学園ニュース

学園ニュース 2019年9月号(233号)

【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 常勤講師 安部 俊亮■◆■

 9月13日(金)、14日(土)で明高祭が行われました。
 9月9日(月)未明からの台風の影響で開催が危ぶまれましたが、11日(水)から準備を行い、無事に開催し、たくさんの方々にお越しいただきました。
 明高祭では、1年生を中心に行われた演劇、2、3年生では、食系団体、縁日など、どのクラスも創意工夫をし、たくさんの笑顔をお越しくださった方々へ送っていました。

台風による災害を乗り越える!!
 明高祭の開催を迎えるにあたって、たくさんの生徒たちも停電や断水など被害を受けていました。その中でクラスメートや苦しんでいる仲間と助け合いながら行ったことは、今までにない成果ではないかと考えます。今後の糧にしてほしいです。

3年生は最後の明高祭
 3年生は高校生活の集大成とも言える明高祭を大いに盛り上げてくれました。食系団体は調理室で黙々と料理をする生徒や売り込み、レジなどクラスで役割分担をしながら頑張っていました。その他の企画も例年にない趣向を凝らした企画や来てくださった方々に楽しんでもらおうという思いがあり、今年の明高祭は3年生の頑張りが成功につながったと思います。この団結力、行動力を今後の受験やその先につなげてもらいたいと思います。
 最後に、この明高祭を行うにあたって運営面で全面的に動いた生徒会や委員会がいます。生徒たちの頑張りがあってここまでの明高祭にすることができました。運営をしていく中で決してうまくいくことだけではなかったと思います。それを乗り越えてここまでうまくいった明高祭を創り上げたのは、生徒たちの力でした。



【高校】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 8月23日~8月25日に行われたJAPAN CUP2019 チアリーディング日本選手権大会 DIVISION 1 高等学校部門において、本校チアリーディング部HOPPERSが3位になりました。おめでとうございます
 また、8月17日(土)アクアドームくまもとにて行われた全国高等学校総合体育大会 競泳大会において、高等学校3年生の川嶋虎太郎くんが100mバタフライで3位になりました。 おめでとうございます。  



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 中野 康之■◆■

 明徳やちまたこども園では、理事長先生や千葉明徳短期大学と連携し、子どもたちの知的好奇心が広がるような活動「Sense of Wonder」「素材でアート」「音で遊ぼう」を毎月行っています。
 8月の「音で遊ぼう」では、2回にわたってアフリカの民芸楽器であるジャンベを使っての楽器遊びを楽しみました。3歳児クラスでは、普段なかなか触る機会のないジャンベに興味津々で、手に取るとすぐさま音を奏でていました。力強く叩いて大きな音を出そうとしてみたり、ジャンベから聞こえてくる音に合わせて「ポン、ポン」と口ずさんでみたり初めて触る楽器に夢中になっていました。
 また、講師の阿部先生と一緒にジャンベを使った時には、自分の好きなリズムを楽しむだけでなく、いろいろなリズムをみんなで合わせてみたり、一人ひとり順番にみんなの前でリズムよく叩いてみたりして、違ったジャンベの楽しさにたくさん触れることができました。また、ジャンベの底を傾けることでの音の響きや手の形によっても音に変化があることに気づくと、何度も何度もいろいろなやり方を試している子ども達。
 満足するまでジャンベを楽しんだことで、その日の活動を終える時にはどの子も満面の笑みで、楽しかった気持ちがありありと表現されていました。
 今回の「音で遊ぼう」でも、楽しむ中で音の違いや音の出し方の工夫・リズムに合わせる面白さなどたくさんのことを経験したり感じたりしていた子どもたち。好奇心をくすぐられいろいろなことをやってみたいという気持ちがますます強くなっています。今後も学園内での連携を図りながら子どもたちの生活がより豊かになるように継続していきたいと考えています。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 小橋 哲也■◆■

