学園ニュース

学園ニュース 2020年2月号(238号)年頭所感特集

【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 土佐 和也■◆■

 2月8日(土)、青葉の森公園にて中学校マラソン大会を行いました。

 生徒の皆さんは、当日までの体育の時間で、何度もタイムトライアルを積んできました。なかには頑張りすぎて体調を崩してしまう人もいるほど、みんな真剣に取り組んでいる様子が見られました。当日は、集合時こそ冷たい風が吹いていましたが、晴天に恵まれ、気持ちの良い気候の中、生徒たちは自分の限界にチャレンジすることができました。
 レースは1年生男女、2・3年生女子、2・3年生男子の3つに分けて行われました。1年生は2.2km、2・3年生は3.3kmのコースです。それぞれ陸上競技場内からスタートし、公園内のランニングコースを回って再び競技場に帰ってきます(2・3年生は競技場を約3周してからコースに出ます)。コースは平たんではなく、中間地点前に下り坂があり、そこからじわじわと緩やかな上りが続きます。
 競技場内では多数の保護者の方々もいらっしゃいました。コースですれ違う一般の方々も温かい声をかけてくださいました。高校チアリーディング部の皆さんがチェックポイントに立ってくださり、安全を見守ってくださいました。待ち時間やレース後に、生徒同士で応援し合うなかで、とてもアットホームな雰囲気ができあがりました。自分なりに精一杯頑張る姿が、全生徒に見られ、素晴らしい大会になったと思います。
 おかげさまで大きな事故やけがもなく、大会が終了いたしました。ご協力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 林 直樹■◆■

 1月9日(木)中学校では百人一首大会が開催されました。この行事は開校以来,毎年1月に1・2年生合同で実施されています。
 本校の国語科では,馴染みの薄い古典国語の入門として,百人一首を積極的に授業に取り入れており,定期考査でも毎回,暗誦問題が出題されています。
 この大会は,前日の8日(水)に1・2回戦を行い,当日の3~5回戦まで1・2年生全員が相手を変えて対戦を続けていきます。最後の決勝戦では,全勝者5名のうち,札差が最も少ない1名を除いた4名で決勝と3位決定戦を行います。
 幸運なことに,私も前日の1・2回戦に,欠席した生徒の代わりとして参加することができました。しかし,さすがに1年間学習してきた生徒だけあって,なかなか札を取るスピードが速いものです。特に,本校かるた同好会に所属する生徒との対戦では,上の句を読み始めた段階で札を取られてしまい,1枚も札を取ることができませんでした。
 そうして勝ち上がった生徒同士による決勝戦と3位決定戦には,いずれもかるた同好会所属の生徒が進出し,決勝は2年生同士,3位決定戦は1年生と2年生の対戦となりました。多くの生徒が固唾を呑みながら,試合の行方を見つめる中,上の句の1文字1文字で勝負が決まる好試合が行われました。結果は,1~3位を2年生が制覇する結果となりましたが,惜しくも4位となった1年生の生徒は,すでに来年度の対戦を見据えていました。ぜひ1年生の生徒諸君には,今年度の雪辱を胸に練習に励んでもらいたいものです。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 和田 教枝■◆■

 「表現の集い」開催にあたり、年長の子どもたちから「理事長先生は見に来るの」、「招待状出した?」と質問がありました。園として出していましたが、子どもたちが手作り招待状を作り、前日に理事長室に届けに行きました。普段は入れない理事長室に子どもたちはウキウキ、「絶対見てよ」「僕は「花さき山」のやまんばだから」など、アピールしている子もいました。自分たちの行事として認識しているからこそ、見てもらう人も決められる子どもの姿に、保育者も驚くばかりです。
 そして、2月8日(土)柔らかな日差しの下で、年中年長児の「表現の集い」を行いました。理事長先生をはじめたくさんの保護者の方でいっぱいの「なかよしホール」に、子どもたちの声が響きました。
 年中は、「3びきのヤギのがらがらどん」 「ことりのはねや」 「おおかみと7ひきのこやぎ」を元気いっぱい演じ、最後に「ありがとうの花」を全員で歌いました。クラスで取り組んできた子どもたち、終わった後に嬉しそうな顔は、やり遂げた満足感からだったと思います。
 年長は、オペレッタ劇「不時着した宇宙船」台詞劇「花さき山」の2つから子どもが選択して、他クラスの仲間達と共に創り楽しみました。始まる前には「がんばるぞー」「オー」と、みんなの気持ちを一つにしてから舞台へ上がっていきました。今年は、お泊り会で理事長先生から宇宙について教えてもらい、作品展でも宇宙について調べていき、つくりあげていきました。そして、今回の宇宙のお話へつながりました。
 「花さき山」では、やさしさについて考えながら取り組んでいきました。最後の歌は手話を使い、見ている人に訴えていけるように心を込めて歌いました。内容は子どもと話し合いながら、台詞や動きを決め、自分たちで考えて進めていきました。友だちと意見を交わして、決めていく姿は小学校でも頑張っていける力となったのではないでしょうか。
 明徳幼稚園は、子どもの思いに寄り添い、子どもの考えを実現し、仲間の大切さを考えていける子どもたちを育てて、今後も保育していきたいと思います。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 森 亮■◆■

