ナンバリング

B③02

科目名

教育実習(幼稚園Ⅰ)

担当形態

クラス分け

担当教員

池谷 潤子・伊藤 恵里子・井上 裕美子・郷家 史芸・古賀 琢也・小木曽 友則

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

「幼稚園教育要領解説」フレーベル館

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説」フレーベル館

「保育用語辞典」ミネルヴァ書房

開講時期

通年

単位数・授業形態

1単位・実習

到達目標

入学直後からの子どもとかかわる体験、実習を通して、以下の点について、幼稚園における保育の実態を知るとともに子どもの成長について知っていきます。

 その体験を記録にまとめ、実習を共に行う仲間とともに振り返りを行うことで自身の体験を省察します。

<子ども理解>

・幼稚園においてはじめて子どもとかかわり、子どもとかかわる喜びを感じ、子どもの姿からその特徴などを知る。また、1年を通じてどのような生活をし、どう成長を遂げるのかを知る。

<職務の理解>

・保育者が子どもとかかわる姿を観察し、その基となる保育観や環境構成・意図などを理解する。観察したことを事実に即して記録する。

・保育時間外の保育者の仕事に目を向け、職務の内容を知る。

<園の理解>

・幼稚園における生活や遊び、保育者の援助など幼稚園教育の実際を知る。

<保育の過程の理解>

・生活や遊び、活動を通して、保育の内容に関心を持ちその意味を考える。

また、そのような体験を保証するために保育者が願いと教育的な意図をもって

構成する環境について知る。

・保育の過程を理解し、仲間とともに部分的な場面について保育の計画の立案、

実践、自己評価、改善を行う。

<自己課題>

・実習を通して自己の良さや課題、価値観などに気づく。

授業の概要

本実習は、入学後すぐにはじまる子どもたちとのかかわりを基に、6月から12月頃まで行います。長期間にわたり同一園で体験や実習を行うことで、子どもや保育者と

生活を共にし、保育に参加しながら保育に関する様々なことを学びます。まずは「子どもが好き」「子どもとかかわって楽しい」という思いを大切にしながら、次第に子どもを理解することの難しさや保育の世界の奥深さに気づいていきます。そうした保育の魅力や理解のためには、長期的なかかわりや綿密な振り返りが不可欠です。実習後に記す実習記録は、そのためのテキストとなるとともに、各自の実習課題を明確にするために必要となります。

授業計画

実習の準備① 4・5月  保育の体験(半日)

実習の準備②   6月   実習園でのオリエンテーション

実習①       7月   参加実習(終日)

実習②       8月   参加実習(終日)

実習③      10月   参加実習(終日)

実習④      11月   参加実習(終日)

実習⑤      11月   参加実習・部分実習(終日)

実習⑥      12月   参加実習(終日)

準備学習と必要時間

 

評価方法

既定の実習への取り組みやレポートの提出は必須です。実習の事前準備や

事後学習の成果も含めて評価します。

・実習の準備や振り返りの状況 ― 20%

・実習への取り組み状況 ― 40%

・実習記録 ― 40%

参考文献

「幼稚園教育要領」文部科学省

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」内閣府

その他、追って紹介する。

特記事項

課題へのフィードバック方法

・実習を規定時間行うことが必要となりますが、規定時間を満たしたとしても、

実習の状況等により、単位の修得ができない場合があります。

・単位を修得出来ない場合、次年度教育実習(幼稚園Ⅱ)および教育実習(実習指導)は履修出来ません。

【課題等へのフィードバック方法】

・実習記録はコメントを記入して返却します。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育実践に関する科目

その他

 

保育士資格

   

実務経験のある教員等による授業内容

(池谷)国外保育園での勤務経験を活かし、実際の課題はどんなものか、その解決への取り組み方法、また、その際の問題点などに触れ、より実践的な授業を行う。
(井上)保育所や幼保連携型認定こども園での勤務経験を活かし、保育現場の実情と諸課題に触れ、実践的な授業を実施します。
(郷家)認定こども園での勤務経験を活かし,子どもの遊びに関して深く考察し,実践的に授業を行います。
(古賀)保育所・こども園での勤務経験を活かし、実践現場での具体的事例を交えながら、実習に臨むための学習や課題について実践的な授業を行う。
(小木曽)幼保連携認定こども園で幼稚園教育実習の実習生を受け入れた経験を踏まえ、具体的な事例を提示しながら、事前指導で実習の意義及び実習内容と課題の明確化、実習の留意事項,記録の作成方法などの指導を行う。事後指導では、記録をもとに実習の総括を行う。

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