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学園ニュース

学園ニュース 2022年7月号(264号)

【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 准教授 大村 あかね■◆■

 公開講座「めいトーク」は、毎年保育者のための講演会やワークショップを企画してきましたが、2020年度、2021年度は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し、卒業生のみを対象とした交流会を実施してきました。
 2022年度は、3年ぶりに系列園や一般の方々にもご参加いただいて開催することができました。
 「保育の質の向上を考える」と題し、2021年度に明徳土気こども園がソニー幼児教育支援プログラムの保育実践論文に応募し、優秀園となった「科学する心を育てる」というテーマの実践報告をメインプログラムとしました。この実践報告は、コロナ禍においても保育の質の改善の歩みを止めることなく進めてきた明徳土気こども園の様々な取り組みの一つであり、日常の保育のエピソードを考察することが出発点となっています。
 そして後半は、この発表を受けて、参加者の所属する各園において、保育の質向上につながっている実践や、その中での課題などについて共有するグループディスカッションの時間を設けました。はじめこそ、何から話したらよいのか…という雰囲気がありましたが、すぐに、土気こども園の実践のその後への質問が出たり、各園での取り組みや課題が共有され、予定していた30分を少し延長しても、物足りないくらい話が盛り上がりました。
 グループで話し合われた内容を順に発表して頂いたところ、負担に思われがちな記録を「楽しむ」という視点や、保育者同士で共に実践を振り返る機会の大切さを感じていることが共有されました。一方で、話し合う時間確保の困難さや、ICTを導入したがうまく生かし切れていないことなどの課題も見えてきました。
 2時間という短い時間でしたが、参加者からは、土気こども園の実践報告から「子どもの声を聴く」ことの大切さを改めて認識したという感想や、様々な園の先生方の話を聞くことができて、自分の園でもぜひ活かしていきたいという前向きなご意見を多数いただきました。
 最後に、今回は系列園からの参加も多く、実際に話してみると、お互いの実践からの発見もたくさんあったようです。コロナ禍においてかなわなかった系列園同士の交流の場を設け、短大も共に参加させて頂きながら明徳の保育を磨き合う場を作っていく意義を、改めて感じた会となりました。



【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 立川 奈波■◆■

 今年も、子どもたちが願いをこめて、笹に短冊と七夕飾りをつけました。
 子どもたちの願い事はそれぞれで、「足が速くなりたい」「雲梯が上手になりたい」といった目標を掲げる子もいれば、「◯歳になりたい」という未来の自分の姿を想像する願い事もあり、やはり憧れが子どもたちの原動力なのだと強く思いました。また、1歳児・2歳児の願い事は、保護者が子どもの成長を願って書いているものが多く、未来の姿の願いがつづられていました。どんな願いも、何かを思う温かい気持ちが込められていました。  また今年は、学園前駅に笹を飾ることを再開できました。昨年、一昨年とコロナ禍で子どもの密集を避けるために行っていなかったことでしたが、密を避けながら飾れるようにし、飾った笹を子どもたちと駅へ見に行きました。駅を利用される方が、足を止めて短冊や飾りを微笑ましそうに見ていました。幼稚園と地域との交流の一つとなったと思います。  後日行われた笹燃やしでは、園舎よりも高く登る煙を見上げて、自分はこう願ったと保育者へ伝え、「叶うといいな」と思い起こす子どもたちの姿がみられました。歌:「たなばたさま」を歌い、願いを思う真剣な姿は、子ども時代に一番輝くものではないでしょうか。  「コロナがおさまりますように」という願いが各地で飾られているとニュースで報じられていました。七夕を通じて、子どもと保護者の思い、地域との交流に触れると同時に、「コロナがおさまりますように」というたくさんの願いも煙と共に空へ届けられ、コロナが治まり、子どもたちの成長の可能性が広がることを願っています。



