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学園ニュース

学園ニュース 2026年5月号(306号)

【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 今夏に予定している中学校・高等学校グラウンドの人工芝張替工事に伴い、学園では現在、第2グラウンド用地内に代替グラウンドの造成を進めています。
 今回整備しているグラウンドは、縦約20メートル、横約50メートルの広さを有しており、人工芝張替工事期間中は、主にサッカー部を中心とした活動場所として活用される予定です。
 造成作業は、一般的な外部業者への全面委託ではなく、学園関係者自らの手によって進められていることが大きな特徴です。福中裕明 副理事長、附属幼稚園 館野正 主幹教諭、法人事務局 住母家具夫 職員、橋口広行 職員の4名が中心となり、重機の操作を含めた開墾作業に取り組みました。
 当初は草木が生い茂っていた用地でしたが、地面の整地や土のならし作業を丁寧に進め、グラウンドとして活用できる状態へと整備。さらに、最後の工程として芝生の種まきも行われました。
 作業に携わった教職員は、炎天下の中で汗を流しながら、安全に配慮しつつ作業を進行。自ら重機を操縦したり、丁寧に石ころを拾ったり、草をむしったりと、一つひとつの工程を積み重ねる姿からは、「生徒たちの活動環境を自分たちの手で支えたい」という強い思いが感じられました。
 現在は、まいた芝生の種が芽吹き、しっかりと定着するのを待っている段階です。青々とした芝生が広がる新たなグラウンドは、生徒たちの活動を支える大切な場となる予定です。


【法人事務局】

■◆■法人事務局総務課 課長 坂本 裕和■◆■

 学園では、防犯体制強化の一環として、令和8年3月25日(水)、「リアルタイム防犯監視カメラ」を計6台設置いたしました。
 設置場所は、附属幼稚園山の園舎壁面に1台、学園本館入口に2台、桜坂トレーニングセンター横の外灯に2台、東門側警備ボックスに1台で、正門から東門までの主要動線を広くカバーする配置となっています。
 今回導入したカメラは、映像をリアルタイムで確認できるシステムとなっており、夜間や巡回警備時に生じやすい死角を補完することで、不審者の侵入や施設内での異常発生時に、迅速な状況把握と初動対応を可能にします。これにより、事故やトラブル等の未然防止、さらには万一の際の被害最小化が期待されています。
 また、令和8年5月からは夜間警備員を1名増員し、防犯カメラのモニタリング体制を強化しております。人的警備とICT機器を組み合わせた多面的な防犯対策を進めることで、園児・児童・生徒・学生ならびに教職員が、より安心して過ごせる環境の整備に努めています。
 今後も安全・安心な学園づくりに向け、施設環境の整備と防犯体制の充実を継続してまいります。
  


【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 伊藤 恵里子■◆■

 短期大学では、ここ数年、募集活動の一環として高校生の保育体験を実施しています。
 体験先として明徳グループ園を中心にお願いしており、昨年度も大変お世話になりました。保育体験を行った高校生の多くが本学に入学することとなり、やはり現場での体験は高校生の心を動かすのだと実感しているところです。グループ園の皆様に大変お世話になっておりますこと、心より感謝申し上げます。また、今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、ここで、実際に保育を体験した高校生の感想文(一部抜粋)をご紹介します。

 自分にとって2回目の保育体験だった。前の保育体験では、落ち着いた感じの保育園だった。でも明徳◯◯保育園は園児がとても元気いっぱいで、園も広く遊具も沢山あって走り回って園児のしたいことを優先することの出来る素晴らしい保育園なんだなと思った。大根掘りをみんなでして、その葉がすぐ調理されて給食で出てとても美味しかったし、とりたての大根を食べる機会がなかったので、すごい美味しかった。また、自分は4歳児クラスを担当した。4歳なのに1人でできることが多かったり、些細なことで喧嘩しても自ら謝りにいって園児だけで問題を解決することができるんだと自分も学ばされることが多かった。
 本学では、高校生が書いてくださった感想文に対して必ずコメントをすることにしていますが、こちらの感想文に対して私は以下のように返しました。

