ナンバリング

B①01

科目名

教育原論(教育に関する社会的・制度的事項を含む)

担当形態

単独

担当教員

由田 新

ディプロマポリシーとの関連性

①・③

テキスト

資料を適宜用意します

開講時期

前期

単位数・授業形態

2単位・講義

到達目標

・さまざまな教育という働きについて理解し、説明できる。

・教育に関する思想や法的・制度的仕組みについて理解し、説明できる。

・身近にある様々な教育の問題に興味を持ち自分なりの見解を説明できる。

授業の概要

 教育というと学校での教育をイメージしやすいと思いますが、教育=学校ではありません。学校は「教育」のある部分を担ってはいますが、私たちは学校だけで成長しているわけではありません。この授業ではまず、学校以外での教育を考えます。そして、教育についての基礎的な理論・思想・制度等を学びつつ、今日の学校というシステムを見つめ直し、人が一人前の人間へと育っていくということの本質を考えていきます。それは、幼児教育や保育の考え方の理解へと繋がっていくと思います。

授業計画

第1回 オリエンテーション 教育とは何か

第2回 なぜ教育が必要か

第3回 日々の生活の営みにある教育① 家庭・地域がもっていた教育力

第4回 日々の生活の営みにある教育② 子どもの遊び集団がもっていた教育的機能

第5回 人が育つ環境としての現代社会の課題(家庭・地域・社会)

第6回 近代公教育制度の成立と今日の学校の理念

第7回 今日の教育制度・保育制度とその課題

第8回 教育改革の動向と諸外国の教育事情

第9回 学校と地域の連携

第10回 近代教育思想の歴史

第11回 子ども観と教育思想

第12回 幼稚園教育要領・保育所保育指針の考え方と方法

第13回 生涯学習社会と教育

第14回 安全教育と危機管理

第15回 現代教育の諸問題/総まとめ

準備学習と必要時間

・授業内で提示された課題について調査・検討してくること。

・授業後に授業内で学んだことを整理し、まとめること。(合わせて60分以上)

評価方法

・小レポート - 20%

・小テスト - 30%

・期末レポート - 50%

参考文献

「教育学への視座―教育へのまなざしの転換を求めて」(青木久子編著、萌文書林)

「学校ってなんだろう―教育の社会学入門」(苅谷剛彦著、筑摩書房)

「子どもの社会力」(門脇厚司、岩波書店)

特記事項

課題へのフィードバック方法

・提出物には次回の授業の冒頭で教員がコメントします。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育の基礎的理解に関する科目

その他

社会福祉主事任用資格選択必修

保育士資格

必修

保育の本質・目的に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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