【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 常勤講師(3年Ⅱ組副担任) 川崎 沙月■◆■

 千葉明徳中学校の部活動も活発になり、生徒たちが暑い中一生懸命頑張っている姿を見て懐かしい日々が蘇ります。
 3年生はコロナ禍ということもあり、学校生活で多くの制限がある中、部活動に取り組んできました。大会自体がなくなってしまったり、練習も限られていたりと思うようにいかないことがたくさんあったと思います。そんな自分たちが感じた様々な想いを中学校生活最後の大会である総合体育大会でぶつけてほしいと思います。
 選手たちに頑張ってもらいたいという気持ちを込めて、7月1日(金)に壮行会を開きました。当初予定していた体育館からメビウスホールへ会場を変更して実施し、出場選手がZOOMを活用したオンラインで各教室にいる生徒たちへ決意を表明しました。各部代表の姿は堂々としていて、頼りになる先輩として熱い思いを話してくれました。その後、高校の先輩方からの応援メッセージ動画を流しました。先輩方から贈られるメッセージは、笑いが出たり、泣いている生徒もいたりと選手たちにとってかけがえのないものになったと思います。そして最後に教頭先生からの直々に選手たちへエールを送っていただきました。これ以上ないパワーをもらえたと思います。
 自分たちが今まで取り組んできたもの全てが報われ、必ずいい結果が伴うわけではありません。しかし、生徒達が今まで努力してきた過程というのはいずれなにかに絶対役立つと思います。目標を掲げ、努力してきたことを最後まであきらめずに出し切ってくれることを祈っています。また、先輩として自分たちが築き上げてきたものを次につなげられるよう、残りの短い期間を大切に過ごしてほしいと思います。



【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 竹垣 美稀■◆■

 今回初めて七夕の担当になり、紙芝居や物語にちなんだ話を天井に映し出してプラネタリウムのように行ないました。
 私はその中で、以上児クラスのゲームを担当することになり、子ども達に分かりやすく説明できるのか不安を抱えつつも、どんな反応が返ってくるのか楽しみでした。
 当日までの準備期間、私はゲーム進行をどのように分かりやすく説明しようか考え、正直不安な気持ちが強かったです。各年齢の子ども達に分かるように、身振り手振りで伝えることはどうだろうか、実際に動いてゲームのやり方を説明したらわかりやすいのか等、先輩保育者に相談し、自分の中で整理して七夕を迎えました。
 いざ、子ども達の前に立ってみると、思ったよりリラックスしてルール説明をすることができました。子ども達がいつものように「みき先生!今日は何するの~?」と話しかけてくれたおかげだと思います。
 まだ今は、日々の保育の中で自分自身が先頭に立って保育をする機会が少ないですが、今回七夕行事の担当を通し、先輩保育者の保育のやり方を見て更に知識を身につけ、“どんな遊びをしたら楽しんでくれるのかな”と常に子どもを中心に考え、準備をしていく大切さを学びました。今回得た経験を今後の保育に活かしていきたいと思います。



【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 新倉 恵理子■◆■

 こどもを観ていて「今、一生懸命考えているんだろうな~」そんなふうに感じる瞬間ってありませんか?
 まだおしゃべりがままならない0歳児、1歳児、2歳児のこどもたちが、毎日の生活の中で経験する沢山の場面があります。遊び方、使い方、食べ方、着替え方、座り方、関わり方…。『どうやってやるのかな』『やってみようかな』『できるかな』等々…。そんな折、1歳4か月の子とお母さんが、保育園に遊びに来ました。歩くことが楽しくて気になるところに歩いて行きます。お母さんがそばにいてくれる安心感で盛んに探索!砂場を発見!なかに入りたくて、両腕を指しだしてお母さんにアピール!抱っこで入れてもらいました。観ていると、先回りして手を差し伸べてあげることが多いお母さんでした。“見守ることの大切さ”お子さんの姿を見ながら共有したい…。砂場から出たそうな○○ちゃんの姿に対して「どうやって○○ちゃんが出ようとするのか見守りましょう」そう言いました。私が「自分で降りてごらん」そう言葉を掛けると、砂場の外、地面をじーっと見つめます。考えているんだな。そう確信しました。砂場のへりに手を置き、そっと片足をあげて砂場の外側へ。う~ん。うまく降りられない。もう一度やりなおして、今度はもう片方の足をゆっくりと地面に。両手の置き方は少し手伝いました。
 自分で降りられました!!!
 目が合った時、「自分で降りられたね」少しすると、にっこり。そのあと、何度も砂場を出たり、入ったりを繰り返していました。『興味をもったからこそ、触れてみよう、やってみようと思えること』『大好きな人に見守られているから、やってみようと思えたこと』『やりたかったことができたから、嬉しい。だから何回でもやりたい』『自分で選んだこと、決めたこと。これでいいんだと思えること、これが自己肯定感になる』 ○○ちゃんが大人になるまで、大人になってからも続く人生の糧になる小さな積み重ね。我が子の姿に出会えたお母さん「見守ること、大切なんですね」笑顔で話されていました。



