天気にめぐまれた5月10日(土)と11日(日)、「児童文化」の授業の一環で、
1年生と一緒にフィールドワークに出かけました。
行き先は、上野にある国際子ども図書館と、四谷三丁目にある東京おもちゃ
美術館です。
(午前組と午後組に分かれて、順番に図書館と美術館を巡りました)
まずは、国際子ども図書館から。
ここは国立国会図書館の分館で、子どもの本やその関連資料を所蔵しています。
明治と昭和に建てられた、当時の建物がそのまま残されています。時代を
感じさせる雰囲気のある外観はもちろん、中の展示も素敵なんですよ。
日本でおなじみの絵本が外国の言葉に翻訳されているのを読むと、なんだか
少し不思議な気持ちになりますよね。
学生たちは懐かしい絵本を読みふけったり、あるいはちょっぴり飽きて手持無沙汰
になったり(?)と、子ども図書館でのそれぞれの時間を過ごしていました。
そして、東京おもちゃ美術館へ。
こちらは、戦前に建てられた小学校の校舎をそのまま利用した建物です。
むかしは子どもたちが元気に遊んだり学んでいたであろう古い教室も今は改装され
様々なおもちゃの並ぶ展示室に大変身!今は小さな子どもを連れた親子連れで
賑わっています。
展示してあるだけでなく、実際に手に取って遊ぶことができるのが、この美術館の
魅力です。
さぁみなさん、何して遊びますか?
頭や体を使うおもちゃに挑戦したり、木のにおいの部屋でくつろいだり、学生たちは
こちらでも大いに楽しんでいました。
絵本もおもちゃも、保育にとっては重要な児童文化財です。
今回のフィールドワークでは、それらに実際に触れ自分たちも遊ぶ体験をすること、
また子どもたちがどのように遊んでいるかを見ることが目的でした。
楽しみながら学ぶという、明徳らしい「授業」となった1日でした。