 去る8月5日から7日にかけて、千葉明徳中学校2年生は足尾・尾瀬・富岡へと林間学校に行った。
 それぞれにそれぞれの顔があり、それぞれの学びがあった。と同時に、全ての地において「人間は自然をどう享受、何を得て何を失ってきたか」を学ぶことができた。
 初日は足尾銅山を見学。坑道を見学し、街の発展を肌で感じることができた。発展を感じたのはそれだけではない。豊かになる暮らしの陰で失われた周囲の自然を取り戻すべく、植樹体験を行なった。「100年かけて失ったものは100年かけて取り戻す」というフレーズが非常に印象的だった。
 2日目は尾瀬を散策。緑と水に囲まれた豊かな自然。午前中は天候にも恵まれ、とても穏やかな表情を見せていた尾瀬が、午後になると一変。あっという間に発達した雲が空一面に広がり、雷鳴と共に豪雨をもたらした。どちらの顔も大自然の顔であり、「自然の恵みは常に危険と隣り合わせ」であることを身をもって教わった。
 最終日は富岡製糸場を見学。人と自然と科学技術とがうまく融合され発展した街。昨年度夏期セミナーで繭から生糸を巻き取った経験があっただけに、近代化による豊かさを直接的に学べる場所であった。展示されているクイズに挑戦する姿も多く見られた。
 今回の林間学校を通して、「自然と共にある人間のあり方」を考えさせられた。自然のあるべき姿、人間のあるべき姿は何か。そこの唯一の正解はない。自然を学び、自然で学び、ひたすら“考えて”“行動する”姿勢を身に付けたい。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 常勤講師 佐藤 仁美■◆■

 「夏休み体験授業」は、「小学校4年生~6年生対象で、親子で参加する普段の“MEITOKU”の授業”が体験できるイベントです。
 「なぜ?」「もっと知りたい!」という「探求」するきっかけとなる授業が今年も用意されました。ここではそれぞれの授業を紹介します。

【英語】アクティブイングリッシュ!
 様々なアクティビティを通して、生徒が主役の授業です。グループに分かれて英語で「今日のお昼ご飯」を考え、最後にみんなで発表を行いました。
【算数】うず巻をつくろう!
 自然界には不思議な数並びがたくさんあり、数と模様の関係を学び、身近な数の規則についての授業です。生徒はiPadで「GeoGebra」というアプリを使って、「MEITOKU×ICT」授業を体験しました。
【国語】ドリルでは教えてくれない漢字の仕組み~オリジナル漢字作りに挑戦しよう~
 日本の生活には欠かせない漢字。仕組みを学びつつ、オリジナルの漢字づくりを体験する授業でした。
【理科】実は面白い。昆虫の形?分類にチャレンジしてみよう!
 カミキリムシをこよなく愛する川村先生が様々な昆虫の標本を持参して、生徒はその標本の昆虫を顕微鏡で観察し、スケッチを行います。その後昆虫は3つの部位から成り立っていることを学び、ペアワークで再度観察をし、分類を行いました。この授業も「MEITOKU×ICT」を体感できるスタイルでした。
【社会】君もこれで裁判員!プチ裁判員を体験してみよう!
 2009年より導入された裁判員制度。普段の公民の授業で行っている「模擬裁判」を、おとぎ話を題材に「人を裁くとはなにか?」を一緒に考える授業でした。

 「受験」に向けて受験対策を重視した授業をするのはもちろんですが、次期学習指導要領では「探求」の名称が入る科目もあります。授業で“きっかけ”を教師が作り、生徒が自ら“探求”するスタイルやSTEM教育の重要性を再認識したイベントでした。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 小森 海■◆■

