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学園ニュース

学園ニュース 2021年7月号(253号)

【高等学校】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 今年3月に高等学校を卒業した荻原虎太郎さん(順天堂大学1年生、セントラルスポーツ)が東京2020パラリンピック 競泳競技に出場します。
 荻原選手は千葉市出身で、生まれたときから右肩に骨のがん「軟骨肉腫」があり、4歳で摘出したため、右肩と右足に障害があります。運動機能障害の10クラスのうち8番目に障害が重いクラスでの出場となります。
 大会前に荻原選手が来校され、パラリンピック出場への意気込み、在校生へのメッセージ、将来の夢、目標等を語ってくれましたので、掲載致します。

Q:本校での思い出
A:明徳のアスリート進学コースに在籍し、スポーツで生きていくという志を持った仲間達とともに過ごせたことが最も良かったことです。また、先生方にも恵まれました。間宮先生、鈴木(慶)先生、塚本先生、園部校長先生らには特にお世話になりました。
Q:在校生へメッセージ
A:自分は高校入学当初、無名な選手でしたが、自分自身で考えながら3年間コツコツ毎日練習を重ね、泳ぐ技術だけでなく筋力や柔軟性の向上等の体力面をかなり鍛え上げました。高校3年間という短く限られた時間は、与えられたことをこなすだけでなく、自分自身で考え、部活でも何でもやりたいことをやった方がいい。自分もいっぱい失敗したし、失敗を恐れることは無い。とにかくやりたいことをとことんやってほしいです!
Q:東京パラリンピック出場について
A:世界レベルで戦うようになって、意識が変わりました。日本で一番であっても、最初世界と戦った時には自分の実力では歯が立たず打ちのめされました。他の選手は自分の何倍も努力をしているからこそタイムが出ているのだろうと考え、それから練習を重ね、今では世界ランク7位、メダル獲得の可能性もあると言われるようになり、景色が変わりました。ようやく世界と戦えるレベルになりスタートラインに立ったと感じています。パラリンピックでは、100mバタフライ、自由形に加え、個人メドレー、メドレーリレーの4レースに出場したいと考えています。頑張ります!
Q:将来について
A:パラスポーツを世に広めることが目標です。2024年にパリで行われるパラリンピックではメダルを獲りたいと考えています。その後は水泳だけでなく他競技にも取り組み、その競技の特性を味わったり、抱えている問題を体で感じ把握したいです。
具体的には、トライアスロン、バドミントン、テコンドーをやってみたいと思っています。2028年ロサンゼルスパラリンピックには水泳以外の競技で出てみたいです。今は水泳を一生懸命頑張っていきたいと思います。

 荻原選手の出場する東京2020パラリンピックは8月24日(火)開会予定で、荻原選手は翌25日(水)から競泳競技の複数レースに出場予定です。世界の舞台で戦う明徳OB 荻原虎太郎選手へ熱いご声援の程よろしくお願いします!



