学園ニュース

学園ニュース 2019年10月号(234号)

【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 教諭 鈴木 七海■◆■

 今年の「めいとく森の運動会」は天候に恵まれ、いままで保育の中で取り組んできたことを思う存分に発揮できる運動会となりました。
 オープニングは年長児による「ソーラン節」と「チアダンス」からのスタートでした。「ソーラン節」は子どもたちの力強いかけ声が園庭に響き渡り、「チアダンス」は元気な明るい曲で踊り、たくさんの隊形移動がある表現で、会場を盛り上げてくれました。続いて全学年で『イネヲカルンジャー』の体操『ガンバリマンのうた』、その後は「こころウキウキ・元気いっぱい・みんなでエイエイオー!」というかけ声とともに各学年の種目に移っていきました。
 年少児は、保育者と一緒に『手のひらを太陽に』のダンスを踊ったり、かけっこでは一生懸命走ったりして、初めての運動会を楽しんでいました。
 年中児のかけっこでは、年少の時よりも力強く走り抜ける姿から成長を感じ、また、隊形移動がある中で友だちと協力をして踊りを楽しんでいました。
 そして、年長児では、個人競技「クロスカントリー」は、台風15号の影響で松の森を駆け抜けるという例年通りのことはできなかったのですが、明徳幼稚園ならでの広い園庭を活かし、全力で走り、鉄棒・雲梯や登り棒など日頃から挑戦しているものに取り組む競技となりました。子どもたちが真剣に取り組む姿に感動する保護者が多く、自然と拍手が沸き起こる場面がありました。また、最後のリレーは子どもも保育者も保護者も会場にいる全員が熱く盛り上がった競技でした。一位になれば皆で喜び合ったり、三位になってしまえば悔しく涙してしまったりする姿がありました。
 祖父母競技や卒園児競技にもたくさんの参加者がいて、歓声や笑顔が混じり合い、大人も子どもも楽しめた時間だったと思います。
 フィナーレでは、子どもも保護者も集まって、各クラスで頑張った子どもたちに保護者からメダルの贈呈が行われました。「やったー!」と声を上げ嬉しそうにもらっている子や少し恥ずかしそうにもらっている子もいて、姿は違うけれど、やりきったという達成感にあふれ、フィナーレは温かい雰囲気に包まれました。
 昨年はめいとく森の運動会を知った一年目でしたが、今年度は運動会担当として準備を進めていく中で、たくさん先生方に助けて頂きながら、子どもたちが楽しく運動会を行えるのかを考えていくのも担当としての難しいことだと知りました。当日は不安をかかえ、緊張していた私でしたが、元気に子どもたちが登園してきたことで、その緊張は無くなりました。「保育者が楽しまなければ子どもも楽しくない」と思い、子どもたちと競技ごとに楽しみ、無事に終えることができ、とても充実した時間となり、担当としてのやりがいも感じられた運動会になりました。



