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第72回卒業証書授与式

2022.03.01

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3月1日(火),第72回卒業証書授与式を挙行し,3年生376名が卒業しました。新型コロナウイルス感染症対策として,今年度も保護者や在校生の出席は叶いませんでしたが,保護者の方にはライブ配信でご視聴いただきました。
ご卒業,おめでとうございます。卒業生の活躍を期待しています!

校長式辞
 弥生3月,日差しの温もりから,ようやく春の足音が感じられるようになってまいりました。
 本日,ここに千葉明徳学園 福中 儀明理事長,PTAから中原会長をはじめ役員の皆様方のご出席を賜り,第72回卒業証書授与式を挙行できますことは大きな喜びであります。
 ただ今,呼名を受けた376名の卒業生の皆さん,改めてご卒業おめでとうございます。そして,本日ご列席頂けませんでした保護者の皆様方におかれましてもお子様方のご卒業を心からお祝い申し上げます。
 
 さて,卒業生の皆さんが本校で過ごした2年生からの2年間は,日本のみならず世界中が新型コロナウイルスとの闘いに中にありました。卒業生の皆さんにとって,高校生活は本来なら学習を中心に,行事や部活動に燃え,そして進路に向かっていく中で,大きく成長していく時間になるはずでした。私は,卒業生の皆さんが,様々な面で充実した時間を過ごせなかったことがとても残念であり,そんな皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし,そんな制限の多い中にあっても皆さんは,行事や部活動に励み,自己を見失うことなく懸命に進路選択に邁進してくれました。改めて,そんな中での皆さんの頑張りを心から称えます。
 
 そして今,皆さんは,旅立ちの時を迎え,何を思い,どんな決意をしているのでしょうか。そんな皆さんの旅立ちに当たり,2つのことをお話しします。
  1つ目は,皆さんが学んだ千葉明徳学園の建学の精神を心に刻んでおいて欲しいということです。
「明徳を天下に明らかにせんとする者は,まずその知を致せ」
この建学の精神から,現在の千葉明徳が求める人間像は『行動する哲人』です。皆さんがこれから歩んでゆく時代は,目まぐるしく変化し,予測の難しい時代だと言われています。
 例えば,今,ロシアによるウクライナ侵攻の様子が連日報道されています。戦争はそれぞれの思惑があり,そして大儀を作って起こっていきます。しかし,その争いの過程では,いわれなく失われていく尊い命があります。皆さんは今,連日の報道から様々な事を感じていることと思います。私は,本校で学んだ皆さんだからこそ,こうした現実に無関心になることなく,自分の意見・考え方をしっかり持っていって欲しいと強く願っています。そして,こんな時代だからこそ,千葉明徳の建学の精神が求める人間像『行動する哲人』が,これからの時代を生き抜いていく中で,ますます輝きを放つと確信しています。
 
 2つ目は,卒業生の皆さんへのお願いです。本日,保護者の皆様方は,皆さんの晴れの舞台を共にお祝いできないことをたいへん残念な思っておられることと思います。保護者の皆様方は今,お子様の千葉明徳での3年間,あるいは6年間の学校生活の様々な場面を思い起こしておられることと思います。お子様の卒業,それは親として掛け替えのない大きな歓びだと思います。
 そこで,卒業生の皆さんへのお願いです。昨日の淑明会入会式でも荒木会長がおっしゃいました。私からも同様のお願いです。今日(こんにち)まで,皆さんを支えてくださった,保護者・ご家族の皆さんに,今日(きょう)帰宅したら必ず「有り難うございました」という卒業の報告を申し上げてください。
また,皆さんをここまで導いてきた,担任の先生をはじめとする,本校の教職員,そして皆さんの終生の母校となる千葉明徳中学校・高等学校のことも,心に刻んでおいて欲しいと思います。
 
 それでは,いよいよ卒業生の皆さんの旅立ちです。皆さんの卒業を心から祝福し,入学の時に贈った,高浜 虚子の句を再度贈ります。
『春風や 闘志 抱きて 丘に立つ』 『春風や 闘志 抱きて 丘に立つ』
いよいよ卒業生の皆さんの旅立ちの春です。
卒業生の皆さんの前途が洋々たるものであることを確信し,将来への末永い,ご多幸をお祈りし,式辞と致します。     
 
令和4年3月1日
学校法人千葉明徳学園
千葉明徳中学校・高等学校
校長 園 部  茂