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(生徒指導部部長) 安蒜 和宏 ■◆■

 昨年度に続き、今年度も「新型コロナウイルス」の終息が見えない中、新年度がスタートして早4カ月が過ぎようとしている。
 昨年度は「新型コロナウイルス」が猛威を振るう中で、高等学校生徒指導部部長に任命され、入学式や卒業式の規模縮小、各部活動の大会等が中止になるなど例年とは様々な点で違いを感じ、右も左もわからないまま1年の月日があっという間に過ぎた気がした。
 先が全く見えない状態であり、例年とは違う環境で生徒指導部長を務める中、初めて大きな行事に向き合うこととなった。それが「明実祭・明高祭」の文化祭であった。1学期中は「緊急事態宣言」等が発令され、長期の休校やオンライン授業が行われていたため、「感染拡大防止対策」や「授業時間の確保」を最優先とする中で、文化祭や体育祭の実施そのものが危ぶまれたが、様々な行事や大会が無くなるなか「人生の大きな分岐」ともいえる大事な高校生活の1年間において、何の思い出も無いという生徒が出てしまう事が辛く、何とかしてあげたいという気持ちのみで校長室に駆け込んだ記憶がある。
 校長先生にご相談をさせていただいたところ、校長先生も同じ考えでいてくれたことが幸いし、「文化祭でクラスターを作らない」「例年と違う内容で取り組む」「生徒・教職員の安全確保が最優先」という条件の中で、2020年度の初めての行事となる中高合同文化祭「明実祭・明高祭」を実施することができた。文化祭の実施には多くの先生方にご協力いただき、初めての大きな行事を終えることができ、心から感謝しています。
 例年と違い、多くの制限がある中で担任の先生方や部活顧問の先生方には、多大なご迷惑や不満を与える形となってしまいましたが、ある生徒が言ってくれた一言が、今でも心に残っています。
 「3年間本当に頑張ってきた部活動の、最後の大会を迎えることができないことが非常に悔しい。ただ、全国どこの学校の3年生も同じ気持ちだと思います。高校生活最後の学年で何の思い出もなくなるかもしれなかったが、他校でも中止となる文化祭や球技大会をできたことに感謝します。ありがとうございました。」とダンス部の3年生の生徒に言われたことを忘れられません。
 今年度は昨年度と違い、部活動では「無観客試合」「感染予防対策の徹底(発熱者や濃厚接触者の疑いがあるチームは大会不参加)」「合宿等での宿泊禁止」など規制はあるが、昨年と同様のコロナ禍の環境でも大会等が行われている。昨年度卒業していった生徒よりは「まだまし」だが、部活動に加入していない生徒は「マスク着用のストレス」「楽しい昼食時間の制限」「遠足中止」「研修旅行の有無の不安」など、高校生活のイベントや思い出作りが殆どできない可能性もある。
 我々教職員は、毎年入学してくる生徒がいて、卒業していく生徒がいるため何度も行事を作りサポートをして、思い出を作ることができる。しかし、生徒にとっては「一生に一度の高校生活」である。一日一日、一分一秒が大切な時間であり、失った時間を取り戻すことはできない。
 今年度の文化祭も多くの制限があるが、決められた条件や与えられた環境の中で、生徒一人ひとりに最高な笑顔が生まれ、思い出に残るような高校生活を作るためにも、今できる精一杯の文化祭を開催できるように全力で準備・サポートをして最高な舞台と思い出の1ページを作ることが私の責務だと思う。
 「来年は普通の日常生活が送れるといいな~」と思う今日この頃である。


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 今井 綾子■◆■

 例年は、さつき会の方を招いて玉すだれや千葉おどりをみせて頂いている七夕会・・・。
 昨年に引き続き、今年度もコロナ禍のため中止することになりました。しかし、「今の子どもの様子に合わせて何か体験できることを!」と7日は、各部屋で七夕に触れる機会を持ちました。
 6月下旬になると毎年恒例になっている、大きな笹が学園から到着!! 保育園の玄関に設置すると子どもたちは、目を真ん丸にして「おっきぃ~!!」と驚いたり、「たくさん飾りを作らなきゃ!」と言ったりしていました。そして各家庭に短冊を配布し、登降園時には、お母さんやお父さんと一緒に願い事を書いた短冊を「ここに結んで!」「あれ○○が書いたんだよ」と楽しそうに、笹に飾りつけていました。
 そして以上児クラスは遊びの中では、折り紙を使って笹飾りを作りました。天の川や折り鶴、輪つなぎなどの飾りの由来を知り、子どもたち同士で教え合ったり、思いを込めて作ったりする姿が見られました。
 1・2歳児クラスは、障子紙と絵の具を使ってのにじみ絵で、両手を絵の具だらけにしながら、みんなで一緒に大きな天の川を作りました。また七夕当日は、室内で星探し(宝探し)をしました。大小さまざまな大きさの星をみつけては「あった!」と目を輝かせている子どもたちでした。
 0歳児クラスでは、保育者が歌う『たなばた』や『きらきらぼし』に合わせて身体を揺らしたり、玩具を打ち鳴らしてリズムにのったりしていました。また、玄関の大きな笹を見に行くと「あ!」「ば~」と言って手を伸ばして興味津々な姿が、とても可愛かったです!
 みんなで一緒に集まって、楽しむことが難しい時期ですが、係を中心にどう進めていくかを考えていったことで、今年ならではの七夕を子どもたちと一緒に作りあげることができて良かったと思います。
 今年も一枝ずつ笹を持ち帰る子どもたち。みんなの願いが叶いますように・・・。



