ナンバリング |
B④01 |
科目名 |
あそび基礎演習Ⅰ |
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担当形態 |
オムニバス・複数 |
担当教員 |
大澤 ちづる・田中 葵・深谷 ベルタ |
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ディプロマポリシーとの関連性 |
①・②・④ |
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テキスト |
深谷ベルタ(2018)「“体験”が感性を育む造形あそび」風鳴舎 その他、適宜配布する。 |
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開講時期 |
前期 |
単位数・授業形態 |
2単位・演習 |
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到達目標 |
・子どもの遊びや表現活動を支えるために必要な基礎知識や表現技術が身につく。 ・表現の多様性を理解し、それを受け止める姿勢を養う。 ・身体・音楽・造形・言語を用いて自らの発想を柔軟に活かした表現ができる。 |
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授業の概要 |
より豊かな表現に必要と思われる感性を養うための環境を保障します。また、具体的な保育の内容と子どもの表現についても解説していきます。授業方法は、主に実技、制作、創作、グループワークや個人発表で展開します。 ◇身体表現:保育者の豊かな身体表現は、子どもの表現を引き出す人的環境となります。思い切り体を動かしたり、丁寧に身体感覚に耳を傾けたりすることを通して、ダイナミックかつ繊細な身体表現の楽しさを味わいます。様々な人と関わり、表現の多様性を学びます。 ◇音楽表現:音・音楽や動きによる様々な遊びや表現を経験します。身のまわりにあるものから音を探し出し、音に耳を澄ませ、音を重ね合わせていくおもしろさを味わうなど、音・音楽を使ってどのような表現や遊びを創り出せるのかを具体的に学びます。 ◇造形表現:描くことや制作を体験しながら表現することについて学び、必要となる「環境」「人間関係」等と合わせて検討していきます。感性や表現力を磨き、表現に対する理解を深め、他の学生と共同し、好奇心や関心をもって自らを育てられる/自ら成長できるような展開をします。保育の中でよく用いられる素材や教材、道具等に親しみ、制作を楽しみながらそれらの特性や活用方法、工夫の仕方などを学びます。 |
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授業計画 |
3つのグループが平行して行われ、ローテーションをしながら展開する授業です。基本的に身体・音楽・造形表現の要素をおさえながら、各分野で関連する言語表現の内容も取り上げます。 ◇身体表現 (担当:田中葵) 第1回 リズムと動き 第2回 体の部位を意識する遊び 第3回 動きのかけひき 第4回 身の回りの素材と動き 第5回 ダンスと文化 ◇音楽表現 (担当:大澤ちづる) 第1回 ことばと動きと音遊び(わらべうた、手あわせ歌) 第2回 音楽的なゲーム遊び 第3回 ボディーパーカッション 第4回 身の回りの素材を使った音遊び 第5回 ペープサートと歌遊び ◇造形表現 (担当:深谷ベルタ) 第1回 造形の基本 色 第2回 造形の基本 点と線 第3回 造形の基本 形と空間 第4回 造形の基本 素材 第5回 造形の基本 構成(デザインとレイアウト) |
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準備学習と必要時間 |
・円滑な活動に向け、素材や道具を各自で用意すること(特記事項を参照)。 ・提示された小レポートや実技課題に従い、授業までに準備すること(必要時間:60分)。 |
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評価方法 |
・制作物や実技の成果 - 40% ・授業での取り組み(ワークショップや活動への積極的な取り組み) - 40% ・まとめのファイル ー 20% |
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参考文献 |
必要に応じて資料を配布する。 |
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特記事項 課題へのフィードバック方法 |
<身体・音楽表現授業への参加について> 必ず動きやすい服装で参加すること。上履きを持参すること。 <造形表現授業の持ち物について> 道具類は(場合により素材も)各自で用意する必要があります(同じ道具類が「こどもと文化Ⅰ・Ⅱ」の授業で使われることがあります)。用意すべき道具:ハサミ、カッターナイフ、ホチキス(ステドラー)、油性マーカーペン(黒)、液体糊、セロハンテープ、絵筆(2本)。汚れても構わない服装で参加すること。 発表に対しては口頭でコメントする。 |
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卒業・免許状・資格との関連 |
卒業 |
幼稚園教諭免許状 |
必修 |
領域及び保育内容の指導法に関する |
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その他 |
保育士資格 |
必修 |
保育の内容・方法に関する科目 |
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実務経験のある教員等による授業内容 |
大澤:幼稚園(国内外)での教諭経験、及び、発達支援を目的とした音楽療法についての経験を有する。 深谷:「こどもの城」において保育に携わり、親子工房、育児相談会等の企画運営経験を有する。 |