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学園ニュース

学園ニュース 2020年10月号(244号)

【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 生徒指導部 彦田 勇人■◆■

 令和2年10月1日、コロナ禍で千葉県の中学校、高等学校が文化祭の中止を発表する中、中高合同による明高祭・明実祭が開催された。
 例年と比べ規模を縮小し、生徒と教職員が一丸となり感染症対策を施し行われた。今年度は「中高合同開催」「withコロナ」が実現できるように中高生徒会が中心となり準備・運営を行った。
中高合同開催!
 中高合同開催という事で、例年別々となっている文化祭のテーマを統一させた。中学校では「希」、高等学校では「Reclaim Your Originality」というテーマを考え、「希 to Reclaim Your Originality」と中高でテーマを統一した。準備・運営でも生徒会を含め各委員会で中高合同の集会を開き、一体感を持って行うことが出来た。さらに、中学生も高等学校の教室を使用し、中学校のメビウスホールで部活動などの発表を行うことで、中高の垣根を越え、互いに交流することが出来た。
感染症対策への取り組み!
 感染症が蔓延る中での開催にあたり、生徒が楽しむ事と感染症を出さない事の両立を目指し対策を施した。まず、体育館・メビウスホールで行われたクラスパフォーマンス、部活動・中学生「土と生命の学習」の発表では事前にチケットを配布し入場制限をした。会場も三密を防ぐために「座席の間隔を空ける」「常時換気を行う」「発表毎に消毒作業を行う」事で対策に尽力した。また、発表を行う団体にはマスクやフェイスシールドの着用、演者同士の距離を確保する等の協力を要請し感染症対策に協力をしてもらった。生徒が食事を取るイートインスペースでは、消毒の徹底と座席を市松模様に配置することで、向かい合って座る事が無いようにした。
高校生活最後の文化祭!
 学校生活が最後になる高校3年生を忘れてはならない。部活動の大会が中止になったり、学校行事が中止となっている彼らに、部活動での3年間の集大成を披露する場を、高校3年生全体には、会場内を回り、文化祭をより楽しめる企画を設けた。部活動の発表は、ダンス部・合唱部・軽音楽部・吹奏楽部・書道部が体育館・メビウスホールでそれぞれ行った。発表後に3年間の思いが堰を切ったように漏れ出す姿が印象的であった。高校3年生全体では景品を用意したスタンプラリーを実施することで、学校敷地内を回ってもらう事が出来た。
今後、入学試験や就職活動を控えている彼らが、万全の態勢でそれらに臨める事を切に願う。
 明高祭・明実祭が終了してから日が浅く、予断を許さない状況だが、現段階では感染症の報告は出ていない。これも、我慢を強いることが多い中、理解と協力をしてくれた生徒の気概に依るところが大きい。そして、日に日に変わる情勢と共に、厳しくなるガイドラインに理解を示し準備・運営に協力をしてくださった、教職員・学校関係者の皆様のおかげである。




【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 常勤講師 吉川 紘永■◆■

 令和2年度の明実祭・明高祭は、新型コロナウイルスの影響で従来の規模を大幅に縮小し、10月1日(木)の1日限定、一般公開はせず在校生だけでの開催となりました。
 準備段階から新しい生活様式を意識し、検温やマスクの着用、アルコール消毒など、生徒一人ひとりが感染予防対策を徹底しました。
 オープニングセレモニーは、従来であれば体育館で行っていましたが、大人数で集まることを防ぐ観点から、今年度はクラス毎に教室でオープニング動画(各企画のPR動画や、各部活の発表)を視聴することができ、これから始まる文化祭に生徒たちはとてもわくわくしていました。
 今年度は、中高合同開催ということで、中学生たちは高校校舎の教室をお借りして展示をさせていただきました。なかなか入ることのない高校校舎で生徒たちは緊張した面持ちでしたが、お借りした教室で創意工夫をし、素晴らしい展示を作り上げることが出来ました。中学1、2年生は体育館で「土と生命の学習」の発表、中学3年生は「縁日」「フォトスポット」「映像上映」と学年で3つの展示をさせていただきました。縁日では夏の風物詩である祭り提灯を1つ1つ丁寧に作り上げて、上から吊るし、本来の縁日の風景を再現しました。生徒たちが試行錯誤して作り上げた輪ゴム銃の射的や、ヨーヨー釣りは来てくださった人に大変好評で、楽しんでいただけました。フォトスポットではお花紙を作り、写真映えをする空間を作り上げました。映像上映では何回も撮り直しを行いながら、納得のいく動画を作り上げることができました。様々な制限がある中で、学年が協力してひとつのものを作り上げられた経験は生徒達にとっても大変貴重な経験となりました。
 最後に、短い時間ではありましたが、コロナ禍の中、明高祭・明実祭を無事開催できたことを心より感謝申し上げます。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 山田 萌々香■◆■

