千葉明徳学園は2025年に100周年を迎えます 寄付のお願い

学園ニュース

学園ニュース 2020年9月号(243号)

【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 地域子育て支援センターほっとステーションたんぽぽ 新井 直子■◆■

 「子育て支援」とはどういうことでしょうか?
 日々の関わりの中で、いつも考えさせられることです。私たちの地域子育て支援センター「ほっとステーションたんぽぽ」で大切にしていることは、子育てをしている今、「助けて」と言える場があること。そして、子育て中は大変な事も多々あるけれど、そんな中で、子育てをしながら仲間とつながり、生活を楽しんでいく事です。
 時々、たんぽぽの中でこんな出来事が起こります。1、2歳児は自分の主張がどんどん出てくる時期で、人が使っているものに手を出してしまいます。また、自分が使っているものを他の子が使いたくても貸せないということも。そんな時、その様子を見ているお母さん達はどうしようかと思います。「みんなのおもちゃだから貸せないとここには遊びに来れないよ」「仲良く使ってね」。今、興味をもって遊んでいる子にとって、自分が満足しないまま人に貸してしまうのはなかなか納得できません。こんな話も聞きました。他の支援センターで、自分の子ども(2歳児の女の子)が他の子の玩具に手を伸ばしたら「そんなことをしないように、すぐその場から別の場へ連れて行ってください」と言われたそうです。子どもがしていることを「ダメダメ」とやめさせて、この子がしていることは悪い事と言われているようで辛いとの話でした。
 子ども同士の取り合いやちょっとしたトラブルが起きそうになった時に、親はその行為をつい止めさせる言葉がけをしがちですが、支援センターたんぽぽでは、その子ども達の関わりを「とりあえず様子を見よう」という親たちの姿も増えてきました。ここ数年利用しているお母さんから、子ども達の取り合いに、慌てて止めに入ろうとするお母さんに対し「大丈夫だよ。もう少し様子をみようよ」という声掛けが聞かれることがあります。そして、そんな時「こんな時、どうしたらいいんだろうね」と親同士や職員と話したりします。多くのお母さんは、まずは相手の親のことが気になるとのことでした。人間関係が出来ていない中では、良かれと思っていてもどうしても相手の出方を伺ってしまうのは仕方のないことだと思います。しかし、幾度となく遊びに来ることにより、子どもだけでなく親たちもだんだん仲良しになってきます。子ども達の様子もわかってきます。「他では難しいかもしれないけれど、たんぽぽでは、子ども達の様子を見ながら関わっていけるようになりたいね」。そんな話も親の会話から出てきます。
 今、子どもは何をしたいのか?今子どもにとって何が大切なのか?それを考えていくことは、親である私達自身気づかされることがいっぱいです。そんな関わりを大切に地域子育て支援センターも親子と共に育っていきたいと思っています。




【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭(2歳児担任) 渡邊 美咲■◆■

 今年の3月に千葉明徳短期大学を卒業し、4月から2歳児クラスの担任となりました。
 4月当初は、子どもたちとの信頼関係を築くことができずにいました。そんな時、同じクラスの先輩保育者に話を聞いていただき、「子どもと一緒に遊びを楽しんだらいいんだよ」というアドバイスをもらうことができました。
 今思い返すと、4月の私は子どもと遊ぶ中で、子どもがどんな遊びに興味があるのか?そのことばかりを考えて保育をしていました。その為、子どもの遊びを見守ることが多く、あまり自分自身が遊びを楽しみながら子どもたちと関わっていることが少なかったと思います。しかし、先輩からのアドバイスをいただき、子どもと一緒に遊びを楽しむことで遊びを展開していくと、子どもたちの笑顔がより多く見られるようになりました。今では、朝に保育室へ入ったときに「おはよう」と笑顔で挨拶をしに来てくれる子ども達の姿があり、信頼関係が少しずつですができてきているのだと感じています。
 そんな2歳児の子ども達は、クラスのお友達に興味をもち、名前を呼んだりお友達の真似をして楽しむ姿が見られます。遊びの中でも「これかして」と手を差し出して、物の貸し借りを行ったり、給食を食べる際に隣のお友達と心が通じ合い、子どもたち同士で話しをしてお互いに真似をしあい楽しむ姿や笑顔が見られることが増えてきました。
 自分の思いを言葉にして伝えることができ始めてきている子どもたちですが、まだまだ上手く自分の気持ちを相手に伝えることができなかったり、自分の中でもどうしたらいいのかが分からなくなってしまうこともあります。
 私は、そんな子ども達一人ひとりの気持ちに寄り添いながら言葉のやりとりや遊びを展開していきたいと思います。そして、子どもが安心して生活を送れるような環境をこれからも作っていきたいと思います。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 井上 友里■◆■