【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 講師 大村 あかね■◆■

 フィールドワークの授業は、私が本学に着任する前から通称「わくわく体験研修」と呼ばれていました。
 学生自身が主体的に、わくわくしながら取り組む活動を通して、様々なことを学ぶ授業と理解し、昨年度から私もかかわらせて頂いています。
 フィールドワーク(人間と文化)の「映画空間をつくる、味わう」コースでは、「ミニシアター、名画座などにおける映画文化にふれ、映画鑑賞の様々な楽しみを知り、自分の言葉で語りあう」「自主上映の企画・運営を通して独自の映画空間を作り出し、他者と協力して長期的なプロジェクトに取り組む」の2点を目的に、4月から映画選定、広報関係の企画会議を重ね、実際に映画館に行って映画空間を味わい、自分たちはどのような空間をつくりたいか、考えてきました。
 国内外の様々な場に赴くタイプのわくわく体験研修と異なり、普段の授業の合間を縫ってミーティングを何度も行いながら、一つの企画を具体化していく作業は、地道なものではありますが、「こんな風になるといいね」という、まさにわくわくした気持ちで取り組んできました。実際にミニシアターや名画座にも行き、その時の様子から参加メンバーが皆本当に映画が好きなのだと、良くわかりました。また、事前の試写会で映画を観た教員からのコメント動画を、映画の予告編と共に食堂で流したり、SNSで新着情報を流したりと、先生方や短大職員の方々にもたくさんご協力頂きました。
 そして10月18日(金)、映画「こども食堂にて」の上映と、昨年度まで本学で運営されてきたこども食堂「まんぷくカフェ」のコラボ開催が実現しました。映画の鑑賞料\500に代えて、レトルト食品などの寄付でも鑑賞できるようにし、集まった食品を、食べ物を必要としている家庭や施設に食品を届ける活動を行っているNPO「フードバンクちば」に寄付する企画も同時に行いました。予想よりもたくさんの人が映画を観て下さり、まんぷくカフェは80人以上の人々で賑わいました。そして食品の寄付は、59点も集まりました。
 好きなことをそれだけで終わらせず、こうして何らかの形にしていくことで、メンバーたちが仕事の進め方や、多くの人と共に何かをする喜びを感じてくれていたら良いと思っています。  



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(進路・学習指導部)渡邉 延行■◆■

 ▼本年度のPTA進路講演会は、「早稲田塾」の方を講師として、「AO推薦入試の現状」と題して講演を依頼した。(講師は中島慎次氏)
▼進学校化を進める千葉明徳中学校・高等学校においては、これまで「一般入試」をメインに指導を行い、進路関連行事もセンター・一般対策を視野に入れて設定してきたが、今回の「早稲田塾」は、現役生を対象に「AO・推薦」対策をする予備校で、東進グループの1つとなる。
▼今回の講演依頼の契機は2点あった。第一には、昨年度の卒業生で模擬試験の偏差値が非常に高いわけではない生徒が上智を含め上位の推薦入試で複数合格を果たしたこと、第二には、センター・一般入試における難易度上昇の余波を受けたAO・推薦・指定校入試の「減少」がある。
▼AO・推薦入試枠の「減少」というと、昨今の報道や今回の講演内容と相違する・・・実際のところは右図のようになる。
▼つまり、AO・推薦入試は、国公立と上位私大に関しては「増加」が見られるが、その他の私大に関しては「減少」しているのである。
▼これは、これまでのように「一般入試のすべり止めになる所謂Fランク大学の一般入試」や「『キャンパスの自然がゆたかで~』とか『オープンキャンパスでみんなが優しくしてくれて~』などといった内容でも受かる推薦入試(通称「オールオッケー入試」)」が「減少」していくことを示している。(指定校推薦でも全国レベルで中位以下の私大は各校の枠を減少させ、一般枠を多くする傾向がある)何よりも大事なことは、この急激な変化を教員と保護者が理解し、正しく生徒に伝達することと考え、今回の講演会を設定した。
▼こうして「難化」した推薦・AO入試に合格するために必要なことを講演内容から列挙すると以下のようになる。
 →基礎学力の重要性(基礎学力が無ければ小論文は解けないし、評定高ければ公募の選択肢も増える)
 →大学が聞きたいのは「学習歴」
 →大学は「学生がどのように壁を乗り越え、スキルをみにつけたか、未来にどういかせるのか」を聞きたい
 →成績が低くても「何かに熱中して挑んできた・追求してきた」ということがあればチャンスはある
 →併願可能な推薦入試は多数存在する
 →小論文対策は早い内に挑んでおく
 →指定校推薦は結果が出るのが遅い。確約に近い指定校でない場合、11月中旬に不合格と言われる
 →テンプレ形式の志望理由書は目立たない。大人が手を入れたらすぐに見破られる。
 →本気でチェックしてくる面接では想定外の質問しか来ない。
 →英語資格も重要
 →情報収集力が重要。多様な受験、対応方法を知らないと不利になる。
 →本人の創造力・思考力・表現力・他者との関係性などを鍛えておくのが前提。
(非認知能力=すべてのことに対して、受動的ではなく、主体的に取り組み、考える人間になっておく)
 →非認知能力を高めた状態で、高校生活を送り、その結果を「志望理由書」「活動履歴」をまとめ、大学に出し、面接をしていくことになる。
 →8月から10月に「AO・自己推薦で併願可能な大学」が6~7校受けられる
 →学習歴(自分史)は「スライド」形式で貯めておく。写真を是非保存しておく。
 →主体性評価は推薦でも一般でも課される。
(調査書で聞かれたり、ポートフォリオを要求されたり、web出願時に~字で記入させられたりする)
(1月の共通テストで目標点に届かず、2月の私大の入試で多数の学校に出願する・・・といったような状況があると思うが、その際に、web出願で「主体性活動歴を~字で入力」などと要求される。ほとんど点数化や合否判断材料にはならないとされているが、勉強しなければならない時期に負担になる)



