第一志望入試・一般入試
筆記試験は、2科目もしくは4科目で選抜する、私立中学の一般的な入試形態です。本校では知識の獲得ができているか、獲得した知識を正しく運用できているかを問う問題をベースとし、情報を分析したり、自分が考えたことを他の場面に応用できるかを問う問題も出題します。また、面接試験(個人)も実施します。
選抜方法
国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 面接 | 備考 | |
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第一志望入試 (12月1日) |
● | ● | ◆ | 2科目(国語・算数) | ||
一般入試1 (1月21日) 一般入試2 (1月25日) 一般入試3 (1月28日) |
● | ● | ● | ● | ◆ | 2科目(国語・算数) または 4科目(国語・算数・理科・社会) |
一般入試4 (2月4日) |
● | ● | ◆ | 2科目(国語・算数) |
※第一志望入試及び一般入試1の合格者は、合格を保持したまま受験料無料で特待生選抜にチャレンジできます。
▶1月25日の一般入試2を受験していただきます。
※一般入試1、2、3では特待生(A特待生・B特待生)選抜を実施します。
◆一度でも個人面接を実施した方は、2回目以降免除となります。
国語

大問は一から三までの3つ。
一は言語の知識を問う問題です。漢字の読み書き、語句問題、文法的知識などを問います。
二は論説文の読解です。主に、接続詞や指示語などに着目して、文章の構成や展開について論理的に読めるかどうかを問います。内容をまとめる問題は問われている内容を考え、必要な部分を探し出しましょう。
三は物語文の読解です。情景の描写から状態を説明したり、登場人物の心情を把握したりする力を問います。問の内容を理解し、それが書かれている場所を探しましょう。
二と三は、全体として基本的な文章の読解力、理解力を見る問題です。
算数

大問は1から5までの5つ。
1は計算問題です。基本的な計算力を問います。分数や小数を扱う問題もあります。
2は算数の基本的な知識と理解力をはかる問題です。小学校で習う各項目の基本部分をしっかり押さえているかどうかを見ます。
3から5は様々な基本知識を使って、論理的に答えを導く力を見る問題です。文章から計算式を立てられる力、図や表を読み解く力、図形を頭の中でイメージし、数として具体化できる力などを問います。3から5の問題の中では、私たちの生活の中で実際に使われている計算や論理に関する問題も扱います。
理科

理科は物理・化学・生物・地学の4分野から広く出題してあります。
生物分野の問題では、生物が「生きるためのからだのしくみ」、食べたり、呼吸したり、血液が循環したり、といったことを理解することがポイントです。
地学分野では、特に私たちの生活と直接関係のする分野が出題されます。日本にはなぜ四季があり、その時々の代表的な星はなにか。太陽や星はどのように移動するのか。地震とはどのようなものなのかなどをしっかりと理解しておきましょう。
化学分野は、実験の様子を思い描いて答える問題になっています。基本的な事柄を聞かれますので、代表的な実験については確実に押さえておきましょう。
物理分野も基本を問われます。光や音、電気や力など、生活に関わる項目での出題がメインです。計算力も必要になる場合もありますので、計算ミスや単位の間違いなどのないように気をつけましょう。
社会

社会は地理・歴史・公民の3分野から広く出題します。
大問は全部で3つです。大問1は、小学校で習う基礎的な事柄について、確実に身に付けているかを問う問題となっています。大問2と3は、3分野を分けず広い分野から総合的に出題します。
項目別にみると、地理分野では都道府県名や県庁所在地など基本的な用語を、漢字で答える問題が多いので、漢字の間違いなどがないように気を付けて答えて下さい。また、地図やグラフが正確に読み取れているか問う問題もあるので注意しましょう。歴史分野では、有名な人物と歴史的事件、その発生場所が関連付けられるかどうかに注意して学習を進めておいて下さい。公民分野では、最近のニュースに関連した問題を出題しています。政治・経済・国際社会でどんなことが話題となっているか、日頃のニュースを意識した学習を進めておいて下さい。
面接試問
将来の進路に対する目的意識や6年間の中高一貫教育を受けるための能力、適性、意欲を確認するものとします。