【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭(4歳児担任) 羽鳥 芽瑠■◆■

 4歳児(ふじ組)での生活もあっという間に4か月が経とうとしています。
 進級当初は新しい環境・新しい担任に期待と不安を感じている様子がありました。担任の傍で遊んでいた子も今では安心して遊びに出かける姿が見られるようになり担任の私も嬉しく感じています。また4歳児(ふじ組)となり、来年は5歳児(そら組)と期待を膨らませながら過ごしている姿が見られます。
 6月24日(金)には年長児お泊り会がありました。当日は年長児が調理をしている様子やドラム缶風呂を作る様子を「何しているのだろう?」と目を輝かせながら興味を持つ姿が見られました。5歳児(そら組)の活動を見ながらも「お米研いだことあるからできるよ!」と自信たっぷりな姿が見られる反面で「火で炊くのはできるかな・・・?」と経験したことのないことに不安そうな姿も見られました。来年への期待を持ち1年を過ごせるよう、お泊り会後には当日の一日を撮影したDVD鑑賞会を行いました。年長児のワクワクとした表情や楽しそうな活動に「花火いいな~」「お風呂にも入ったんだね」と、見ている子どもたちも楽しみでいっぱいな様子でした。しかし、その反面「そらさん(5歳児)になったらお泊りするの?」と浮かない様子の子の姿も見られました。「お泊りはちょっと怖いな」「ぼくたちはまだ小さいから・・・」と言っていました(^^)。子どもたちにとって初めて親元を離れ1日過ごす、このお泊り会はたくさんのドキドキが詰まっているのだと感じました。また、‟そら組さん(5歳児)みたいに自分もできるよ!”という自信と‟まだまだ自分だけでは難しいかな“という不安な気持ちを行ったり来たりしながら、揺れ動く気持ちと共に子どもたちは5歳児(そら組)に向かって成長していくのだと感じました。今後の子どもたちの心の成長や心情の変化を楽しみに感じた一場面でした。



【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭(2学年担任) 山田 慎也、原野 真由美■◆■

 6月7日(火)から6月9日(木)まで幕張にて初任者研修に参加してきました。
 研修の主な内容は「新しく私立学校を作ろう」というテーマで行ったチームビルディングでした。建学の精神から始まり、学校行事や部活動等の細かい内容まで決めました。私学で教員をしていくためには勤務校をはじめとする私立学校の創立の理念や建学の精神を十分に理解する必要だと感じました。公立ではなく私立学校に勤める以上、その学校を選んで進学を決めてくれた子供たちを満足させるために自分に何ができるのか日々考えて生活していかなくてはならないと感じました。 また、このように多くの人とグループを組むこと事態が学生時代ぶりであったため、戸惑いもありましたが新鮮味の方が強かったです。話し合いを進めるために誰が指揮をとるのか、どのように結論を出すのか、積極的に意見を出す人そうでない人をどう扱うのか、この場で抱えた悩みと生徒たちが感じている悩みは案外同じではないのかと感じました。改めて人と話し合いながら物事を決める難しさと大切さを体感することができてよかったです。 このような他校の先生方との交流の場を設けていただきありがとうございました。研修で得たものを今後の教員生活に活かしていくとともに、今回で知り合えた多くの先生方とのつながりも大切にしていきたいと思います。(山田)

 6月7日(火)から6月9日(木)まで幕張にて初任者研修に参加してきました。
 少人数教科であるため、教科内での悩みを相談・共有できる機会が少ないため、今回の研修で同じ科の先生とお話をする時間は非常に有意義でした。また教科別のグループ討議においては、他の学校の先生方も皆同じような悩みを抱えているのだとわかり、心が軽くなりました。
 新設校創立のグループ討議も実りある経験となりました。自分の職場を他校と比較し、学校の問題点をなくすことばかりに目を向けていましたが、その一方で、この学校にはこんな強みがあるという発見もあり、改めて学校の良さに気づくことが出来ました。
 この3日間で、私学教員としての心構えはもちろん、社会人としての在り方など多くのことを学ぶことができました。これらの経験を活かし、今後の教科指導・クラス運営に努めてまいりたいと思います。
 最後に、このような貴重な研修に参加させてくださった管理職の先生方に感謝申し上げます。(原野)



【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 6月28日(火)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。以下のとおり概要を報告します。

1.理事会
理事8名出席、監事2名参加のもと、10時30分から本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。

■議事内容
第1議案 令和3年度監事監査結果報告及び令和4年度監査計画について
第2議案 学校法人千葉明徳学園 公益通報に関する規則の一部改定について
第3議案 次の100年を見通したグリーン化とバリアフリー化 創立100周年企画について
第4議案 2022年度理事長賞について
第5議案 その他 特になし

■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.令和4年度施設改修工事について
3.令和3年度エネルギー使用実績について
4.常任理事会報告について
5.その他 特になし

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