 千葉明徳中学校一年生は、総合学習の時間に「土と生命の授業」として、米作りに励んでいます。
 五月下旬の田植えでは、ぬかるむ泥に足をすくわれながらも、小さい体で懸命に苗を植えている姿が印象的でした。オンライン授業が続き、クラスメイトとの仲が深められていない中での作業となりましたが、田植えをきっかけに仲良くなった生徒もいたようです。そして、通常登校が始まってから久しぶりに見る田んぼは、たった一ヶ月にもかかわらず倍以上の背丈に成長しており、生徒たちは驚きと感動の声をあげ楽しそうに観察をしていました。もちろん田んぼの管理は稲だけではありません。周りに生い茂る雑草を抜くことも立派な作業の一つです。学活の時間を使い、自分が植えた稲が順調に育つことを願いながら、皆で懸命に雑草を抜いたことも、生徒たちにとって記憶に残る活動になったと感じています。
 また、実際の米作りと並行して進行しているのが、明実祭にむけたポスターセッションの準備です。これは、二年生と合同の学習で、一・二年生それぞれ三人ずつでおおむね構成される班での活動です。今年度のテーマは「SDGs」をベースに十年後の未来の農業のあり方を自分事として想像できるようにすることとしています。活動を始めてみると、やはり中学一年生には十年後というのは遠い未来のことのようで、まったく想像できない様子でした。しかし、この活動の強みは二年生と合同の活動という点です。昨年度ポスターセッションを経験した二年生のリードによって、一年生も徐々に自分なりに十年後の未来を想像し、考えを深められるようになっていきました。そして二学期最初の一週間は総合学習週間とし、五日間の六時間すべてにおいて総合学習を行いました。ポスターセッションの活動が本格化した初日は、なにをして良いか分からず戸惑った生徒も多く見られましたが、二年生の姿を見て次第に積極的に調べたり原稿を作ったりし、二年生に意見を言えるようにまで変化を遂げました。
 完成まであと一ヶ月。引き続き生徒たちの成長を手助けしていきたいと考えています。



【中学校】

■◆■法人事務局 広報室 ■◆■

 新学期から中学校音楽室のピアノを新しいものに入れ替えました。
 それを記念して9月9日(水)には、後藤貴子教諭による演奏会が行われ、ショパンのノックターンOp.9-2、小犬のワルツを演奏されました。演奏会の模様は、学校法人千葉明徳学園Twitterにて動画で公開しておりますので、是非ご覧下さい。
 また、このピアノの購入費用は、元淑明会(中学校・高校同窓会)会長の森勝子様から頂いた寄付の一部を使って購入致しました。ご寄付頂いた森様にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 吉田 勇太■◆■