 とても大事なことに気づきましたね。環境の違いによって、子どもの見せてくれる姿が変わってきます。空間が小さいと落ち着いたり、広いと元気一杯に走り回ったり…。保育者はこのようなことも考えながら環境づくりをしています。「保育は環境を通して行うものである」ということも、大学で学びます。
 子どもが自分で育てて収穫したもの(今回の場合は大根)を時間を空けずにすぐにその場で調理されるということは、子どもにとってとても大事なことです。子どもは、実際に目で見て手で触れて物事の輪郭を掴んでいくからです。大根が苦手だった子どもも、自分で収穫したものなら食べてみようと思ったかもしれませんね。
 この世に誕生して4年でありながら、自分の意思で行動することが様々あること、そのようなことにも気づいてくださってよかったです。 まとめに書いてくださっているように、保育者は子どもから学ぶことがたくさんあります。子どもと共に成長できる保育者になれたら素敵ですね。
 以上のように、数時間の保育体験であっても、高校生のみなさんは保育の大事なところに気づいてくださいます。また、それに短大教員がコメントを書くことで言語化することを助け、ご本人の学びに繋げていく手伝いをしています。本学入学に繋がることはもちろん嬉しいのですが、何より保育の面白さや魅力を感じてくれることを願い、今後もこの取り組みを続けていきたいと思っています。
 

【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭 中嶋 小春■◆■

 今年度より、明徳本八幡駅保育園から異動になり、明徳やちまたこども園で勤務しています。
 4月当初は、園の雰囲気が全然違ったり、園庭での保育の進め方に悩んだりと、毎日必死の1か月でしたが、少しずつ園にも慣れ、子どもたちとの関係もできてきました。
 私が担任をしているすみれ組(1歳児クラス)は、在園児6名、新入園児2名の8名でスタートしました。0歳児の頃の担任を求める姿が見られたり、表情が固かったりと、最初は戸惑う様子もありましたが、1か月が経ち、環境にも慣れてきました。現在では、担任を中心に職員との関係も深まり、様々な表情を見せてくれるようになっています。
 すみれ組の子どもたちは、園庭で遊ぶことが大好きです。中でも砂遊びや泥んこ遊びがお気に入りで、毎日繰り返し楽しんでいます。裸足になって泥をぴちゃぴちゃと踏み、感触を楽しんだり、座ってじっくり泥水をすくってバケツに入れたりしながら、それぞれの楽しみ方で遊ぶ姿が見られています。
 1年間、すみれ組の子どもたちと一緒に様々な経験を重ね、たくさん笑いながら、楽しく過ごしていきたいと思います。また、他の職員からも多くのことを学び、自分自身の引き出しを増やしていきたいと思います。
 


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 相原 真央■◆■

 2年目を迎え、昨年の今頃を振り返ると、毎日が必死で、子どもたちと関わる中でも「これで良かったのかな」と悩むことが多くありました。
 初めて経験することばかりで、目の前のことをこなすことで精一杯だったように感じます。
 今年度も1・2歳児クラスを担当し、子どもたちの成長の大きさを感じています。「自分でやりたい!」という気持ちが強くなる一方で、思い通りにいかず涙を流したり、「イヤ!」と気持ちを表現したりする姿も多く見られます。そんな子どもたちの姿に寄り添いながら、一人ひとりの気持ちを受け止めることを大切にしています。
 去年よりも少し周りを見る余裕ができ、子どもたちの日々の小さな「できた!」の瞬間に成長を感じ、嬉しく思います。苦手だった野菜を食べられた時や、自分で靴を履こうと頑張る姿など、一人ひとりの成長を見守れることに、保育士としてのやりがいを感じています。
 2年目になり、自分で考えて行動する場面や、判断を求められる場面が増えたように感じます。自分の判断で良かったのか悩むこともありますが、先輩方に支えていただきながら経験を重ね、落ち着いて行動できるようになりたいと思っています。
 これからも、一人ひとりの気持ちに丁寧に寄り添いながら、子どもたちとの信頼関係を深く築き、「先生と一緒にいると楽しい」と感じてもらえる存在になれるよう努力していきたいです。
 


