ナンバリング

B②10

科目名

保育・教職実践演習(幼稚園)

担当形態

複数

担当教員

郷家 史芸・古賀 琢也・小木曽 友則・中嶋 一郎・由田 新

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・④

テキスト

プリント・資料を配布する。

開講時期

2年次後期

単位数・授業形態

2単位・演習

到達目標

・これまでの全ての実習体験から、自身の良さや課題を明らかにし、就業に向けて、良さを伸ばし課題を改善することができる。

・自身に必要な学習課題を明確にし、それを具体的に深化することができる。

・こどもや利用者が主体的に活動し、よりよく生活し、自己実現ができるような環境を構成することができる。

・日常の小さな出来事から「気づく」ことのできる感性を、保育において大切な事を日々の実践から学び、次の実践につなげていくような、学びの姿勢をもつことができる。

・これまでの学びから保育おける現代的課題をとらえ、何ができるか考えることができる。

授業の概要

 本科目は、2年間の総まとめの科目という位置づけになる。今後主に保育や福祉等、人とかかわる現場において、社会人となるために、2年間の実習体験、その他の体験からの学びを関連付け(つなげる)、2年間の学びの集大成となるような取組を行なう。

就業に向けて、主に、これまでのすべての実習体験を振り返ることによって、自身の良さと課題を明確にするとともに、社会人となった自分の未来像をどうデザインしていくのかということも合わせて考えていく授業となる。

 また、今現在の保育における課題について考え、何ができるのかを考えていく。

・これまでの実習やその他の課題によって、グルーピングを行う。グループごとに共通の課題を設定して取り組む。

 さらに、個人別の課題を設定して取り組む。

・「他者と協同して活動を創る学習」「実践から学ぶ学習」(実践)、「これまでの2年間の実習の振り返り」(振り返り)、「自身に必要な知識や技術の研究(教材研究)」(技能)など、個人やそのグループの課題に応じて、多様な方法で学修する。

・「学びのファイル」(履修カルテ)を積極的に使用し、2年間の学びを継続する。

授業計画

第1回 オリエンテーション・授業の進め方と自己課題を持つことの重要性

第2回 これまでの学びの確認

第3回 自己課題の発見と目標の設定

第4回 これまでの実習の振り返り

第5回 グループ別学習(実践①、振り返り①、技能①)※各分野ごとに3回ずつ実施

第6回 グループ別学習(実践②、振り返り②、技能②)

第7回 グループ別学習(実践③、振り返り③、技能③)

第8回 グループ別学習(実践④、振り返り④、技能④)

第9回 グループ別学習(実践⑤、振り返り⑤、技能⑤)

第10回 グループ別学習(実践⑥、振り返り⑥、技能⑥)

第11回 グループ別学習(実践⑦、振り返り⑦、技能⑦)

第12回 グループ別学習(実践⑧、振り返り⑧、技能⑧)

第13回 グループ別学習(実践⑨、振り返り⑨、技能⑨)

第14回 保育における現代的課題と私たち

第15回 学習成果の発表会

準備学習

・授業内、オンラインで提示された課題について、調査・検討してくること。

・授業後に学んだことを整理し、まとめること。(各々60分以上)

評価方法

・学びのファイル ― 20%

・授業内課題 ― 50%

・まとめレポート ― 30%

参考文献

「幼稚園教育要領」文部科学省

「保育所保育指針」厚生労働省

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」内閣府

その他、適宜紹介します。

特記事項

課題へのフィードバック方法

設定された授業時間内にとどまらず、自主的な学習が必要になります。

授業内でまとめた成果物について、話し合いを行い、教員もコメントをつけます。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育実践に関する科目

その他

 

保育士資格

必修

総合演習

実務経験のある教員等による授業内容

(古賀)保育園・こども園での勤務経験を活かし、実践現場での具体的事例を交えながら、実習に臨むための学習や課題について実践的な授業を行う。
(郷家)認定こども園での勤務経験を活かし,子どもの遊びに関して深く考察し,実践的に授業を行います。
(小木曽)保育士・幼稚園教諭として保育所及び幼保連携認定こども園で勤務した経験を踏まえ、具体的な事例を利用すると共に、学生の学びの軌跡である記録をもとにした実践的な講義を展開する。

pagetop