ナンバリング

A②05

科目名

現代社会論「芸術を教育・福祉へ」

担当形態

単独

担当教員

明石 現

ディプロマポリシーとの関連性

②・③

テキスト

適宜配布

開講時期

通年

単位数・授業形態

4単位・演習

到達目標

「芸術による社会貢献」に関する多くの事例を考察し、芸術が現代社会の諸問題にどのように役立てられるのかという道筋を理解し、教育、福祉の現場での具体的方策を構築することが出来る。

授業の概要

 世界に視線を向けてみると、希望や人としての誇りに満ちた芸術活動の実践例が数多く存在していることに気付く。その実践例を学修し、芸術が

社会に如何に貢献しているかを学び合う。

 音楽、写真、美術という3つのカテゴリーに分け、芸術による社会貢献の実践例を取り上げ、ディスカッションをした上で総括する。

授業計画

第1回 オリエンテーション 一年間の視点を共有する。

第2回 「エル・システマ ~奇跡の音楽教育プログラム~」① 歴史

第3回 「エル・システマ」② 仕組み

第4回 「エル・システマ」③ 取り組み

第5回 「エル・システマ」④ 欧米諸国への影響

第6回 「エル・システマ」⑤ 日本への影響

第7回 「エル・システマ」①~⑤についてのディスカッションと総括

第8回 「ラマラ・コンサート ~国境を越える平和コンサート~」① 歴史

第9回 「ラマラ・コンサート」② 仕組み

第10回 「ラマラ・コンサート」③ 取り組み

第11回 「ラマラ・コンサート」④ 国際社会への影響

第12回 「ラマラ・コンサート」①~④についてのディスカッションと総括

第13回 「報道写真家サルガド ~ある写真家が見つめた希望~」① その対象

第14回 「報道写真家サルガド」② 取り組み

第15回 「報道写真家サルガド」③ 未来への展望

第16回 「報道写真家サルガド」①~③についてのディスカッションと総括

第17回 「鷲田清一・語りきれないこと」①話すこと

第18回 「鷲田清一・語りきれないこと」②聞くこと

第19回 「鷲田清一・語りきれないこと」③語り合うこと

第20回 「鷲田清一・語りきれないこと」①~③についてのディスカッションと総括

第21回 「荒川修作・天命反転住宅」① 荒川修作とマドリン・ギンズの活動

第22回 「荒川修作・天命反転住宅」② 建築が精神・身体に与える影響

第23回 「荒川修作・天命反転住宅」③ 環境を見つめ直す

第24回 「荒川修作・天命反転住宅」①~③についてのディスカッションと総括

準備学習と必要時間

・毎回60分の予習と復習時間をとること。

・各カテゴリーに関して、その社会的背景を事前に調べ概要を理解しておくこと。

・円滑なグループ授業展開のために、事前に課された調べ学習を行い、授業後のレポートを必要に応じて提出すること。

その他、学外へのフィールドワークでの積極的な学習意欲を求めます。

評価方法

・授業後のレポート ― 60%

・フィールドワーク・発表 ― 40%

※原則として試験は実施しません。

参考文献

・山田真一「エル・システマ」教育評論社

・小島美子「音楽からみた日本人」NHK出版

・姜尚中「希望と絆」岩波ブックレット

・渡部陽一「晴れ、そしてミサイル」

特記事項

課題へのフィードバック方法

フィールドワークによる入館料、交通費等、各自負担。

レポートと発表にはコメント等をする。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

必修

幼稚園教諭免許状

   

その他

 

保育士資格

 

教養科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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