【本八幡】

■◆■明徳本八幡駅保育園 保育士 金澤 萌、泉 楓菜■◆■

 5月5日の端午の節句を楽しみに過ごしていました。
 散歩の道中で見られるこいのぼりや絵本、自分たちで作ったこいのぼりをみて「やねよりたかい~♪」 と歌っています。
 子どもたちに由来を伝えるにあたって自分自身も由来や意味についてを調べるようにしています。その中で初めて知ること、子どもに伝えたいなと思うこと日々勉強です。私たち自身が意味を理解し伝えていくことが大切だと毎行事感じています。
 年度初めに行事ということもあり、4月から、慣れてきた日常で楽しめる活動を中心に取り入れ、新聞ビリビリで破いたものを袋に詰め、こいのぼりの形にして廊下に飾り泳がせています。また、塗り絵などを使い自分たちで一緒に作ったこいのぼりに興味をもっていました。幼児クラスではご家庭で日常の活動の中でも一緒に楽しむアイディアがたくさんです。みんなで一緒に“楽しい”を感じられる行事になりました。
 0歳児クラスでは初めての手形と足形を取りました。こいのぼりにして飾ると色が見えるのかじっと見ていました。成長を追っていきながら園と家庭とで一緒に行事を楽しいもの、興味の湧くものにしていけたらいいなと思います!
 


【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 宮田 翔平■◆■

 5月12日(火)、爽やかな初夏の風が吹き抜ける中、中学1学年は千葉県木更津市にあるサステナブルファームパーク「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」へ校外理科研修に行ってまいりました。
 広大な敷地に足を踏み入れた生徒たちを迎えたのは、豊かな緑と、太陽光パネルや微生物の力を活用した循環型のサステナブルな景色です。今回の研修の大きな柱は、「農業」と「生命(いのち)」の体験でした。
 午前中は班に分かれ、ファーム内の各施設を見学し、敷地内に広がるアート作品にも触れることで感性を刺激されました。
 また、お昼には、開放感あふれる芝生の上やテントの下で、友達とお弁当(猪ビビンバ丼)を囲みながら、楽しいひとときを過ごしました。
 午後の畑での農業体験では、スタッフの方の説明に熱心に耳を傾けながら、大地の恵みである玉ねぎを丁寧に収穫したり、小さなオクラの苗を一つひとつ手作業で大切に植え付けたりしました。普段何気なく口にしている野菜が、人の手と自然の力によって育てられていることを肌で感じる、貴重な時間となりました。
 また、酪農ゾーンでは、大きな水牛やヤギ、羊たちと間近で触れ合いました。最初は少し緊張気味だった生徒たちも、優しく声をかけながら背中をなでたり、エサをあげたりするうちに自然と笑みがこぼれ、生き物たちの温もりを通して命の尊さを学んでいる様子でした。
 自然と共生する持続可能な未来への取り組みを五感で学んだ生徒たち。この研修で得た多くの気づきや、仲間と協力し合った経験を、これからの学校生活や日常の選択に、ぜひ生かしていってほしいと願っています。
 


【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 松丸 航大■◆■

 桜の花びらが舞う中、大きな期待と少しの不安を胸に迎えた4月の入学式から、早いもので2ヶ月が経ちました。
 真新しい制服に身を包んだ生徒たちは、最初は緊張した面持ちを見せていましたが、日々の授業や学校生活を通じて、一歩一歩、新しい環境に馴染んできました。
 その大きな節目となったのが、先日行われた、1年生にとって初めての校外イベントであった上野・浅草方面への遠足です。行程を組むにあたり、各クラスで行きたい場所や班別研修で訪れる場所を全体で相談しながら決めていきました。その過程では意見の食い違いもありましたが、互いに折衷案を出しながら、みんなで楽しめるコースを模索していた姿が印象的でした。今回の遠足を通して、普段あまり関わりのなかった生徒同士の間にも新しい絆が芽生え、クラスの親睦が大きく深まったことを強く感じました。
     この2ヶ月で培った小さな自信と仲間との繋がりは、これからの学校生活の大きな土台となるでしょう。まだまだ高校生活は始まったばかりです。これから迎える行事や部活動などを通じ、生徒たちがさらに自立し、心豊かに成長していけるよう、学年スタッフ一同が寄り添ってまいります。今後とも本学年の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。


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