 9月1日は防災の日。
 本園では毎年防災クッキングを行っています。今年度は5日(木)に非常用のご飯を使っておにぎり作りを行いました。おにぎり作りは本園で初めての試みです。その背景には、今の子ども達の「ある姿」があります。それは「手が汚れること、ベタベタすることが苦手」という現代らしい子ども達の姿です。中には保育園でおにぎりが提供されると、じっと見つめて手をつけようとしない子もいます。苦手意識や抵抗を徐々に無くしていく為には、楽しい経験や心動かされる体験が近道ではないのだろうかと考え、実際に自分で握ってみよう!と今回のクッキング内容が決定しました。
 クッキング当日。大きな箱に入った白米に水を注ぎます。「これでできるの?」と子ども達は半信半疑…。この間、同時に行われていた職員による豚汁作りの様子を飽きることなく見守り続けます。そして数十分後。いい匂いが部屋中に広がり、ご飯が炊きあがりました。すると子ども達からは喜びの声と「はやくおにぎりがつくりた~い!」という言葉がたくさん聞こえてきました。両手に水をつけ、おにぎり作りの始まりです!初めて握る子がほとんどで、なかなかうまく握れず苦戦を強いられる中、思うようにいかず泣き出してしまう子の姿も。保育者の援助もあり、小さくてかわいい一口サイズのおにぎりが少しずつ出来上がっていきました。ベタベタが苦手な子もとっても楽しそうで一安心です。先ほどまで涙を流していた子も笑顔を取り戻し、両手についたご飯をパクっとつまみ食い。それも自分で握ったからこそできることですよね!
 出来上がったおにぎりに豚汁を添えていざ実食。心を込めて握ったおにぎりは、あっという間に子ども達のおなかの中に…。クッキングは大成功に終わりました!日本の大切な食文化であるおにぎり。時代が変わっても愛され続けてほしいですね。これからも食を通じ、様々な経験を積み重ねていきたいと思います。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 信田 ますみ■◆■

 私の受け持つ1、2歳児グループでは、今お祭りごっこがブームになっています。
 休日にお祭りへ出かけた子どもが嬉しそうに「ママとパパとお祭り行った」「お祭りの踊り見たよ」「太鼓の音がした」「パパと焼きそば食べた」等、口々に楽しかった様子を保育者に話してくれました。
 そこで、子ども達が経験した事を遊びの中でも楽しめたらと思いトイレットペーパーの芯で出来ている遊具を手に持ち、太鼓のバチに見立て興味を持った子ども達と一緒にドンドンと床を叩いて遊んでみました。
 するとSくんが「こっちの方が太鼓の音がする。」と言って棚の上や、壁、プラスチック容器などを叩いて音の違いを感じている様でした。保育者も一緒になって部屋の色々な場所を叩き、太鼓の音探しを楽しみます。また、もっとお祭りみたいにしたい!という子どもからの提案もあり、どうすればお祭りみたいになるのかな?と一緒に考えたところ、ちょうちんがあればいい、ねじりハチマキをする!踊りもしたい!!等の声が上がり、保育者と一緒に折り紙でちょうちんを作り、大きなハンカチをハチマキ風に頭につければ準備万端です!
 また、ある時は子ども達が実際に聞いてきたであろう東京音頭や、炭坑節など盆踊りの曲に合わせ太鼓を叩く真似をして見せると大盛り上がりし、繰り返し楽しむ中で2歳児が歌詞を覚えて歌い始めたり、オリジナルの踊りを見せてくれたりしました。そんな楽しそうにしている姿に惹かれた1歳児がたどたどしくも「つきが~でたでた~つきが~でた~」と一緒になって歌う姿には思わず保育者も笑ってしまいました。
 初めは2歳児を中心に楽しんでいたお祭りごっこですが、最近では1歳児も2歳児の真似をして見よう見まねに輪の中へ入って楽しむ様子も見られるようになりました。1、2歳児で共に過ごす中で遊びの楽しさの共有にも繋がった様に感じ、ほほえましく感じる場面が増えたように感じます。
 生活の中で経験した楽しかった事、心動かされるような出来事は子どもの心に印象深く残り、そこからまた遊びへと繋がっていくことを今回のお祭りごっこの中で感じる事が出来ました。
 これからも子ども達と一緒になって遊びを楽しんでいきたいです。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 立川 奈波■◆■