【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 講師 久保 瑶子■◆■

 本来であれば、1年生は1~3月に「保育実習Ⅰ」として、保育所実習2週間、施設実習2週間の計4週間の実習を経験します。
 保育実習Ⅰは1年次の学びの集大成でもあり、2年次の授業や実習に向けて課題意識を持つ機会でもあります。しかし、令和3年の1~3月に行う予定だった保育実習Ⅰは,コロナ禍における社会情勢や実習先の状況等を踏まえ,熟考の末2年次の6月に延期する決断をしました。一度は学内演習で実習の単位を補う案も出ましたが,「体験から学ぶ」を大切にしている明徳短大において,やはり現場で子どもや利用者と直接かかわる経験には代えられないという思いから,先行きの見えない不安な状況の中、実習延期を決定しました。
 6月に延期すると決まってからは,実習がより充実したものになるよう,実習指導やそれに伴う関連授業の内容を前向きに組み立て直しました。1年次の実習が2年次に延期されたことにより,現2年生は2年次の6月,8月,10月に実習に出ることになります。対面授業+オンライン授業で日々の学習を行いながらのこのぎゅっとつまった実習スケジュールは、学生にとっても負担の大きいものであることは間違いありませんが、全教員・実習担当職員全体で学生を支えています。
 先日、7月7日・8日には「保育実習Ⅰ」の事後指導(振り返り)が行われました。コロナ禍における不安な状況の中での実習でしたが、誰一人として途中辞退せず、全員が4週間の実習を無事に終えることができたことを喜び合いました。事後指導では、4週間の実習を終えて、それぞれの学びや気づき、疑問や課題をお互いに共有し合いました。実習で感じた思いや自分の行動を振り返り、言語化して仲間・教員に伝えると共に、仲間の実習体験を聞くことで、改めてこの実習で得たものを客観的に捉え直すことができたのではないでしょうか。保育実習Ⅰに向けた準備を通常よりもしっかりと行えた成果を感じる、実りある振り返りの時間となりました。  



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 山田 萌々香■◆■

 気温も高くなり、水遊びの時期となりました。
 昨年に続き、感染症対策としてプールは行えないものの、子どもたちは水遊びや泥遊びを思い切り楽しんでいます。
 遊びのなかで、筒に泥を詰めて、カップケーキのように型どりをしようとして遊んでいた子どもたち。水分を含み過ぎていたことで上手く型どりができないところに「もっと砂を入れてみたら?」と保育者が声かけをしていました。すると子どもたちは砂の割合を増やし、先ほどよりも高く筒の形でとるこができ、砂の量を変えながら、夢中になってくりかえし楽しんでいました。
 筒を横に傾け、水を流して遊んでいた子どもたちは、水の流れを流しそうめんに見立てて楽しんでいました。途中で他の友だちに泥で流れを塞がれてしまったのですが、傾ける高さを変えること、流す水の量を増やすことで水に勢いがつき、泥を流すことができました。
 水を含んだ砂と、乾燥している砂の固まり方の違いに気づく子や、高低差のあるところでの水の流れ方に気づく子がみられ、“遊びから学ぶ“とはこういうことだと考えさせられました。また、他のクラスの保育者の声かけや子どもとのかかわり方をみて、子どもの気づきに繋げていくための言葉かけを自分の保育のなかでも取り入れていきたいと思いました。
 これから更に気温が上がり、スプリンクラー遊びや色水遊びなど、さまざまな遊びを設定していく予定です。子どもたちと一緒に楽しみながら、遊びを展開し、子どもの学びに繋がる保育を行なっていきたいです。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭(3歳児担任) 中野 康之■◆■

 夏の暑さで、戸外で遊ぶ時間が限られてくる中、室内でも夏の遊びが充実するよう3・4・5歳児がクラスの枠を超えて混じり一緒に遊びを楽しむ夏の保育を計画し、7月より取り組み始めました。
 この夏の保育では、子どもたちは各クラスで好きな遊びを楽しんだ後に、それぞれの保育室に創られた「絵の具遊び」「製作遊び」「スライム遊び」のコーナーで、子どもたちの興味にそって自分がやりたい遊びができるようにしています。
 初めのうちは、同じクラスの子と一緒に楽しむ場面が見られましたが、継続して行う中、5歳児がダイナミックに遊ぶ姿を見て、3・4歳児がその遊び方に魅力を感じ、真似してやってみようとする姿も見られるようになってきています。
 また、3・4歳児が難しそうにしていることに、5歳児がそっと手を差し伸べて一緒にやってあげようとする姿もあり、その様子からは縦の繋がりが感じられました。
 まだまだ始まったばかりですが、この取り組みを通して子どもたちの姿の中からいろいろなことが見えてきました。今後もコーナーの内容を変えながら継続し、異年齢の関わりを深めながらいろいろな遊びに夢中になれるようにしていきたいと思います。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 新倉 恵理子■◆■

