました。
 数年前のこんなエピソードが蘇ります。年長のA君は自閉症スペクトラム、人との関係や言葉でのやりとりは苦手です。卒園式の予行練習の日のこと。式では、卒園証書を貰い証書を掲げて「○○が楽しかった」とみんなの前で思い出を話す場面があります。いつも活発でおしゃべりなBちゃんが、予想に反して言葉につまりしばらく棒立ちに・・。クラスの子ども達は皆祈るように見つめていたその時、A君の瞳から涙が・・そしてしぼり出すように「がんばれ(・・・・)」と。職員は皆A君のその様に唖然としました。あまりのビックリに感動は後からやってきたほどです。そのA君は式当日終了後に園を無断外出し総動員で探す事態で大騒ぎの卒園式のラストとなったわけですが。翌週年長の子ども達の部屋に行ってみると、扉付近で遊んでいる子がいます。よく見るとA君が外にいかないように皆で交代でそこにいたと判りました。  教えた訳でも奇跡でもなく、年長の子ども達が共に時間を刻んで、育ち合ってきたから出た言葉であり行動だと思えます。共にいることの意味の大切さを深く胸に刻んだ出来事でした。
 通常保育、一時保育、子育て支援、どの扉を開けて来ても"子どもは子どもの中で学び自分を育てていく。その実感から、保育園に併設した障碍のあるお子さんの「児童発達支援事業所」の開所を考えました。独立した「児童発達支援事業所」はたくさんありますが、園と同じ空間あることに大きな意味があると思えます。
 これからを担う子ども達が、このインクルーシブな空間で育つことによって、豊かな社会を築く為の一人となって欲しいと願うものです。



【そでにの】

■◆■明徳そでにの保育園 園長 野村 紀子■◆■

 新年あけましておめでとうございます。

 明徳そでにの保育園が開園し、今年で7年目を迎えます。地域に根ざし、子ども達や保護者の方からも安心できる保育園でありたいと常に職員一丸となり保育を進めてまいりました。
 全国保育士会倫理綱領に、「私たちは、研修や自己研鑽を通して、常に自らの人間性と専門性の向上に努め専門職としての責務を果たす。」と謳われています。昨年は、新保育指針が施行され、保育園の全体の計画に沿って、保育士・看護師・栄養士・調理員等が、職務内容に応じ専門性を活かし保育にあたり、保育の質の向上のために園内研修や外部研修・キャリアアップ研修などに参加し、研修報告を通して自らの学びを全職員で学び会う機会としました。今後はキャリアパスを見据えた体系的な研修の機会ととらえ充実したものにし、リーダーシップを発揮できる職員の育成が重要であると考えています。施設長として専門性を追求することの大切さを常に意識し職員の専門性の向上に必要な環境を整える事に努力することが求められています。
 習志野市は、公立、私立問わず、幼保小関連研修を実施し、小学校との接続のために充実した環境が整えられています。そでにの保育園としてこれまで大切にしてきた理念「一人ひとりの子どもが今を生きることに喜びを感じ、心身ともに健やかで「育つ幸せ」を実現する。(子どもの最善の利益と福祉の増進)」を今後も積み重ねることにより、新保育指針に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を目指していくことに繋がることと考えています。保育の専門職としての責務を果たしていくために、日々子どもを主体にした保育を大切にしていきたいと思います。


【法人】

■◆■法人事務局広報室 海老沢 太郎■◆■

 1月7日(月)、学園本館会議室にて、福中理事長が教職員を前に、平成31年年頭挨拶を行いました。
 理事長は、中学校・高等学校の部室棟及びトレーニングルームの建設について触れ、各部ともフィジカルを強化して更に活躍してもらいたいとの希望を語られるとともに第2グラウンド計画についても表明されました。



【法人】

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