 夏といえば、と聞かれるとお祭りのイメージを多く持っていたさくら組(3歳以上児)の子どもたち。
 ですが、今年は新型コロナウイルス感染症への対策もあり、多くの夏祭りや花火大会が中止となりました。そこで、保育園の中で夏祭りを楽しもう!と一週間にわたり、お祭りごっこを行いました。子どもたちに作りたい物を聞くと、綿あめ・焼きそば・かき氷などの定番のものが出てきたので、保育園にある毛糸やすずらんテープ等を使ってたくさん作っていきました。自分で作ったことで愛着が湧いたのでしょう、店員役の時には自作したかき氷や綿あめの特徴を、お客さん役の友だちに熱心にPRしていました。
 ごはん屋さん以外にも大盛況だったのが魚釣り・ヨーヨー釣りでした。今年は水遊びを実施できなかったので、タライに水が張ってあるだけでも子どもたちは目を輝かせていました。この釣りごっこではなんと年少さんに釣り名人が誕生!普段は敵わない年上の友だちより多く釣って、クラスのチャンピオンになれて大喜びで、苦手だった魚料理も「全部食べちゃう!」と今も張り切っています。
 3日目の朝、子どもたちの中から小さい子たちも誘ってあげよう、という思いが出てくるようになりました。そこで、自分たちより小さい子でも困らないように、絵で看板を作ったり、お世話係を決めたりと年長児が中心となって準備が進んでいきました。射的、うちわ屋さん、お面屋さん、飾りのちょうちん作り等、どんどんと広がりを見せ、最後の5日目には紙コップとフィルムで花火を作って、お部屋の天井に映していきました。花火が終わるころ年中の仲良し女の子グループが、「みんなでお祭りやれて、よかったよね~」「楽しかったね~」とこれまでの活動を楽しげに振り返っているのを見て、子どもたちにとってのステキな夏の思い出ができて良かったなと感じました。来年は本当の夏祭りに行けますように!



【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 泉澤 文子■◆■

 幼稚園教員免許を取得するためには、幼稚園に行き、園生活を理解したり、保育者の役割や動きを見学したり、実際に子どもたちとかかわったり指導案を立案して実際に行ったりする教育実習を行わなければなりません。
 多くの教員養成校が短期間にまとめて(例えば2週間ずつ2回、4週間1回など)教育実習を行っています。しかし、本学は「体験から学ぶ」ということを大切にしているので、1年生の4月から毎月1回、園に出向いて見学したり子どもたちとかかわったりすることを行っています。本学の教育実習(幼稚園Ⅰ)の到達目標は、『入学直後からの子どもとかかわる体験、実習を通して、「子ども理解」「職務の理解」「園の理解」「保育の課程の理解」「自己課題」について、幼稚園における保育の実態を知るとともに子どもの成長を知る。その体験を記録にまとめ、グループの実習を共に行う仲間とともに振り返りを行うことで自身の体験を省察する』とあります。120名の学生がグループに分かれて実習を行います。入園・進級当初の子どもたちの様子を見学したり、夏まつりや運動会の行事参加等も体験したりし、12月まで子どもたちの成長の変化や園の行事などを理解することができます。幼稚園で見たり体験したりしたことを記録し、学校で振り返りを行い、友達と気付きを共有したり意見交換をしたりして、他の次の実習に活かせることは、子どもたちに寄り添ってともに歩む保育者になるためには大切なことです。この1年生の体験が2年生6月の教育実習(幼稚園Ⅱ)へとつながっていきます。
 今年度はコロナ禍のため、幼稚園での実習は7月からになってしまいました。それでも初めて子どもたちの生活の様子を見学した学生たちは、目を輝かせていました。コロナの終息が見えない中で「体験から学ぶ」にはとても辛い状況が続きそうですが、少しでも多くの体験ができると良いと思っています。附属幼稚園をはじめ、学生を受け入れてくださる多くの幼稚園・認定こども園に感謝しつつ、実習がより良い学びにつながるようにしていきたいと思っています。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 五十嵐 実季■◆■

