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学園ニュース

学園ニュース 2023年10月号(277号)

【高校】

■◆■千葉明徳高等学校 教諭 谷澤 信司■◆■

 高等学校2学年の特進、進学、アスリート進学コースの総勢9クラス307名は、10月21日(土)から3泊4日の行程で、沖縄研修旅行に行ってきました。
 暑くもなく寒くもない、現地の方も「最高に過ごしやすい」と表現するくらいの、全行程で見事な天候に恵まれた4日間となりました。
 宮下校長が結団式で生徒に伝えておりました通り、研修旅行の目的は、その土地の気候と文化と歴史とを肌で感じ、それらを己の内面に吸収したり照らし合わせたりしながら、それまで自分が紡いできたものを見直したり修正したり、更には一歩を踏み出すきっかけにしたりすることです。平和祈念資料館では壮絶な映像の中に、平和講話では戦争体験者の語る思いの中に、アクティビティでは懐の深いインストラクターやバスガイドさんの思いやりの中に、初めて耳にする戦闘機の壮絶な轟音の中に、そして私たちのような人生の身近な先輩とのやり取りの中に、生徒たちは身の振りを定義する糧となるものを、今でなくともいつしか見出だしてくれるでしょう。
 さて、学校という閉鎖的な空間の外での生徒とのやりとりは、私にとってはいつだって収穫の連続です。それはなぜなら、生徒が私たちをもっとよく理解してくれるような機会に溢れているからだと思います。私たちが生徒の新たな一面に気がつけるのと同様に、彼らも私たちの意外な一面に驚いたり親近感を持ったりするのでしょう。これこそ、いわゆる「レディネス」の獲得です。モチベーションといわれるものとは質が異なる、「お互いを結びつける赤くはない糸」とでも言いましょうか。糸をたぐれば、向こうから来てくれたり、こちらから行ったりもできますし、迷子になることもなし。ちょっとしたきっかけにさえ恵まれれば、あとはもう流れで糸は繋がれて行きます。私は沖縄での日中、この夏のRock in Japanでゲットした超😍Tシャツを2枚着ていたのですが、10人くらいの生徒に「先生、何日目に行ったんですか?」と聞かれては話が弾みます。また、バス内では隣の先生と雑談をしていたら、どうでもいい話に後ろの席の生徒集団も混ざって大盛り上がり。皆、なんて素敵な笑顔で話してくれるのか!それまで一言も話したことが無かったり、笑顔を見たことが無かったりした生徒も複数含まれていました。ここからスタートできるかな、という思いを抱いた瞬間です。
 最後に私個人の沖縄の感想を述べさせていただきます。私は文型科目で大学受験をしたのですが、理科の教職課程を専攻する学部にもエントリーをしたほどの動植物好きでもあります関係で、リバートレッキングやマングローブ散策などでは、誰よりも目耳は研ぎ澄まされていたはずです。安蒜先生にハブのお土産を…と真剣に探しましたが見つかりません。素敵な大ゴキブリの幼虫を見つけたのですが、周りの先生がひっくり返ってしまうと思ったのでやめました。キノボリトカゲも見つけましたが手が届かない…。私の人生、大自然に囲まれて生きるのもありだったかなぁ?一瞬、贅沢で甘い考えを抱いてしまいました。
 生徒アンケートの結果、「研修旅行に参加できてよかったか」の質問に対して、90%を超える生徒が4段階中の最大評価「大いに当てはまる」と答えてくれました。細かく記載できませんが、生徒発案のレクリエーションやサプライズ花火、担任のオリジナルプロジェクトの発案など、ここに至るまでの全員の関わりが功を奏したものと信じております。これから2年生は、進路を意識した心が揺れ動く時間をしばらく過ごすことになります。多くの先生方のお世話になるに違いありません。先生方、今後もどうぞよろしくお願いします。