 2021年度。
 実際に会う、顔を見て会話をする、気持ちに耳を傾けて気持ちを共有する。それが個々に合わせた支援の形であり、本園が大切にしたいこと。
 4月から受け入れ人数を2家庭にして、規模は小さいながらも、子育て支援「ポップスマイル」を再開することになりました。
 100円均一で揃えたもので作った遊具を手にして遊ぶ子どもたちの姿に保護者の方も興味津々!簡単なので、作り方をその場で伝授します!
 「食事」「離乳食」も毎日のこと。
 給食を実際に見てもらう以外に、「スーパーのご自由にどうぞ!」のように、気になったレシピを在園の保護者も手に取れる場所に設置しました!残り1枚(最初は5枚用意)になったら、気兼ねをして取りにくくならないように用紙を足します。「何枚持って行ったかな」「興味がある献立なのかな」そんなことを思いながら次のレシピを考えます。この取り組みができるのも、栄養士や調理職員に作り方を教わったり、子どもに人気の献立を他の保育士に聞いたりすることができているからです。担当は一人ですが、他の職員と一緒に共有できることはとても心強いです!
 ポップスマイルが再開してそろそろ3か月になります。遊具や、食事を「お家でも作ってみた!」という言葉は何より嬉しい言葉です。
 やっぱり人との繋がりって大切ですね。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 藤枝 昭祐■◆■

 昨年入学した千葉明徳中学校10期生は、入学してから初めて1学期を満足に生活できました。
 昨年は新型コロナウイルスの影響で入学式を終えた翌日から休校が続き、新しい友達と学校で生活することができず、今でもその日々を思い出します。
 今年度は感染予防に努めながら、4月から例年通りのオリエンテーションよりスタートしました。
 オリエンテーション期間に、2年生には一つの課題がありました。それは、新しく入学してくる1年生に先輩として学校のことを教えることです。中学校生活に取り入れられている日誌の書き方を教えたり、学校生活で使用される教室を1年生と一緒に巡り案内したりと、短い準備でたくさんのことを教えなければなりません。2年生になったとはいえ、出会ったばかりの1年生にちゃんと教えることができるのか正直不安でした。私は2年生に対して、先輩としての意識を持たせなければならないと考え、準備に取り掛かりました。まずは自分たちの手で学校の施設を動画で紹介し、1年生が今後自由に見ることができるように紹介動画をまとめたGoogle Siteを作りました。そして、自作の動画サイトを見ながら1年生と一緒に校舎を案内してもらいました。昨年、上級生と一緒に見学する経験ができなかったため心配でしたが、みんなが1年生に対して優しく施設や教室の説明をしてくれて、先輩らしさを垣間見ることができました。その後仲良くなった1年生に日誌の書き方を教えたり、1・2年生合同で朝の会を進めたりと1年間自分たちがしてきた学校生活を教えることができました。オリエンテーションが始まるまでは先輩らしく教えることができるか心配でしたが、一人ひとり丁寧に教える姿を見ることができて、新しい成長を感じることができました。これから、同じ千葉明徳中学校の生徒として共に学びあい、活動していくことを期待して見守りたいと思います。



【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 6月28日(月)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。
 以下のとおり概要を報告します。

6月28日(月)開催
-理事会-
理事8名出席、監事2名参加のもと、10時30分から本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 理事長賞、理事長特別賞について
第2議案 理事の選任について
第3議案 令和2年度定期監事監査結果報告及び令和3年度監事監査計画について
第4議案 保育事業3園における就業規則の一部改定について
第5議案 認定こども園千葉明徳短期大学附属幼稚園の給食費変更に伴う園則変更について
第6議案 その他

■報告事項
1.購買部のヤマザキショップ化に向けての進捗状況について
2.新型コロナウイルスワクチン接種の状況について
3.常任理事会報告について
4.その他

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