 節分が近づいてくると、子ども達からも「鬼が来るんだよね。」「鬼怖いんだよ~」と、鬼の話がちらほらと出てきました。園内だけでなく、家庭でも節分の話をしていたようで、「鬼は外!福は内!」の掛け声は、子ども達にはなじみ深いものになっていました。ボール遊びの中で、「先生が鬼になって!」と豆まきごっこを楽しんでいる姿もあり、節分当日への期待は大きくなっていました。
 当日の自分は鬼役。子どもたちがどんな反応をするのか楽しみにしながら、子どもたちの待つ保育室へと向かいました。
 1歳児クラスの子どもたちには初め、紙で作った鬼を持って行き、後ろから保育者が動かして豆まきをしました。激しく怖がる様子もなく、「鬼は外~!」と元気よく豆を投げる子や、友達が投げている姿を見てなんとなく一緒にやってみる子など様々な姿がありました。
 思ったよりも反応が薄いところがあったので、自分の出番!!姿が見えた瞬間に泣き出す子、状況をよく理解していないのかその場に固まる子、大笑いしながらその状況を楽しんでいる子など様々な姿がありました。
 次は2歳児クラス。鬼の姿を見つけるとみんなの表情が一斉に固まり、部屋の隅や保育者の傍に隠れる子どもたち。それでも鬼に向かって必死に豆を投げる子、鬼が近くに来ると怖くなって泣いてしまう子、腰が引け、足を震わせながらも頑張って投げる子。
 頑張って豆を投げていた子も、鬼が居なくなった後には安心して泣き出していて、この年齢でここまで頑張るという気持ちが育っているのだと改めて感心させられました。
 自分が保育者の姿で部屋に戻ると、口々に「鬼が来てね、怖くて泣いちゃったの」「鬼が来たから豆投げたよ!」と、自分が鬼だったことは分からなかったのでしょう、詳しく伝えてくれました。怖がって泣いていた子も、「角が一本だった!」「赤鬼だったよ!」と細かいところまでしっかり見ていて、中には「手がおんなじだったから鬼は人なんだね。」と、いう子もいて、子どもたちの話す力や、観察力の育ちを強く感じる一日になりました。
 来年はどんな鬼が来て、子どもたちがどんな姿を見せてくれるのか、今から楽しみです。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 渡辺 奈菜美■◆■

 1月9日(木)に「新年の集い」を行いました。この会では毎年職員が子どもたちの前で獅子舞を披露しているのですが、今年は職員の舞の後に、1歳児のT君も獅子舞を披露しました。
 T君が獅子舞に興味を持ったのは1年前。昨年の「新年の集い」で職員の獅子舞を初めて見ると、早速真似をしてティッシュの空き箱で作った手作り獅子をパクパクと動かして遊び始めました。最初はただパクパクと動かすだけだったのが、保育者と一緒に獅子舞の動きを真似したり、お家でも何度も動画を見ている内に、曲の変化に合わせて動きを変えたり、見得を切ったり、全身で獅子舞を表現するのが上手になっていきましや。そして、T君の獅子舞ブームは進級してもまだまだ続きました。
 これほど獅子舞に興味を持ち、継続してきたT君の姿をせっかくだから「みんなにも見せてあげたい」。そのことによって、他の子どもたちも獅子舞に興味を持つきっかけになってくれたら…という保育者の思いから、今年の会の中で、T君の獅子舞の披露が決まりました。
 そして当日、朝から頭に手拭いを巻き付け、「次、T?」とやる気満々のT君。いざ前に出て動き始めると、小さな獅子の迫力ある動きっぷりに、それまで職員の獅子舞に圧倒されていた子たちからも「すごーい!」「かわいい!」と歓声が上がりました。
 またT君の1歳児クラスでは、初めは獅子を一目見ただけで泣き出していた子たちも、真剣でかつ楽しそうなT君の姿に、次第に興味を持ち始め、遠くからそっと覗き込む姿が増えてきました。中には、T君が獅子を手放した隙を狙って自分でも獅子を手にし、パクパクと動かしてみている子もいます。T君自身も、会で職員の獅子舞を見てさらに動きのレパートリーを増やし、ちょうちょや笛など獅子以外の役割にも挑戦し始めています。
 私自身、1歳の子どもがここまで一つの事を継続できるということ。そして、この1年間でのT君の成長は1年前には想像もしておらず、とても驚いています。また、お互いに刺激を受け合い、変化する子どもたちの姿に、改めて子どもの持つ力の凄さを感じることの出来たT君と獅子舞のエピソードとなりました。来年が楽しみです。



