こんにちは、チャリサー顧問です!
今回は、チャリサー2年のOくんによる活動のレポートです。
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10月の3連休に開催された「ツール・ド・ちば」に参加しました!
「ツール・ド・ちば」は、二千人を越える自転車愛好家(サイクリスト)が1日100km以上の道のりを自力で走り抜くイベントです。
楽しく安全に走りきることをモットーとしているので、全体的にどこか同好会的な雰囲気が漂っていて、気軽に参加しやすいです。
今大会は、九十九里町の不動堂海岸がスタート&ゴール地点で、毎日異なったルートを20人ずつの小集団で駆け抜けます。
最終3日目のステージ3に参加するため、鶴田先生と私の二人が、朝の5時に鎌取駅で集合し、九十九里を目指しました。
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(「HP:ツール・ド・ちば」より)
受付を終え、朝7時半頃にスタート会場に行くと、300人ほどが既に集まっていました。そこに整然と置かれているほとんどの自転車がロードレーサー(道路専用のスポーツ車)であり、その数と格好良さに圧倒されました。
そんな中で、ママチャリで参加している高校生がいたり、小さなロードレーサーに乗る小学生もいて周りから注目を浴びていました。
(開会式)
(スタート前)
台風19号の影響の為、空は曇り気味で風が強く、体が震えるほど冷えました。
予報では雨だったので、いつ降るのだろうかと心配する中で走り出しましたが、結局、レインコートを着る暇もなく、雨に打たれながら走ることになりました。
ステージ3は、起伏の富んだ山道が舞台です。前日までの平坦な道のりが多いステージとは違い、集団から離される人が続出しました。
(「HP:ツール・ド・ちば」より)
(*AS=休憩所、S=スタート、F=フィニッシュ)
私も、周りに遅れを取らないよう一心不乱にペダルを漕ぎ続けました。
また、走行中は、体力が急激に落ちないように、持参の水羊羹を頬張ってお腹を膨らませていました。
自転車競技の魅力は、他のスポーツと違い、前方の集団をごぼう抜きして何百メートルも引き離すのが比較的容易いことです。
相手も自分も疲れを感じる中で、抜かせられるタイミングを計りながら力を振り絞って加速します。それを何度も繰り返しながら、前へ前へと突き進みました。
ゴール会場では、大雨の中、先にゴールをしていた人達や大会関係者の方々が、拍手や歓声などで迎えてくれました。こうした光景は毎年のことだと知っていても、辛さを乗り越えたことを肯定され仲間として受け入れられたように感じ、思わず笑みがこぼれてしまいます。
閉会式があるのかと思いきや、荒れた天候の為にゴールした人から順に帰っていて、受付で賞状(完走証)を貰うだけのかなりあっさりとした終わりとなりました。
(ゴール地点)
帰り道、パンクなどのアクシデントがありながらも、帰路に着きました。
自転車は、楽しい!
スポーツ車に乗るとその気持ちがよく分かると思います。
サイクリストが着ているぴっちりとしたウェアは、それだけだとダサく映るかもしれません。しかし、ロードレーサーにまたがって前傾姿勢で風を切るように走る姿を見れば、誰もが格好いいと感じると思います。
「ツール・ド・ちば」は、その気持ちをさらに強めてくれる場だと考えています。だから、リピーターが多いのも頷けます。
我々は、また来年も参加する予定です。
もし、興味を持った方がいたら、一緒に千葉を巡ってみませんか?
直ぐに自転車の虜になりますよ。
(ゴール後)
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雨のなか、沿道で応援してくださった皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!