ナンバリング |
B⑥02 |
科目名 |
卒業演習「家族理解のためのアセスメント 応用編」 |
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担当形態 |
単独 |
担当教員 |
佐藤 隆司 |
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ディプロマポリシーとの関連性 |
①・②・③・④ |
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テキスト |
適宜、児童相談所等の虐待防止マニュアルを配布する(予定) |
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開講時期 |
後期 |
単位数・授業形態 |
2単位・演習 |
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到達目標 |
1.専門総合演習の基礎知識を応用してジェノグラムを読み解く視点を理解できる。 2.ケ-スカンファレンスの方法を理解して実務に活用できる。 3.家族理解のための他のツールを体験学習してジェノグラムとともに実務に応用できる。 |
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授業の概要 |
現在の福祉・教育現場の保護者支援は複雑困難化しており、繰り返し事例検討することにより家族問題解決のための視点を拡大する。 また、保育士、幼稚園教諭として就職した際,即使える具体的、実効的、実践的、実務的技術は不可欠となるため、家族問題の整理(アセスメント)の方法と支援方法などを習得する。 |
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授業計画 |
第1回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討① 第2回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討② 第3回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討③ 第4回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討④ 第5回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討⑤ 第6回 事例(虐待、非行、親の問題行動、夫婦・家族関係など)検討⑥ 第7回 フィールドワークⅠ 祖父母、親世代の理解 第8回 フィールドワークⅡ 祖父母、親世代の理解 第9回 ケースカンファレンスの実際Ⅰ 方法,手順 第10回 ケースカンファレンスの実際Ⅱ 学生による模擬事例 第11回 ケースカンファレンスの実際Ⅲ 学生のよる模擬事例 第12回 ケースカンファレンスの実際Ⅳ 学生による模擬事例 第13回 卒業レポート① 第14回 卒業レポート② 第15回 学びの成果発表会のための整理 |
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準備学習と必要時間 |
【予習】毎日10分以上は家族に関連する新聞,ネットニュ-スなどを読んでおくこと。 |
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評価方法 |
・授業参加(授業中の発言・態度) ― 40% ・卒業レポート(提出期限厳守) ― 40% ・課題(提出期限厳守) ― 20% |
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参考文献 |
・厚生労働省雇用均等・児童家庭局『子ども虐待対応の手引き」平成25年8月改正版』厚生労働省雇用均等・児童家庭局,2013年 ・M・マクゴールドリック+R・ガーソン+S・シェレンバーガー著/石川元+佐野祐華+劉イーリン訳『ジェノグラム(家系図)の臨床』ミネルヴァ書房、2009年 ・早樫一男「対人援助職のためのジェノグラム入門 家族援助と相談援助に役立つツツールの活かし方」中央法規、2016年 ・団 士郎「DAN教授の家族のこころゼミ」佼成出版、2017年 |
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特記事項 課題へのフィードバック方法 |
・単位修得のためには卒業レポートの提出と学びの成果発表会の出席が必須です。 【留意事項】 ・一部、画像、DVDなどを題材にディスカッションするため積極的発言を期待する。 ・フィールドワークの交通費などは自己負担。 ・私語、飲食、化粧、途中退室、電子機器使用(録画・録音等)等は禁止。 【課題等へのフィードバック方法】 ・適宜,授業中に課題などの内容に関してコメントする。 |
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卒業・免許状・資格との関連 |
卒業 |
必須 |
幼稚園教諭免許状 |
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その他 |
保育士資格 |
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実務経験のある教員等による授業内容 |
児童相談所(区域担当・虐待防止調整担当・里親担当児童福祉司)、児童養護施設、児童自立支援施設等の実務経験を活かして現場の実情と課題等に触れ、より実践的な授業を展開する。 |