 8月29日(土)に年長組のお楽しみ会を行いました。
 年長組の子どもたちにとっては幼稚園生活最後の年。今年はコロナウイルスの影響で制限の多い日々が続いている中、“一つでも多く思い出に残ることができたら”そんな思いから短時間でしたが、夕方から登園して友だちや保育者と一緒に幼稚園で楽しく過ごす時間を設けました。
 当日のお楽しみは、事前に子どもたちからやりたいことを聞き、泥水遊び・宝探し・虫探しグループに分かれて楽しみました。
 泥水遊びグループは、全身びしょぬれになって遊び、子どもたちからは「きゃー!気持ちいい!楽しい!!」という声がとても多く聞かれました。着替えをする時には、「またやりたい」「また来週やろうよ!」と言う子もいて、子どもたち一人ひとりの言葉から楽しく充実した活動となったことが伝わってきました。保育者も活動を一緒に楽しみながら、その気持ちを共有できたことがとても嬉しかったです。
 宝探しグループでは、7~9人の小グループになり、1つずつ問題を解いたり、指定の場所に向かったりしながら進んでいきました。リーダーシップをとって問題を読む子やグループの友だちがみんないるかどうか人数を確認する子など、一人ひとりがグループの中で役割をもって、友だちと協力して楽しんでいました。最後の場所には宝(メダル)があり、達成感でいっぱいの表情がみられました。
 虫探しグループは、理事長先生に来ていただき、“アリグモ”の話を聞きました。子どもたちは理事長先生が描いてきてくださったアリグモの絵をみながら、真剣に話を聞いたり、「知ってる!前の年長さんが見つけたって言ってた」などと興奮した様子で話をしたりと、さらに気持ちが高まっているようでした。その後、戸外へ出て、早速アリグモを探したり虫網や虫かごで大きなバッタを捕まえたりして、虫探しを思う存分楽しむことができたようでした。
 その他に、年少組からのスライドショーを観たり、園庭で打ち上げ花火を見たりして、最後まで子どもたちの笑顔と歓声が絶えませんでした。「楽しかったね!」という子どもたちからの言葉や笑顔から、楽しい思い出となったようでとても嬉しく思いました。事前準備や当日には、たくさんの先生方の力を借り、無事終えることができました。ありがとうございました。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 栄養士 宮越 瞳■◆■

 明徳本八幡駅保育園に着任して早いもので半年が経ちました。
 以前と比べ子どもたちと関わる機会も増え、元気いっぱいの姿にパワーをもらっています。また先生方との関わりも増え、子どもたちのことを常に考え奮闘する姿に日々刺激を受けています。
 子どもたちは今、食べる力を育てる大切な時期。普段何気なく食べている食事も食について知り興味をもつことで、より楽しめるのではないかと考えます。
 私は厨房作業・事務作業をメインに行っている為、先生方と比べ子どもたちや保護者と関わる機会は少ないです。その中でどのように栄養士として食の情報を発信していけるか。
 はじめに給食だよりの発行を始めました。旬の食材や毎月行っている食育について載せています。食育についてお知らせすることで、食育後の親子の会話に繋がればという思いがあります。同時に給食室前に「給食室からのお知らせ」という掲示とファイルの作成を始めました。内容はその日の献立メニューへの思い、その日使用している食材について、子どもの食に関するものです。給食室からのお知らせは栄養士からだけでなく調理員からの思いでもあります。実際に手にとって読んでくれている保護者を見かけるようになり嬉しく思います。
 まだまだ保育園栄養士として未熟ではありますが、自分自身も学びながら子どもたちと共に成長していきたいと思います。



【高等学校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(入試広報室) 篠崎 真輝■◆■

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮し、8月2日(日)と22日(土)に、「オンライン体験入学会」を実施しました。
各教室での体験授業や部活動体験を用意していた例年のプログラムを、出来る限りYouTube Liveに置き換えることをイメージして企画を進めました。最初に学校紹介VTRを放送してから、予約に応じた5教科の体験授業へ誘導し、最後に希望者対象のコース説明会を実施する内容で、6つのYouTubeチャンネルにより生放送を行いました。どの授業も、とても臨場感とライブ感にあふれた内容が展開されていました。授業担当の質問に答えるチャット欄の盛り上がりからも、参加者の満足度は高かったものと思われます。今後同様の募集イベントを実施するかは分かりませんが、一つのひな形をつくることが出来たのではないかと考えています。 当初は予約が伸びず不安な時期もありましたが、入試広報室のスタッフにより中学校訪問・塾訪問を重ねる中で、オンライン型としては十分な参加者を得られました。それと同時に、こうした社会状況にありながらも、来校型イベントへの需要は依然高いということも痛感しました。10月末からは、いよいよ来校型の「学校説明会」を実施していきます。今回は定員を設け、一部プログラムを見直すなど、感染拡大防止の取り組みを行った上で参加者をお迎えします。今後も、本校の受験につながるよう積極的な広報活動を進めて参ります。



Copyright © CHIBAMEITOKU All rights reserved