【短大】

■◆■千葉明徳短期大学 教授 佐藤 隆司■◆■

 保育実習Ⅲは保育士資格取得のための必修科目です。
 2年生は1年生後期の保育実習Ⅰ(保育所、福祉施設)に続く実習になります。実習先は学生自ら保育所又は福祉施設を選択しなければなりません。実習先の選択は、より「自分は何を学んで、今後どのように学んだことを実践するのか」の目的の明確化が重要になります。
 次に保育実習Ⅲの実習先は、乳児院、児童養護施設、児童発達支援センタ-、障害者支援施設などと非常に幅広く、一部の学生は「保育の仕事を選んだのに何で障害者の施設で実習しなければならないんですか」と呟きます。保育士業務の基本は対人援助です。本学のアドミッション・ポリシ-「『人がすき』と素直に思える人」とカリキュラム・ポリシ-「保育実践等の体験を振り返る中で、他者の理解を深め、協働する方法を身に付ける」の背景にある“福祉の意義”(人に興味・関心を持つ)を理解して取り組めば、異なる福祉施設の有意義な実習に結び付くこととなります。
 実習直前のあるあるです。大半の学生は「不安、不安」と訴えます。しかし、巡回指導の際、ある学生は「実習前は不安って言いましたけど、そんなことありません。言葉だけじゃなく、身振り手振り、コミュニケ-ションって大事なんですね。私、ここの施設で実習することが出来て良かったです!」(障害者支援施設)と発言したり、ある学生は「頑張ってます! 幼児、小学生とは普通に話せるんですけど、中学生、高校生は気を使って……。でも,頭で考えるより自分から話掛けることが大切なんだなぁって分かりました」(児童養護施設)と発言します。明確な目的とともに、とにかく「行動する」「やってみる」などと自発的に動く学生は「不安」の二文字が消え去り、充実感溢れるコメントが返ってきます。
 保育実習Ⅲ履修の学生は半年後には卒業です。今、日本は「異次元の少子化対策」によって保育士の子育て支援は、保育所内に留ることなく地域の子育て支援、また、児童虐待防止の未然防止・早期発見などと求められる役割は拡大傾向にあります。是非、実習の「学び」を実践に一つでも多く活かせられることを期待します。

【中学校】

■◆■千葉明徳中学校 教諭 川崎 沙月■◆■

 10月6日(金)、千葉明徳中学校体育祭を開催しました。
 各色の代表生徒4人で行われた選手宣誓では面白おかしく宣誓をしてくれたところから始まり、全体種目の長縄跳びや綱引きでは各色男女別で学年を問わず協力している姿が見られました。また、学年種目では1学年玉入れ・2学年台風の目・3学年では大玉運びとそれぞれの学年の色が見れた種目となりました。個人種目の宅急便レースや借り物競争では、生徒会役員の上手なアナウンスの中、1位を目指して一生懸命走っていました。そして何より盛り上がったのが各色の代表選手が集う色別対抗リレーでした。ここでは、教員選抜チームも参戦し、生徒対教員のレースに応援席からたくさんの歓声があがりました。競技数は少ないものの、それぞれが跳んだり・走ったり・投げたりと白熱した戦いが繰り広げられました。今年度の優勝は赤組となりましたが、勝ち負け関係なく生徒たちや教員から沢山の笑顔が見られ大いに盛り上がった体育祭となりました。
 今回の体育祭を終えて、コロナ禍もあり運動する機会・量の減少や他学年との関わりが少なくなっていた中で、半日開催ではあったものの普段あまり交流しない人たちともコミュニケーションを取ったり、勝利を目指して団結することや、運動することが苦手でも一生懸命やることや楽しむことの大切さを学べたのではないかと感じました。来年度もさらに盛り上がる体育祭になるよう体育祭実行委員を中心に企画・運営をしていきたいと思います。最後に中学校体育祭実施にあたり、体育科の先生方をはじめ、多くの先生方や高校の部活動生徒のご協力があり実施することができました。ご協力いただいた全ての方々に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。


