学園ニュース

学園ニュース 2019年2月号(227号)

【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 新井 さゆり■◆■

 2月1日(金)、森の園舎で節分の集いが行われました。
 夜中に雪が降り園庭はまさかの雪景色。園庭で行う予定を急遽ホールに変更して決行!司会の保育者から節分の由来を聞いたり、鬼の嫌いな物(豆と柊とイワシの頭)の話を聞きました。そして豆まき!今年は園内に年女が3名もいるので園長と年女3名が二階から豆をまきました。「福は内~」「鬼は外~」とやっていたら、二階の入り口から本物の鬼登場。一瞬目を見張り、すぐに大騒ぎの子ども達。一生懸命二階の鬼に向かって豆を投げていました。鬼は退散し一安心。みんなで「節分の歌」を歌って集いは終了、と思いきや、今度は一階の入り口から再び鬼登場。二階に居たときは泣かなかった子も、間近に鬼が来たので号泣です。特に年少児は、何人も保育者のエプロンにしがみつき号泣。「鬼が来たらぶっ飛ばしてやる‼」と豪語していた年長児の元気者K君は2度も鬼に抱えられ、顔を引きつらせ焦っていました。
 今年度の鬼役は園児のお父さん2名、短期大学の職員1名、男子学生1名が協力してくれたので4人とボリューム大!4人も鬼がいると本当に盛り上がりました。
 そして未満児の山の園舎では、保育者が鬼のお面をかぶって登場。一歳児はただただ怖くて泣いていましたが、二歳児は豆を放って、果敢に鬼を退治しようとしている子もいました。でも、鬼が退散すると「ふうっ」と力が抜けてしまいました。やはり怖かったのですね。
 集いの後は待ってましたと園庭に出て雪遊び。「鬼は外~」と雪を投げ合ったり、雪だるまを作ったり、それぞれの年齢で雪とのかかわりを楽しみました。
 明徳幼稚園の節分は、鬼に雪に盛りだくさんの一日となりました。


【浜野】

■◆■ 明徳浜野駅保育園 主任保育士 石川 ゆかり■◆■

 2月1日(金)、節分会と豆まきがありました。
 会の中で、ペープサートを使い、泣いた鬼、怒った鬼など様々な表情の鬼を登場させました。「鬼は外、福は内」で豆をぶつける、おまじないの言葉があることや鬼が来ないよう「やいかがし」(柊鰯)を飾ることを伝えると、難しい内容ながらも興味を持って聞く姿が見られました。次に「豆まき」を歌ったり、「鬼のパンツ」を踊ったりし、楽しく過ごした後、節分会から豆まき(クラス活動)へと移りました。例年、豆まきには鬼の登場が定番となっており、今年も登場の仕方や退治の方法はクラスによって変化をつけました。
 0歳児クラスは、扉からのぞき込むこっそり鬼。気付いた児はキョトン…。何が現れたか戸惑い、驚き「うぇ~ん」と涙を流しますが、担任保育士に抱っこをしてもらい落ち着くことができました。
 次は1、2歳児クラスです。部屋まで入ってきた鬼…。見た瞬間に反対側の壁一面に全員が逃げ、涙が止まりません。それでもカラーボールを「えい!」と投げ、鬼に立ち向かう男の子もいました。
 3歳以上児クラスでは、「鬼がきたらどうやって倒すか?」と話し合いをし、作戦を立て準備万端!そこへ「ドンドンドン」鬼が姿を見せます。年長児を中心に豆をぶつけますが、予想以上の鬼の迫力に、キャーといって逃げ始める年中児。金棒を取る!という作戦にのった数名の男の子はそんなことも忘れ、鬼の横をさーっと逃げていきます。担任保育士もそれには苦笑い。そこで作戦を変え、保育者が鬼を弱らせることに。当初の計画とは金棒を取る児は変わりましたが、見事金棒を奪い取り、鬼を倒すことができました。やった!という喜びと、ホッと一安心の子ども達。涙とドキドキの多い豆まきでしたが、子ども達にとって園での思い出がまた増えたのではないでしょうか。
 こういった機会を通し、今後も日本の伝統や昔から大切にされている行事に触れ、子ども達と楽しんでいきたいと思います。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭(1歳児担当) 宇野 幸恵■◆■

