ナンバリング

B③08

科目名

保育実習指導Ⅲ

担当形態

複数

担当教員

佐藤 隆司・田中 葵・中嶋 一郎

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

資料を適宜配布する。

開講時期

前期

単位数・授業形態

1単位・演習

到達目標

・保育実習の意義と目的を理解し、総合的に保育を実践する。

・実習や既習の教科目の内容との関連性を思考しながら、保育の実践に必要な力を習得する。

・保育の観察、記録、自己評価等の検討に基づく保育における改善点について、

具体的実践や事例を通して理解する。

・施設に従事する保育士の専門性について、具体的に理解し活用できる。

・保育実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行うと共に、保育における課題や認識を明確化し可視化する。

授業の概要

<事前指導>

 本授業は,施設における保育実習の意義と目的を理解し、各教科との関連性を踏まえ、児童福祉施設等の実情の理解、利用者理解、必要な技能などの観点を明確化にするところにあります。施設における支援計画と支援計画による実践、記録と自己評価の方法を学び、実習後には実習の反省と改善すべき事項について学びます。

<事後指導>

 実習の総括を行い、保育士の専門性の理解を深め、今後,就職に際して学生自身の課題を具体化します。

授業計画

第1回 実習の目的・心構え/これまでの学びの確認

第2回 利用者にとっての最善の利益を考慮した施設での生活と関連諸制度の理解

第3回 施設における生活の具体的内容と支援

第4回 一人一人の利用者の状況に応じた適切な支援と関わり

第5回 これまで得た知識・技能・技術を活かした具体的な支援の実践

第6回 実習施設の概要と地域の理解

第7回 保育の過程と計画

第8回 全体計画に基づく具体的な支援計画の理解

第9回 観察、記録に基づくより良い支援の展開

第10回 経過記録の理解と作成

第11回 エピソード記録の理解と作成

第12回 施設における支援の自己評価に基づく改善

第13回 施設に従事する保育士の専門性と職業倫理に関する理解

第14回 施設における保育実習の総括と自己評価

第15回 今後の自己課題の明確化と可視化

準備学習と必要時間

・施設の理解、制度、障がいについての学習(60分以上)

・各自の準備課題の実施

・これまでの実習記録の見直し、修正

評価方法

・授業内課題 ― 20%

・事後学習の際のふり返りのレポート ― 40%

・実習記録の課題 ― 40%

参考文献

特になし。

特記事項

課題へのフィードバック方法

・実習準備のため授業の全てに出席することが求められます。

・実習が不十分で単位が認定されない場合、実習指導も合わせて認定されません。

・保育実習Ⅰの単位を修得していない場合、履修出来ません。

【課題等へのフィードバック方法】

課題にはコメントを記入し返却します。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

   

その他

 

保育士資格

選択

必修

保育実習

実務経験のある教員等による授業内容

(佐藤)児童相談所(区域担当・虐待防止調整担当・里親担当児童福祉司)、児童養護施設、児童自立支援施設などの勤務経験を活かして現場の実情と課題、指導内容などに触れ、より実践的な授業を実施する。

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