ナンバリング |
B④03 |
科目名 |
あそび基礎演習Ⅱ |
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担当形態 |
オムニバス・複数 |
担当教員 |
大澤 ちづる・田中 葵・深谷 ベルタ |
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ディプロマポリシーとの関連性 |
①・②・④ |
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テキスト |
深谷ベルタ(2018)「“体験”が感性を育む造形あそび」風鳴舎 その他、適宜配布する。 |
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開講時期 |
後期 |
単位数・授業形態 |
2単位・演習 |
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到達目標 |
・身体・音楽・造形・言語表現の観点から保育の内容を理解する。 ・心身の発達や子どもを取り巻く環境を踏まえ、子どもの遊びをより豊かに展開するための知識や技術が身につく。 ・子どもの表現活動に必要な素材や教材等を実践的に活用、および作成できる。 |
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授業の概要 |
保育の内容と子どもの表現について、実技を踏まえながら、そこで子どもが経験していることを解説します。また、豊かな遊びに結びつく環境構成とその展開について検討します。授業方法は、主に実技、制作、創作、グループワーク、発表で展開します。 ◇身体表現:言葉や音、素材、イメージやテーマをもとに、身体が作りだす形や動きの広がりを経験します。仲間と共に動きをつくりだしていく楽しさを味わいながら、多様な動きを伴う全身での表現を身につけます。子どもの身体表現について理解を深めると同時に、他の表現や5領域との関連についての視点を学びます。 ◇音楽表現:自らの声や言葉、身体、身の回りにあるモノを利用した音素材、身近な楽器などを使って様々な音・音楽遊びを経験します。これらの経験をもとに、身体・音楽・造形・言語表現をより関連づけながら解説します。子どもの表現をみること、聴くことの大切さも学びます。 ◇造形表現:描くことや制作を体験しながら表現することについて学び、必要となる「環境」「人間関係」等と合わせて検討していきます。感性や表現力を磨き、表現に対する理解を深め、他の学生と共同し、好奇心や関心をもって自らを育てられる/自ら成長できるような展開をします。保育の中でよく用いられる素材や教材、道具等に親しみ、制作を楽しみながらそれらの特性や活用方法、工夫の仕方などを学びます。 |
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授業計画 |
◇身体表現(担当:田中葵) 第1回 身の回りのものの形と体、動きの連鎖 第2回 光と影で遊ぶ 第3回 言葉と身体表現:オノマトペを使った遊び 第4回 造形と身体表現:身近な素材を使った遊び、線で遊ぶ 第5回 絵本から全身を使ったおはなしづくりへの発展 ◇音楽表現(担当:大澤ちづる) 第1回 リトミックの基礎 第2回 楽器遊び 第3回 素材遊びと音遊び 第4回 手作り楽器 第5回 ことば(オノマトペ)と音楽表現 ◇造形表現(担当:深谷ベルタ) 第1回 自然素材① 葉っぱ、小枝、草木の実等 第2回 自然素材② 光と影 第3回 自然素材③ 毛糸 第4回 自然素材④ 風 第5回 ポートフォリオ(まとめ) |
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準備学習と必要時間 |
・円滑な活動に向け、素材や道具を各自で用意すること(特記事項を参照)。 ・提示された小レポートや実技課題に従い、授業までに準備すること(必要時間:60分以上)。 |
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評価方法 |
・制作物や実技の成果 -40% ・授業での取り組み(ワークショップや活動への積極的な取り組み) - 40% ・まとめのファイル/ポートフォリオ ー 20% |
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参考文献 |
必要に応じて資料を配布する。 |
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特記事項 課題へのフィードバック方法 |
<身体・音楽表現授業への参加について> 必ず動きやすい服装で参加すること。上履きを持参すること。 <造形表現授業の持ち物について> 道具類は(場合により素材も)各自で用意する必要があります(同じ道具類が「こどもと文化Ⅰ・Ⅱ」の授業で使われることがあります)。用意すべき道具:ハサミ、カッターナイフ、ホチキス(ステドラー)、油性マーカーペン(黒)、液体糊、セロハンテープ、絵筆(2本)。汚れても構わない服装で参加すること。 発表に対しては口頭でコメントをする。 |
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卒業・免許状・資格との関連 |
卒業 |
幼稚園教諭免許状 |
必修 |
領域及び保育内容の指導法に関する |
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その他 |
保育士資格 |
必修 |
保育の内容・方法に関する科目 |
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実務経験のある教員等による授業内容 |
大澤:幼稚園(国内外)での教諭経験、及び、発達支援を目的とした音楽療法についての経験を有する。 深谷:「こどもの城」において保育に携わり、親子工房、育児相談会等の企画運営経験を有する。 |
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