 今年度の運動会は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「保育参加日」として学年ごとに開催しました。
 年少組にとって初めての行事となりました。各クラス手作りのごりらに向かって一生懸命走ったり、『ばななくん体操』の踊りを元気に踊ったりして、楽しむ姿がみられました。今年度は6月から幼稚園生活が始まり、まだ間もない園生活での行事でしたが、保護者の方も子どもの成長を感じられたようでした。
 年中組は、『ぼよよん行進曲』に合わせて元気に跳んだり、クラスごとの円になって歩いたりしながら踊りました。踊っている子どもたちや、見ている保護者の方々、会場にいるみんなから自然と笑顔が溢れていました。25mの徒競走では、去年よりも走り方に成長がみられ、友だち同士の応援も一生懸命にすることができました。この、保育参加に向けた活動を通して、友だちやクラスの繋がりが深まったように思います。
 年長組は、一度雨天のため延期となりましたが、その分子どもたちはやる気に満ち溢れていました。『ソーラン節』『チアダンス』では、年長組ならではの力強いパフォーマンスを見せてくれました。リレーでは、一人ひとりが真剣な表情で走り切りました。勝って嬉しい気持ち、負けて悔しい気持ちもクラスの友だちと分かち合い、心をひとつにすることができました。
 コロナ禍での開催となり、さまざまな制限もある中、たくさんの方々に協力していただきながら、無事に保育参加日を終えることができました。今年度は学年ごとの開催となり、ゆったりとした雰囲気の中で、子どもたちは楽しむことができたと思います。今後の行事も、例年と同様には行えないこともあるかもしれませんが、新しい形で子どもたちが楽しめるように考えていきたいです。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 南波佐間 紀子■◆■

 10月3日(土)に附属幼稚園の広い園庭でおたのしみ会を行いました。
 今年度は、保護者が参加する、面談や保育参観等を中止にせざるを得ない状況の中での実施となりました。本園の中でも大きな行事を開催すると決まるまでは不安や心配もありましたが、「年長の子どもたちにとっては最後のおたのしみ会。みんなに成長した姿を見てもらいたい」「子どもたちには大勢の人の前に立つ緊張感や達成感を味わって欲しい」という思いが職員の中でまとまり、「できるのか?」ではなく「どうすればできるのか?」という前向きな考えに切り替え、コロナに負けないという気持ちを込めて「ばいきんばいばい☆」を今年のテーマに掲げ準備を進めてきました。
 当日は澄んだ秋空のもと、保護者の方々と「今日は頑張るぞ~」「緊張するな~」と様々な会話をしながら笑顔で登園してくる子ども達。おたのしみ会を楽しみにしている様子が伝わってきました。
 年長児の始めの言葉からスタートし、さくら組(3歳以上児)の競技では、日々の遊びの中で挑戦した縄跳びや鉄棒等をコース中に盛り込み、自分の得意なことやたくさん頑張ったことを披露し、成功するたびに大きな拍手が沸き起こりました。
 つくし組(0歳児)にとっては、初めてのおたのしみ会。石鹸の泡をイメージした「あわあわ帽子」をかぶっている姿はとても可愛く、大勢の人に囲まれても物怖じせずに進む子、眠くなって泣いてしまう子と、0歳児ならではの可愛さに会場全体が温かい雰囲気になりました。
 たんぽぽ組(1、2歳児)は、自分たちで作ったペットボトルの水鉄砲を使って、吊るされたバイキンの的に向かって発射!!バイキンが落ちると「やった~!」と喜ぶ声が聞かれました。去年泣いてしまった子も元気に参加し、ニコニコの笑顔で走る姿に成長を感じました。
 おたのしみ会の最後は、毎年恒例の保護者の方も参加し全員で大きな円を作り、「千葉おどり」と「Baby Shark」を踊り、皆の気持ちがひとつになったことを感じました。
 様々な制限がある中での開催でしたが、前向きにみんなで力を合わせたことで、たくさんの笑顔を見ることができ、大切な思い出を作ることができました。この先も不安の多い生活が続くと予想されますが、来年のおたのしみ会ではマスクの無い笑顔の写真がたくさん残せるよう、コロナの終息を願いながら、日々の保育を工夫し、子どもたちと楽しく過ごしていきたいと思います。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 主査保育教諭 齋藤 夏季■◆■

