ナンバリング

B③01

科目名

教育実習(実習指導)

担当形態

複数

担当教員

池谷 潤子・大澤 ちづる・郷家 史芸

ディプロマポリシーとの関連性

①・②・③・④

テキスト

「教育課程・保育の計画と評価」萌文書林

「幼稚園教育要領解説」フレーベル館

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説」フレーベル館

「保育用語辞典」ミネルヴァ書房

開講時期

前期

単位数・授業形態

1単位・演習

到達目標

・幼稚園において、子どもとのかかわり、適切な援助を行うための準備をし、実習後に実習体験のまとめを行うことで、自身の体験を省察し反省的な実践を行う素地ができる。

・保育の過程を理解し、計画の立案から実践、評価までを行う体験(部分実習・責任実習等)のための準備を整える。

・3週間という長期間の実習で、背景を含めた子どもの理解やこれまでの実習から見えてきたテーマについて、実習から見えてきた自己の良さや課題について、深く掘り下げるための準備ができる。

授業の概要

<事前指導>

 1年次の実習の成果等を基に、実習のテーマを設定します。そして、①目的・テーマにそった実習の実施、②部分・責任実習等、保育の過程の理解に向けた準備、

③幼稚園教育要領の理解、④記録の作成(経過記録/エピソード記録)

⑤実践から自身の価値観や良さと課題の傾向を観ていきます。

<事後指導>

 実習後の振り返りは、実習の総括レポートを基に、実習の記録や体験を基に仲間同士で振り返り、自身が実習を通して何を見て何を感じ、目の前の子どもとどのように関わり、なぜそのように考えたかなど実習のまとめを行います。

授業計画

第1回 オリエンテーション 2年次の実習のねらいとすすめ方

第2回 実習をするということ・大切にしていきたいこと

第3回 これまでの実習を振り返りながらテーマを設定する

第4回 幼稚園教育要領を実習に生かす

第5回 園での子どもの生活・保育者の仕事をどう理解するのか

第6回 部分・責任実習に向けて①

第7回 記録の書き方

第8回 事前訪問(1日体験)

第9回 事前訪問の振り返りとまとめ

第10回 部分・責任実習に向けて②

第11回 教育実習において何をどう学ぶのか

第12回 事後指導①

第13回 事後指導②

第14回 事後指導③

第15回 事後指導④

準備学習と必要時間

・実習での体験を実習記録としてまとめる(60分以上)。

・前回の実習記録を読み直し、次回の実習の目標を立てる(60分以上)。

評価方法

・実習記録及び指導案の課題 ― 20%

・幼稚園教育要領の理解 ― 20%

・実習の総括レポート ― 40%

・実習成果の発表 ― 20%

参考文献

「幼稚園教育要領」文部科学省

「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」内閣府

特記事項

課題へのフィードバック方法

・全ての授業に出席することが求められます。

・実習が不十分で単位が認定されない場合、実習指導も合わせて認定されません。

【課題等へのフィードバック方法】

課題やレポートは必要に応じてコメントを記入し返却します。

卒業・免許状・資格との関連

卒業

 

幼稚園教諭免許状

必修

教育実践に関する科目

その他

 

保育士資格

   

実務経験のある教員等による授業内容

(池谷)国外保育園での勤務経験を活かし、実際の課題はどんなものか、その解決への取り組み方法、また、その際の問題点などに触れ、より実践的な授業を行う。
(大澤)国内外の幼稚園教諭経験があり、発達支援を目的とした音楽療法についても経験を有する
(郷家)認定こども園での勤務経験を活かし、子どもの遊びに関して深く考察し、実践的に授業を行います。

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