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校■◆■

 2月14日(金)~17日(火)の日程で、アスリート進学コース1年のスキー実習が志賀高原で行われました。
 多くの生徒がスキーは初心者でしたが、持ち前の運動神経のよさから上達は大変早く、4日間でかなりの腕前に成長しました。
 今回の経験を踏まえて、さらにスキーを上達させ、また自分の専門競技などに活かしていけることを期待しています。



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校■◆■

 2月20日(木)、1年生の合唱コンクールが行われました。
 各クラスとも課題曲と自由曲を合唱し、技術、まとまり、感動等の基準で、審査員の先生方が採点して順位を決定しました。それぞれのクラスが個性を発揮し、聴衆に感動を与える合唱でした。優勝は6組、準優勝が3組、3位が2組でした。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士(さくら組担任) 小森 海■◆■

 2月4日(火)~7日(金)は保育参観Weekでした。保護者の方々は、期間中1日を選び、子ども達の活動を観たり、一緒に遊んだりして過ごします。
 さくら組は表現遊びと伝承遊びを通して日頃の保育に触れ、保育の理解につなげていけるように…と考え、活動を計画しました。
 保育参観は、子ども達に人気のある絵本「どうぶつサーカス」の劇遊びで始まります。慣れない雰囲気に緊張してしまうかな…と思っていましたが、保護者に温かく見守られる中、信頼できる友だちや保育者と共に安心して自己を発揮しながら演じていました。「どうぶつサーカス 大成功! みなさん、またお会いしましょう。さようなら!」の言葉と共に、劇ごっこは幕を下ろしました。
 続いては、あやとりやかるた・けん玉などの伝承遊びを親子で楽しんでいただきました。「懐かしい!」「悔しい!」「もう一回挑戦させて!」という声があちらこちらで飛び交います。子ども以上に熱中している保護者の様子がとても印象的でした。かるた大会では熱戦が繰り広げられ、終始大盛りあがりでした!
 近年ではスマホやゲーム機器の普及に伴い、子ども達と伝承遊びとの距離は広がりつつあります。保育所保育指針にも「文化や伝統に親しむ際には、正月や節句など我が国の伝統的な行事、国歌、唱歌、わらべうたや我が国の伝統的な遊びに親しんだり…」との記載があり、私達保育者は日本の伝統的な歌や遊びを子ども達に伝えていかなくてはなりません。それを保護者の方々にも理解していただくことが、参観での大きなポイントでした。
 今回の保育参観では子ども達の成長を分かち合うと共に、伝承遊びの楽しさや大切さ、日々の保育の理解へと繋げていくことができたのではないのでしょうか。これからも日本の伝統的な遊びを通し、文化や伝統に親しみを持ち、次の世代へと繋げていってほしいですね。



【短期大学】

■◆■千葉明徳短期大学 講師 久保 瑶子■◆■

 1年生は、現在「保育実習Ⅰ」真っ只中です。毎年この時期はインフルエンザなどの感染症が心配されますが、今年は新型コロナウィルスへの対策の効果なのか体調を崩す学生も例年に比べて少なく、一人ひとりが体調をしっかりと整えた状態で実習に臨むことができています。「保育実習Ⅰ」は、保育所で2週間、施設(障害者施設や児童養護施設、児童相談所など)で2週間、の計4週間の実習になります。学生にとっては、初めての連続した実習であり、実習前は緊張と不安でいっぱいの様子でしたが、前半の実習(1月23日~2月5日の2週間)を終えて少し自信もついたようで、事後指導ではお互いの実習での学びを熱心に振り返る様子がみられました。振り返りの中で印象的だったことを少し書きたいと思います。
 それは、「初めて保育所の子どもたちと触れ合い、先生方にもたくさん質問ができて、子どもの発達や保育者の役割についてわかったこともあったけれど、それ以上にわからないことが増えました。今とてもモヤモヤしています。」とAさんが語っていたことです。Aさんはこれまでの幼稚園実習では、疑問があって保育者に質問をした際は、返ってきた答えをそのまま素直に自分の中に取り込んでいました。しかし、今回の実習ではそうはいかなかったと言います。子どもたちのことを一番よく知っているであろう担任保育者の言葉に対して、「本当にそうなのだろうか?」、「私にはこういう風に見えた」と感じ、モヤモヤが全く解消されなかったことに自分でも驚きと戸惑いを感じたようでした。そして、Aさんは振り返りの際、同じグループの仲間に「みんなはどう考えるか」と投げかけ、仲間たちとそれぞれの考えを語り合っていました。実習を終えて“解放感でいっぱい”ではなく、むしろ今後考えなければならないモヤモヤ(宿題)を背負って帰ってきたAさんを見て、答えのない保育に向き合い始めた学生の誠実さを感じ、頼もしく思いました。


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