ナンバリング

B⑤02

科目名

こども家庭福祉

担当形態

単独

担当教員

中嶋 一郎

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

なし

開講時期

後期

単位数・授業形態

2単位・講義

到達目標

1.子どもを育てる家庭を支援する具体的な社会制度について理解し、説明が出来るようにする。

2.子ども家庭福祉の対象となる家庭、及び子どもの実態の理解、及び関わり方を理解し、説明ができるようにする。

3.子ども家庭福祉への具体的な支援方法、及び問題解決方法を理解し、実践で使用できるようにする。

授業の概要

 この科目は、保育士資格を取得するための必修科目であり、保育実践に不可欠の知識・技能を学習するものである。

 具体的には、子どもとその育児をする家庭を取り巻く環境を踏まえ、子どもを育てる家庭を支援する子ども家庭福祉の意義や歴史、制度の体系、具体的活動を学ぶ。これらを通じて、保育士としての実践的な関わりと問題解決のための方法を身につける。

 授業方法は授業毎にディスカッションを行う時間を設け、映像や配布資料を基に授業毎のテーマについて自身の考えをまとめていく形で行う。

授業計画

第1回:オリエンテーション 保育における子ども家庭福祉

第2回:現代社会と子ども家庭福祉① 現代社会と子ども・家庭

第3回:現代社会と子ども家庭福祉② 現代社会と子ども家庭福祉

第4回:子ども家庭福祉の意義とその歴史的展開① 子ども家庭福祉の概念・理念

第5回:子ども家庭福祉の意義とその歴史的展開② 子ども家庭福祉の歴史的展開・諸外国の現状

第6回:子ども家庭福祉に関する法制度と実施体制① 子ども家庭福祉の法体系・実施体制・費用

第7回:子ども家庭福祉に関する法制度と実施体制② 子ども家庭福祉の専門職とネットワーク・権利擁護

第8回:子ども家庭福祉施策の現状と課題① 少子化と子育て支援サービス・多様な保育ニーズへの対応

第9回子ども家庭福祉施策の現状と課題② 母子保健サービス・障害のある子どもへの支援

第10回:子ども家庭福祉施策の現状と課題③ 子どもの健全育成 子ども虐待とDVへの対応

第11回:子ども家庭福祉施策の現状と課題④ 社会的養護サービス ひとり親家庭福祉

第12回:子ども家庭福祉援助活動① 子ども家庭福祉援助活動と保育 子ども家庭福祉援助活動と相談援助

第13回:子ども家庭福祉援助活動② 子ども家庭福祉援助活動の実際(1)

第14回:子ども家庭福祉援助活動③ 子ども家庭福祉援助活動の実際(2)

第15回:まとめ 子ども家庭福祉分野における保育士の役割

準備学習と必要時間

・授業前は事前学習として前回学んだことを60分以上かけて復習してください。

・授業後は事後学習として学んだ内容に関する社会的な出来事を60分以上かけて調べて理解を深めてください。

※第1回目の事前学習として、「児童家庭福祉」「保育」という言葉を60分以上かけて調べてまとめておいてください。

評価方法

授業への積極的参加度、日常の受講態度、レポート等を総合して評価する。

1 授業への出席 総合点の45%

2 授業毎の感想レポート45%

3 授業への積極的参加度 日常の受講態度 10%

参考文献

授業中に適宜示します。

特記事項

課題へのフィードバック方法

・携帯電話等の使用や私語等を慎むことは、守るべきマナーです。(減点の対象)

・授業等で不満があれば個人的に受け付けておりますので、いつでもご相談ください。

・自分の意見を持つことは、共に学ぶ学友との相互理解を深めるための道具です。自分の意見はワークシートにまとめ、それを元に他人と議論を交わしてください。

(以下、加点の対象)

・他の学生を尊重し、その意見をしっかりと受け止めてください。

・発表の際には、他の学生に伝わる大きさの声で行ってください。

・わからないことがあれば、授業内、外で積極的に質問をしてください。

【課題等へのフィードバック方法】

授業ごとに課す感想レポートについては、特に返却はいたしません。

ただ質問等の記載があった場合は、個別対応、または次回の授業にて補足します。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

   

その他

社会福祉主事

任用資格選択

保育士資格

必修

保育の本質・目的に関する科目

実務経験のある教員等による授業内容

 

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