建学の精神 - 理事長メッセージ
法人名及び開設する全ての学校、施設名に用いられている「明徳」は、中国の古典「大学」の一部にある「明明徳於天下者先致其知」(明徳を天下に明らかにせんとする者は、先づ其の知を致せ。)を引用したものです。
人はそれぞれ生まれながらに優れた性質(=明徳)を持っています。
これに気づかせ、磨きをかけて社会に送り出すことこそ、本学園の使命です。
千葉明徳学園は大正14年(1925年)創立の千葉淑徳高等女学校から始まり、現在は千葉明徳短期大学(保育創造学科)、千葉明徳中学校、高等学校、短期大学附属幼稚園、明徳やちまたこども園、明徳本八幡駅保育園、明徳浜野駅保育園から構成されています。また姉妹法人として社会福祉法人千葉明徳会を作り、明徳土気こども園、明徳そでにの保育園を運営しています。
「明徳」の由来は、約2000年昔の中国の古典「大学」にあります。「大学」といっても高校を卒業してから行く大学のことではなく、「小学」に対する「大学」の意味です。「小学」とは「小さな学問」、いわゆる、よみ・かき・そろばん、といった個人が生きていくために必要な身の回りの基礎的な学問です。
一方、大学は小学よりもっとレベルの高い大きな学問 ―― 自分が生きるためではなく、世のため、人のためになる学問を意味します。「大学」を究めるためにはどうしたらよいのか?この本の中には次のように書いてあります。
「大学の道は明徳を明らかにするにあり」
「明徳」とは人が天から得たすぐれた能力、人間として生まれながらに持っている人間性であり、明徳を明らかにする、とはそれを輝かせる、ということです。