【幼稚園】

■◆■千葉明徳短期大学附属幼稚園 保育教諭 藤原 美希■◆■

 年中長組は10月3日(火)、年少組は10月5日(木)に『めいとく森の運動会』を開催しました。
 運動会の会場の万国旗は、例年、年長児が世界各国の国旗を作ります。「この国に行ってみたいな!」「かっこいい国旗を作りたい」と絵本や図鑑を見て国の名前を調べながら作りました。秋晴れの園庭に自分の国旗と友だちの国旗が連なり、年長児最後の運動会を盛り上げてくれました。
 年長組『みんなの力を一つに』、年中組『元気いっぱい忍者参上』、年少組『みんなでからだをうごかそう』のテーマに沿って、それぞれの学年の子どもたちが一生懸命取り組みました。
 はじめに、年長組のソーラン節で、和太鼓の太鼓の響きに合わせてタスキをかけて、年長児が踊り「どっこいしょーどっこいしょー」「ソーラン、ソーラン」と力強いかけ声や勇ましく踊る姿を見せてくれました。続いて年長組はチアダンスの衣装に身をまとい派手やかに踊る子どもたちで運動会が始まりました。
 その後、年長の「みんな集まれ!」のかけ声で、オープニングがはじまり、ガンバリマンの歌、イネヲカルンジャーの体操を踊りフィールド内いっぱいに子どもたちが集まりオープニングがスタートしました。年長児の活躍には、年中児の子どもたちが憧れ、クロスカントリー、リレーなどの種目を応援していました。また、忍者になりきってのかけっこなど、年中長児らしい豊かな感性を表現する姿が見られました。
 年少児の子どもたちにとって初めての運動会でしたが、年中長組の運動会活動の取り組みを毎日みていると、「運動会が楽しみ!」と待ち遠しくする子どもたちの姿がありました。当日は、たくさんの保護者の方に見守られ、普段通りの子、または緊張で涙を流してしまう子、さまざまな姿が見られましたが、温かい雰囲気の中、行うことができました。
 夏季休業後も、記録的な猛暑に見舞われる中での運動会活動であったため、戸外活動が思うように行うことができない中での運動会でした。子どもたち、保育者、保護者の皆さんが一丸となって運動会を行えたことに感謝し、今後の子どもたちの成長と活躍を楽しみにしています。


【やちまた】

■◆■明徳やちまたこども園 保育教諭(3歳児担当) 藤澤 渚■◆■

 3歳児クラスの担任となり半年が経ちました。
 どもたちは進級、入園当初の4月に比べて園生活に慣れてきているように見えます。どもたちは進級、入園当初の4月に比べて園生活に慣れてきているように見えます。10月7日(土)には、『かまきり運動会』がありました。子どもたちは初めて大勢の観客の前で表現や徒競走を行い、そのことで緊張することでしょうし、それでも終わった後には「運動会楽しかった」と思えるにはどうすればいいか、日々の保育を行っていく上でどうすればいいか悩みました。
 子どもたちは身体を動かすことが大好きですが、表現遊びをする際に「恥ずかしい」と思っている子もいました。恥ずかしいと思っている子も運動会前後で、みんなと一緒に踊ることの楽しさに気付いてもらえたら嬉しいと思っていました。そして、最初は恥ずかしくて踊らなかった子も、担任や友だちが楽しそうに踊っている姿を見て、徐々に表現遊びに参加してくれるようになり「ダンス楽しいね」と言ってくれるようになりました。また、年上のお兄さんお姉さんやたくさんの職員に見てもらう経験をしたことで、運動会当日には踊ることができ、目が合うと笑ってくれる姿が見られました。
 そして、運動会後の朝の集まりの際に、「運動会楽しかったね」と伝えにきてくれました。また、日々の表現遊びの様子を保護者にも伝えていたこともあり、「成長したね」という親子の会話も聞くことができました。
 運動会が終わり、お友達や職員と一緒に遊ぶことが楽しくなってきた子どもたちは、今『あぶくたった』を楽しんでいます。まだ集団遊びに興味をもっていない子もいますが、一緒に身体を動かすことの楽しさを経験していく中で集団遊びに興味をもってもらえたらと考えています。  