 ますます秋の深まりが感じられるこの頃、日中も涼しさを感じられるようになり、戸外で遊ぶ子ども達の動きもより一層活発になってきました。
 私が担当する0歳児クラスでは、子ども一人ひとりとのスキンシップやその子の興味・関心にしっかりと寄り添い、気持ちを満たしてあげられるような関わりを大切に保育を行っています。
 4月当初の赤ちゃんらしさから約半年ほどこの園で生活し、行動範囲が広がることで視野の広がりや言葉も喃語や簡単な一語文を話したりするようになりました。また、やりとりの方法も増えたことで、保育者から友達・年上のお兄さんお姉さんへの興味の広がりを見せています。その姿は3~5歳児にも見え始め、園庭で遊ぶ0歳児に「赤ちゃんかわいい!」と声をかけたり「赤ちゃんって何して遊ぶの?」と赤ちゃんへの疑問を持ち、担任に声をかけてくれるようになりました。
 最近では、4歳児クラスのA君が、まだ歩きが安定しない0歳児のB君の遊んでいる姿が目に留まり、声をかけている姿がみられました。とてもやさしい声で「B君、滑り台やるの?」「ゆっくり!そうそう、気をつけてね」と滑り台がやりたかったB君に滑り終わるまで付き添ってくれた一場面がありました。その日だけに関わらず、次の日もまた次の日も…と0歳児のB君の姿を戸外で見かけると「B君、今日は○○してるんだ!」と1度は必ず声をかけてくれるようになりました。そんな優しく一途なお兄さんにB君も笑顔を見せていました。毎日のように0歳児に声をかけるA君の姿を見て、他の4歳児の子達も刺激を受けたようで、自分たちが小さい頃から経験して学んできた危険なことをもとに「ここ落ちないように見ててあげる!」と遊んでいたことを中断してでも赤ちゃんの隣に座り、見守ってくれるC君や園庭を散策し、歩いている0歳児を見かけ、「そこ転ばないでね!」と声をかけるD君など自分達が遊びの途中でも、年下の子を気にかける余裕が感じられました。
 4歳児の子ども達のことは、1歳児の時から3歳児までの3年間、担任の経験があったこともあり、「自分のことが1番!友達との時間が楽しい!と自分とその周りの小さな関係しか興味がなく、見えていなかった子達がな~」と昔のことを振り返りつつ、このような姿にまた一つ大きく成長を感じました。
 0歳児の子ども達にとっても、安心できる保育者のもとで、様々な年齢との関わりが広がっていく楽しさ、嬉しさを感じられているといいなと思っています。
 これからも、こども園だからこその強みを持ち、0~5歳児の隔てのない良い関係を見守っていき、心の面での成長を感じていきたいです。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 信田 ますみ■◆■