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 地域子育て支援センター ほっとステーションたんぽぽ 新井 直子■◆■

 台風15号は千葉に住む私たちに大きな被害をもたらしました。八街でも私たちのこども園は4日間休園となりました。多くのご家庭が、停電、断水、家屋の損壊があり不自由な生活を余儀なくされ心身ともに大きなダメージを受けました。その後、数回たんぽぽを利用する人達に、「身体と心を緩めるマッサージ」をやりたいとボランティアでケアをやって下さる人が来てくれたり、今回の台風で何が大変で何に助けられたか、これから何が必要か?等「私たちの台風15号」の聞き取りをしたりしてきました。台風の後、たんぽぽ利用のお母さん達のグループ「マミーズサプリ」が中心となり「防災ピクニック」を行いました。当初の計画は避難場所に出かけてみて、非常食を食べて、災害について話そうというものでしたが、実際に停電、断水を経験した私たちは意識も変わりました。聞き取りの時に、実際にお鍋でご飯を炊いたことがない人や外で火をおこしたことがない人も多く、実際にやってみようということになりました。鍋に湯を沸かし、袋に米や野菜を入れて茹でたり(袋クッキング)、味噌玉を作って汁を作ったりと、初めての経験が楽しくて「防災の為じゃなく生活の中でこんな事もできるね」との声も聞かれました。また、私たちは時々近くの森へ遊びに行きます。今月は、木を拾い、たき火をし、ご飯を炊いたり、一人ひとりが持ち寄った具材を鍋に入れ味噌汁を作って食べました。停電の時、キャンプが好きなご家庭のあるお母さんは、「大変だったけれどこども達と楽しんで乗り切ることができた」と話していました。自分たちの便利すぎる生活を今一度考えなおして、なるべく自分たちでやれることを生活の中で増やし、生活を楽しみたいねとの声も少しずつ聞かれます。子育ての最中はなかなか余裕がありませんが、たんぽぽの活動の中でそんな楽しさを増やしていければと思っています。それが、何か起こった時に役立つ私たちの力になっていけばなお嬉しいです。そして、~の為ではなく、のんびり火を起こして、美味しいお昼をみんなで食べたり、ご飯を食べている最中に焼芋をおきの中に入れて、食後のデザートにしたり、本当に楽しいのがまず一番です。その後、台風19号と被害が続いています。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を心より祈っています。