【浜野】

■◆■明徳浜野駅保育園 保育士 和田 有香■◆■

 10月7日、秋晴れの土曜日。
 附属幼稚園の園庭で、『カラフル~君の色はどんなイロ?~』をテーマに、おたのしみ会を行いました。
 3年ぶりにマスクを外し、会場入りできる家族の人数を拡大して行なったおたのしみ会は、子どもたちのこれまでと今、そしてこれからを見据え、また、集まった全員が、笑顔あふれる時間を過ごせるようにと考え、当日を迎えました。
 0歳児クラスのつくし組は、スーパーワン親子に変身し、奪われたお弁当を取り返すというストーリーで、大きなパラバルーンに入るという内容を行ないました。慣れない場所にちょっぴり緊張の面持ちでしたが、会場にいる皆に温かく見守られ、自分よりも大きなおかずやおにぎりを持って、大好きな職員に届けることができました。
 1・2歳児クラスのたんぽぽ組は、職員の生演奏をBGMに、子どもたちの大好きを詰め込んだサーキットコースに挑戦。スタート前は、お家の人にぎゅっとつかまり、恥ずかしそうにしていたお子さんも、自分たちで作ったお面を親子で被り、すずらんテープのトンネルをくぐってからは笑顔!最後のジャンプもかっこよく決めることができました。
 そして、以上児クラスのさくら組は、親子競技にリレー、ダンスと3つの種目をやり遂げました。自分たちで身につけるものを作り、作戦を考え、指折り数えて当日を迎えただけあって、どれも見ごたえのある種目に。年長児の中には、緊張と恥ずかしさから、年少年中の頃は会場にくることがやっとだったけれど、「全部出るから!」と覚悟を決め、3種目全てやりきったお子さんもいました。当日を迎えるまでどんな思いで覚悟を決めたのかは、計り知れないところもありますが、ここでやりきった経験で得たものは、きっと今後の成長に繋がってくれることでしょう。
 卒園児、保護者種目も復活した今年度。復活した2種目は、参加状況で内容を急遽変更したり、強風の影響が思いがけず一体感を生んだりするなど、予想外のこともありました。でも、そんな状況も楽しさに変えてくれる雰囲気が会場を包み、全員で盛り上がることができたように感じます。
 一人ひとりが自分のイロを輝かせながら、周囲の色と交わり、全体がカラフルに輝いて終えることができたおたのしみ会。ここで完結することなく、個々のイロを大切にできるよう今後も心がけ、日々の保育にあたっていきたいと思います。


【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 短期大学2号館横の草地に、お地蔵さま6体を設置しました。
 お地蔵さまには28の功徳と7の利益があると言われており、代表的なものとしては、人々の苦しみを救ったり、子供を守ったりするご利益がよく知られています。設置されたお地蔵さまは、鈴木副理事長が学園に寄付されたもので、本学園が運営するこども園、保育園計4園及び姉妹法人の運営するこども園、保育園計2園、総計6園の園児の安全を祈願して設置されました。早速、学生や園児がみかんをお供えしていました。お地蔵は人々を分け隔てなく救ってくださる慈悲深い仏尊です。皆様も、家族の健康や来世の幸福を願って手を合わせてみてください。


【法人事務局】

■◆■法人事務局 広報室■◆■

 10月4日(土)に学校法人千葉明徳学園理事会が開催されました。以下のとおり報告します。

理事会
理事7名出席、監事1名参加のもと、10時00分から本館1階会議室にて行われ、いずれの議案も承認されました。
■議事内容
第1議案 令和6年度 千葉明徳短期大学附属幼稚園、明徳やちまたこども園の徴収金等の変更に伴う園則変更について
第2議案 その他 特になし

■報告事項
1.学生・生徒・園児の募集状況について
2.千葉明徳短期大学認証評価について
3.学校法人千葉明徳学園100周年記念事業講演会の実施について
4.常任理事会報告について
5.その他 特になし

 
【本八幡】

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