満開の桜が咲き誇る中、今日から明徳で一緒に学ぶ113名の新しい
仲間が加わりました。
2年生の先輩達はみんな、これから一緒に学ぶ仲間たちに会えることを
楽しみに、積極的に入学式のスタッフとして参加して、様々な準備を
整えてきました。
「ご入学おめでとうございます」。ちょっと緊張気味にお祝いの挨拶を掛ける
2年生。でもその顔には笑顔に溢れていました。
「温かな雰囲気で新入生を迎えたい」。そんな気持ちが込められた2年生の
ピアノ演奏が式の前に披露されました。
緊張感がこちらまで伝わってくるような演奏。でも演奏が進むにつれ、会場内
の張り詰めた空気が少しづつ和らいで行きました。
新入生にも歓迎の気持ちが伝わったと思います。
厳かな雰囲気の中、入学式が始まり、学長と理事長による新入生歓迎の祝辞が
終わると、2年生代表の歓迎の挨拶が行われました。
そこではこれから明徳で学ぶ新しい仲間に向けて「明徳で何に取り組み、何を感じ
そこから何を学んだのか」、この一年間の葛藤や戸惑い、そして自分自身の学び
が語られました。
これらの話を聞いて、一年生は何を感じ、考えたのでしょうか。その答えは一人
ひとりのこれからの取り組みで明らかになって行くことになります。
これを受けて1年生代表の挨拶では「明徳で学びたいこと」が述べられました。
抱負を語るその姿はとても落ち着いて、これからの活躍を期待させる堂々とした
ものでした。
先輩後輩が関わり合い、刺激を受けることで、お互いの学びを深めて行く事を
期待しています。
入学式の閉会後、2年生の司会のもと、1年生全員が一人ひとり壇上にのぼり、
明徳で過ごす2年間への決意表明を行いました。
壇上に立ち、大勢の仲間や教員に向けて、決意表明を発表する1年生。
自分で考え、自分の言葉で発表するという明徳の学びの洗礼をさっそく浴びた
ことになります。
これからは高校までとは違う学びのスタイルに戸惑う場面も多く体験すること
になるでしょう。しかし、これも存分に楽しみましょう。その姿勢こそが自分
自身を成長させるきっかけになるのですから。