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 今井 綾子■◆■

 9月28日(土)に明徳幼稚園の園庭で、おたのしみ会を行ないました。
 今回のテーマは「10」です。そう、明徳浜野駅保育園は今年で10周年を迎えました。競技名や装飾に様々な「10」を織り込んで準備をし、子どもたちも普段の遊びを通して当日を最高の盛り上がりで迎えられるように進めていきました。
 当日の天気は晴れで、おたのしみ会に参加する人たちの気持ちと共に気温もぐんぐんと上がり、暑い日となりました。受付が始まると、「最後のおたのしみ会だ!」と張り切る年長児、初めての場所にちょっと戸惑った表情の0歳児・・・とこの日に対する感じ方はそれぞれですが、みんな元気に応援席に向かっていきました。年長児の始めの言葉のあとから、プログラムのスタートです。3歳未満児クラスの子どもたちは、慣れない環境にドキドキしながらも、保護者の方と一緒に可愛い姿を見せてくれました。3・4・5歳児クラスの子どもたちは、思い思いにギター演奏をしたり、可愛いダンスを踊ってくれたり、それぞれの特技を披露してくれました。また、1・2歳児クラスの「パプリカ」「からだ☆ダンダン」のダンスでは、クラスや年齢に関係なく、みんなで一緒に音楽に合わせて楽しく踊り、最高潮に盛り上がりました。最後は地域の皆さんと大きな輪を作り、千葉おどりでおたのしみ会は幕を閉じました。終了後は、「今日は楽しかった!」と喜んでくれた子どもたちや保護者の皆さんの様子を見て、“みんなでおたのしみ会を楽しむ”というねらいが達成できたことを嬉しく思いました。
 最後に配った手作りのメイトくんのメダルは、10周年と金メダルをかけたものを作りました。そして11月にある、めいとくのつどいのチケットにもなり、次のおたのしみへと続いています。10周年の保育園を引き続き、盛り上げていきたいと思います!!



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 戸村 大和■◆■

 保育園で毎月実施している、保育会議。
 7月までは、月案の内容を他クラスへ報告し、全体で共有する内容の会議でした。しかし8月より、明徳本八幡駅保育園の“保育”をより良くしていく為にはどうしていくのが良いのか考える場とするよう、会議の内容・進行を大きく見直しました。
 今まで行っていた月案の読み合わせは、提出期限を早め、全職員が閲覧できるようにし、口頭で伝達したい内容は保育会議翌日の、日々行っているミーティング内で報告するようにしました。
 そして保育会議当日は、保育に関するテーマを1つ設け、それについて全体で話をするのではなく、3~4人の少人数でグループ毎に話し合いを行いました。
 8月のテーマは「つながり」について各クラスを1つのグループにして話し合いを行い、模造紙にそれぞれが話したことを図にしていきました。それによって、会議に参加した人全員が意見を発することができるようにし、また、“見える化”を図っていくことで、それぞれが日々の保育を振り返り、改めて保育の“つながり”を見直す会議になりました。
 9月の職員会議も、8月の会議のその後を話すということで、保育に対して自分自身どんな点が変わっていったのかを語り、保育でこんないい事があったなど、再度振り返ることによって、話がさらに深まったように感じました。
 9月は“伝える”をテーマに一つの事例に基づいて、どんな言葉を保護者にかけていくかを話し合いました。連絡帳の事例文から、返事を考えるだけでしたが、その保護者が「どういう保護者なのか」、「日頃はきっとこんな様子だ」と保護者の姿を想像し、こんなアドバイスが出来るかもしれない等、色々な意見が生まれました。それぞれの思いを繋げたり、自分の意見を相手に伝えたりするということは日々行う保育の中で重要なことであると改めて感じることのできる会議でした。
 今後も継続して行っていき、より良い保育になるようにしていきたいと思います。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校■◆■

 10月3日(木)体育祭が開催されました。
 雨の心配もありましたが、昼過ぎからは日が差し込む天候となりました。競技は、生徒会役員の希望で実現した全員リレーからスタート。レースが始まるまでに人数調整等で時間がかかりましたが、終わってみれば1、2を争う盛り上がりを見せました。その他、学年種目の台風の目、玉入れ、ムカデ競争なども大いに盛り上がりました。
 本校は創立9年目。改善すべき点もまだまだ多くあり、今は生徒、教職員が一丸となって千葉明徳中学校の『伝統』を創り上げている最中です。毎年変化・進化を見せる本校の各種イベントに是非注目してみて下さい。


Copyright © CHIBAMEITOKU All rights reserved