 7月は梅雨がなかなか明けず、ほとんどできなかったのですが、梅雨明けして8月に入ると、徐々に日が差す日が増え、気温も上がり、いよいよ待ちに待った水遊びが始まりました。
 2歳児くるみ組の子どもたちのなかには、昨年水遊びを楽しんだことを覚えている子がいて、手遊びや歌で、水遊びについて伝えると、「今日は水遊びできる?」と保育者にたずね、そわそわする子もいました。
 1歳児どんぐり組の子どもたちにとっては園で初めての水遊び。タライに入ったたくさんの水に興味津々で、指さしで保育者に「あれはなあに?」と聞いてきます。触ってみると、冷たくて、さらさらした水に大喜び!水遊びに夢中です。だんだん慣れてくると、遊び方にそれぞれの個性がはっきり分かるようになってきました。シャワーから落ちてくる水を被って大はしゃぎし豪快に楽しむ子がいれば、玩具ですくった水が落ちる様子を、じっくりと見たくて、シャワーから遠いタライで黙々と水をすくってみる子もいます。それぞれの遊び方を楽しむ姿がみられました。
 2歳児くるみ組の子どもたちは、昨年よりさらに成長した身体をのびのびと動かして、水遊びを楽しんでいました。柄杓のような玩具で水をすくってみた子が、腕を振ってみせます。柄杓から落ちた水が、地面でバシャンと音を立てます。腕を思い切り振ったことで落ちた水の音や迫力に、「面白い!」と嬉しそうです。今度は水がこぼれないよう、水平に保ちながら歩き、タライから離れた所で腕を振り、バシャンと水を落とします。何度も身体を思い切り動かし、全身を使って水遊びを楽しみました。
 また、ある子は同じ玩具を使って違った遊びをしていました。シャワーの水が落ちてくる所で、「雨みたいだね」と伝えると、それを聞いた女児が柄杓を頭の上にぐんと持ち上げ、「これ、傘なの」と言って、シャワーの雨の下を歩き、散歩をし始めました。それを見た友だちも真似をし、皆で雨の散歩を楽しみました。雨の中、傘を差す姿になりきる様子は、長い梅雨があったからこその表現なのかと考えると、あの長かった梅雨も、悪いものではないなと感じた水遊びでした。



【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 講師 古賀 琢也■◆■

 今年の学園祭、試みたことは「チケット制の導入」です。これまで各お店でお金を勘定して、集計していました。しかし、計算が合わない、手間がかかる等の課題ばかり。この反省を生かし、受付で100円5枚つづりのチケットを販売しました。値段も100円単位で設定することで問題もクリア。受付でのチケット販売は多少慌ただしい時間はあったものの、売り上げ集計もスムーズにでき、祭りが終わりました。
今年のテーマは「才華爛発」。一人一人の力や才能が次々に花開くという意味です。そんな願いを込めた8月4日(日)令和初の学園祭。出店は29年生の各ゼミの食べ物や遊びの企画、地域の福祉施設のパンや手作り小物などでした。授業で学んだ五感に関するクイズスタンプラリーで短大全体を回ったり、ボウリングなどのゲームでは子どもたちが思わずやりたくなる工夫を凝らしたり、アイス屋ではじゃんけんで勝つとトッピングのおまけが付くなど各ゼミで来てくれる人、特に子どもたちのために知恵を出し合っていました。考えたことを形にして、実施する。当日までの準備、当日のドタバタも含めて、まさに「体験から学ぶ」学園祭であったように感じます。各ゼミのなかで特に印象的なのは、今年大流行した「タピオカ」のお店。「茹でるだけだと思ってた。」そんな感想が後で聞かれたお店のスタートは、試食で作ってみると「味がない!」、当日は「たくさん茹ですぎてくっついた!」とトラブル続き。ですが、その中で楽しそうに学生同士が連携し、どうにかこうにか課題を越えていく姿に頼もしさを感じました。
苦労は人を成長させるといいます。できればすべての苦労を越えてほしいと思いながら、限られた学生生活の中で「実りのある苦労」と「実りの感じられない苦労(単なる徒労?)」はあるのかもしれません。実りのある苦労に出会えるような環境を整えられたなら教員冥利に尽きるなと感じた行事でした。



【法人】

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