 2月1日(金)、節分の集いを行いました。
  事前に、鬼や節分に関する絵本に触れたり、自分の心の中にいる鬼(泣き虫鬼、怒りんぼ鬼など)をお面という形で表現し、年齢ごとに製作をしたり、豆まきや鬼のパンツなどの歌を歌ったりして豆まきへの気持ちが高まっていきました。
 前日に鬼が苦手な「柊イワシ」を各クラスの入り口に飾ることを伝え、実物を見せると「チクチク?」「くさいの?」などと1歳児の子どもたちも興味をもって見たり触れたりしていました。
 当日はパネルシアターで節分の由来などの話を聞き、豆まきや鬼のパンツを歌ったところで、集まっていたみんなの部屋だけに柊イワシを飾り忘れていたことに気づき…慌てる保育士。そこへ扉の外から「ドンドンドン」と扉を叩く赤い影が…。鬼の登場です。大きな声で泣き出す子、大人の影に隠れて一歩も動けずにいる子、鬼に立ち向かい豆を投げる子…。
 私が担当している1歳児クラスの子どもたちは怖くて豆を投げることもできず…。お兄さんお姉さんたちが鬼に立ち向かってくれたおかげでやっと鬼が退散していきました。みんながほっとした表情をしていると、今度は鈴の音が…。なんと福の神様がやってきてくれました。笑っているとたくさんの福がやってきてくれることを教えてもらい、「おーっほっほ」と笑う福の神様をじーっとみつめる子どもたち。みんなにも福(お菓子)がいただけるとわかると、先ほどまで大粒の涙を流していた子も自分から手を差し出してお菓子をもらうことができました。
 会が終わってからも「鬼さん、棒持ってたね!」「青と赤がいた」「お菓子くれたね」と20回以上保育者に話をしてくれた子もいました。今年は福の神様が登場したことで、怖いだけではない印象深い経験になったのだろうと子どもの声から感じることができました。
 日本の伝統的な行事が、何を伝えていきたいものなのか、子どもたちの心の中にどんな思いを残していきたいのかを考え、伝えていくことが私たち保育者の大きな役割だと改めて感じました。来年も職員間で話し合いながら子どもたちの心に残る、心に響く経験ができるようにしていきたいと思います。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 講師 佐藤 邦享■◆■

 去る1月29日(火)、百人一首大会の決勝戦が行われ、新クイーンが誕生しました。
 中学校では開校以来、百人一首大会が毎年冬に開催されており、今年は第8回目の開催となります。百人一首大会は、「天の橋立」など登場する有名な場所が近畿に多いせいか、地域によっては行事として取り組まないところもあります。その為、入学まで一度も札を触ったことが無かったという生徒もいることでしょう。その中で、この大会は、古くから読み継がれてきた和歌に触れ、日本の伝統を知って楽しむことのできる貴重な機会です。
 今年は1月10日(木)の1・2回戦を経て、29日(火)に3回戦〜決勝戦を行いました。ルールは競技かるたのものに準じています。日本古来の伝統文化として「礼に始まり、礼に終わる。」という言葉の通り、百人一首においては、対戦相手への礼が欠かせません。奈良時代から鎌倉時代までの先人の思いがこもった札を、一喜一憂を表に出さず、静かに、誠実に、熱く、取り合いました。「ちはやぶる」の枕詞で始まる在原業平の有名な和歌は、やはり多くの明徳生の得意札で、上の句での取り合いになりました。表には出さないまでも、それぞれの心情が札を見つめる眼から窺えました。
 決勝戦は、普段おしゃべりな生徒も静かに見守るような緊張の一戦となりました。広い会場の真ん中で対決する2人を、他の生徒と教職員全員で応援します。上の句が読まれるとすぐに札へ手が伸びる、互いに一歩も譲らない接戦に、皆が息を飲みました。そして、ついに決着のとき。今年度は1年生クイーンの誕生となりました。クイーンは次回の防衛を、他の生徒は雪辱を期し、来年度に向けて練習に励んでほしいと思います。