 昨年1、2歳児の担任をしてから、子ども達の影響で以前より生き物に興味を持つようになりました。
 元々虫があまり得意ではなかった私ですが、ダンゴムシや青虫など子どもたちが嬉しそうに発見したり捕まえたりして楽しむ姿を見て、私も生き物好きになりました。そして、「今年はクラス全体で生き物に触れる機会を多く持ちたい、生き物好きな子どもになってほしいよね」と担任間で話し合い、4月からクラスでカタツムリを飼うことにしました。
 はじめは担任が掃除やエサやりをする姿を見せる事から始めることとなり、子ども達は保育者の傍で真剣な表情で見つめていました。次第に、やってみたい!と2歳児を中心に興味をもちはじめ、カタツムリが逃げないように見守る係、ケースを持つ係、エサをあげる係など簡単な役割を決めてお手伝いを任せることにしました。
 毎日のエサやりが習慣となって、今では子どもの方から「ごはんあげにいく!」と張り切ってお世話をするようになり、掃除の際には「うんちあった!」「あかいうんち!」とカタツムリのうんちを楽しみながら発見し、保育者が「どうして赤いうんちなのかな?」「にんじんたべたからかな?」「小松菜食べたら何色うんちだろうね」などと問いかけ、子ども達と一緒に考えて、その不思議さや新たな発見について話し合ったりして過ごしています。私は、この時間がとても楽しいなと感じています。子どもの興味に寄り添って子どもの好きなこと、興味を大切に一緒になって楽しむことって大事だなと実感しています。
 そして、言葉が出なかった子が生き物に興味を持ち、触れる中で目を輝かせながら「ムシ!」「ムシ!」と言えるようになり、一生懸命発見を伝えようとする姿に成長を感じることが出来ました。その子のお母さんから、今まで虫に興味がなかったのに家の近所でアリを見つけると嬉しそうにしたり、蝉の鳴き声をまねっこしたりするようになって何だか楽しそうです。と嬉しい報告もあり、改めて子どもの興味に寄り添うことの大切さを感じました。
 子どもが今何を楽しんで、どう感じているのか?子どもの心が動く瞬間に同じ目線に立って私たちも感じることが出来たらこんなに楽しいことはない!と思うようになりました。
 これからも子ども達と一緒に色んな発見や楽しい事をたくさんしていきたいと思います。


【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 田中 葵■◆■

 コロナ渦において、短期大学では、前期は紙媒体を通じた資料配布と課題提出という遠隔授業をベースに、6月からは少人数授業のみの分散登校授業も織り交ぜながら、ハイブリッド形式で学生の学びを支えてきました。前回の学園ニュースでも報告がありました通り、7月からは、保育現場にご理解をいただきながら、1年生も実習が開始できるようになりました。しかし、通常通りの対面授業は後期も再開できないという判断、さらにオンタイムでのフィードバックや学生との双方向性を確保する必要性から、後期は、少人数授業での分散登校は継続しつつ、Google classroomを活用したオンライン授業を始めました。
 オンライン授業を開始するにあたり、教員間で共有し確認したことは、何よりも、「授業目的を達成することが大前提」ということです。従来の対面授業の手法に固執し、それをどのようにオンラインにするかと考えるのではなく、授業の目的(学生に学んでほしいこと)に対して、オンラインをどのように活用できるかを考えるよう、柔軟な発想転換の必要性を再確認しました。当たり前のことですが、どのような状況下においても、学生に対して質の高い学修を保証するために、忘れてはならない視点であると思います。同時に、慣れない環境下で学修している学生を考慮した課題量の設定など、配慮する点は多くあり、試行錯誤しています。
 現在、後期が始まって2週間ほど経ったところですが、学生は柔軟に対応しているようです。先月のオープンキャンパスでの在学生トークライブで、1年生が以下のようなことを言っていたそうです。「入学前に思っていた以上に、先生方がサポートをしてくれていることを実感している。遠隔授業だけれど、課題の出し方から、先生たちは私たちの学びにつながるよう工夫してくれていることがわかる。」教員にとっては何よりもの嬉しい言葉です。通常とは違う授業形態ではありますが、学生の気持ちと学びを損なうことのないよう取り組みたいと思っています。


【法人】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 福中儀明 理事長が、私立学校審議会委員功労者に選出され、文部科学大臣表彰を受けることとなりました。私立学校審議会委員としての功労が顕著な者について都道府県の推薦を基に選考され、今回は全国で130名が選出されました。福中理事長に加え、昨年度まで本学園理事を務められた学校法人健伸学院 柴田炤夫理事長も選出されています。表彰は、10月29日(木)に行われる全国私立学校審議会連合会創立70周年記念式典にて行われます。誠におめでとうございます。


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