【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 助教 鶴田 真二■◆■

 短大では、次年度入学予定者を対象とした入学前教育であるスタートアップカレッジを実施しています。
 今年度は全3回を計画しており、第1回目は1/20、第2回目は2/3、第3回目は2/17となっています。このスタートアップカレッジは、入学予定者が4月からより良いスタートを切れるよう、その内容を設定しています。ここでは、既に終えた第1・2回目について報告します。
 第1回目は、短大への入学を考えるうえでとても大切となる「アドミッションポリシー」の再確認を目的に、オリエンテーションを行いました。「アドミッションポリシー」は、オープンキャンパスや学校説明等で何度も繰り返し参加者に伝えているもので、(1)「人がすき」と素直に思える人、(2)自分の気づきを大切にし、そこから学び始められる人、(3)自分と違う見方や考え方を面白いと思える人、からなります。第1回目では、こうした考えを次のような取り組みを通して体験してもらいました。ランダムに作ったグループ単位で、短大の近くにある「おゆみ野の森」を散策し、「こどもの視点に立って ○○○」をテーマに写真を撮った後、その写真を選んだ理由、その写真を通して考えたことを発表してもらいました。発表では、「こどもの視点に立って落ち葉の音を聞いてみた」「こどもの視点に立って空を見上げたら」というように、自分たちがこどもの頃を思い返すとともに「きっとこどもは…」と想像を膨らませながら、写真を通して考えたことが述べられていました。
 第2回目は、入学後の授業をイメージしてもらうことを目的に、保育の授業を行いました。具体的には、何人かのグループを作る際に用いられるあそびの一つである「猛獣狩りに行こうよ」でいくつかのグループに分かれた後、オリジナルのリレーを考えるというものです。ただ頭の中で考えるのではなく、指導案を作成し、それに基づいて実践する形をとりました。これは、実際に1年次秋に行われる部分実習を想定したものです。自分たちのグループで考えた活動の内容やルールを、他のグループに説明し行いましたが、大盛り上がりで楽しく活動している姿が見られました。活動後は、自分たちの考えた活動はどうだったのか、何が良くて、何か改善点はあるのか等、1日のふりかえりを行いました。
 さて、最終回となる第3回目は、例年同様、系列園から先生方にお越しいただき、各園の魅力や保育のやりがい等についてお話しいただく予定です。これを機に、入学前に系列園を深く知り関係を構築しておくことで、入学後も授業や実習、卒業研究等、様々な場面で交流させていただければと考えています。また、早期より入学予定者に卒業後の就職先の選択肢の1つとして系列園を意識してほしいと考えています。
 私たちは何かを学ぶ時、色々な方法がありますが、短大では「体験から学ぶ」ことを大切にしています。そして、体験から学ぶには、単に体験を重ねるだけでなく、体験から得た気づきや考察をレポートにまとめたり、ともに学ぶ仲間と検討する“ふりかえり”がとても大切になると考えています。来年度もこの考えを大切にし、学生と教職員が一緒になって学べる環境を創っていきたいと考えています。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 森 亮■◆■

 2ヶ月に一度看護師が部屋に来て、発達の記録として足型をとるのですが、子どもたちに「今からいっちー先生(看護師)が来て、足型スタンプしてくれるから片付けしよう!」と声を掛けると、足型をとる事が楽しみなのでせっせと片付けを始めていました。
 すると子どもから「先生はやらないの?」と声が上がりました。今まで足型を一緒に取るなんて考えたこともなかったので驚きましたが、せっかくなので「じゃあ、いっちー先生にやってもいいか聞いてみよう!」と片付けを素早く済ませ、聞いてみると「いいよ~」と、返事をいただき皆で並んで座ってワクワクドキドキ、順番を待ちました。順番に名前を呼ばれ、元気よく返事をして看護師の元へ向かう子どもたち。友だちが頑張っている様子も、ちゃんと座って見る事が出来ていました。「次は先生!」と子どもたちからも声が上がり、ついに私の番になりました。足型をとる流れは、椅子に座り足裏にインクを付けて、紙の上に立ち、最後に座ってインクを拭き取ってもらう、となっています。この中でもインクを足に付けた後、紙を足元に置くまで上げておくのですが、腹筋が思ったより辛く、思わず足を床に付けてしまいました。それでも何とか足型をとり終わり、全員の足型を並べると、「先生のおっきいね!!」「すごーい!!」と子どもたちから声が上がり、「○○君のも大きくなったね~」と成長を感じ合いました。
 普段子どもたちが何気なくやっている事でも、いざ自分でやってみると難しかったり、辛かったりするのだな、と感じた場面でした。また、この短い場面でも、片付けをしっかりと行う姿や、子どもたちが並んで座って順番を待つ姿、名前を呼ばれ返事をする姿などたくさんの成長を感じることが出来、子どもと同じ事を一緒に行う時間で新しい発見があるんだ、と思いました。



【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教頭 宮下 和彦■◆■

 2月12日(火)から3泊4日の日程で、志賀高原において、アスリート進学(AS)コース1年生のスキー実習が行われました。
 スキー実習はASコース独自の行事で、ふだんは専門競技のメンバーで合宿等に出かけるASコースの生徒たちですが、この実習では、他の競技を専門とするクラスメートとともに、専門外の競技であるスキーを体験するということで、やや緊張ぎみのようでした。
 現地では、毎年お世話になっているジャパン・パラレル・スキー・スクールのインストラクターの皆様にご指導を受け、厳しくも丁寧な指導に、生徒たちも一生懸命でした。ASコースの多くの生徒はスキーにはあまり親しんでいないようで、初心者の生徒も多くいましたが、持ち前の運動神経と集中力でみるみるうちに上達していきました。
 慣れない競技のため、ふだんとは違う疲れを感じている生徒もいましたが、この実習が自分の専門競技においても、何らかのかたちで活かされることと思います。



【法人】

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