01:春を探したよ
幼稚園で春の訪れを知らせてくれたのは、「うめ」の花でした。
花が多く咲きこぼれ、香りでも開花を知らせてくれていました。
こちらも「うめ」。
幼稚園には種類の違う「うめ」も咲いています。
(梅は品種改良がたくさん行われ、いろいろな梅の花(300種類以上)があると言われています。)
松の森に足を運べば、ひっそりと「うぐいすかぐら」も開花していました。
この花は、花全体で1センチ程。よく見ていないと通り過ぎてしまうかもしれない花です。
「ゆきやなぎ」も気づかれないように咲き始めています。でも、つぼみがたくさん。
この花は、花全体で1センチ以内。
いまはまだ、気づきにくいですが、もうすぐ枝いっぱいに、雪を降らしたように花をたくさんつけます。
(ゆきやなぎは冬にも咲くことがあるので、すでに咲いていましたが、花が増えてきました。
花の写真を撮っていると、子どもたちは、もう「春」を見つけて持っていました。
「もみじばすずかけのきの種」
(もみじばすずかけのきの種は、集合果なので、このトゲトゲ一つひとつが種。春の暖かい強風でよく落ちてきます。落ちると、今度はバラバラの種一つひとつが風で飛ばされていきます。)
「なずな」「たんぽぽ」。
「わたし、ぺんぺんぐさ すきー」と、教えてくれました。
春探しが遊びになっている明徳幼稚園の子どもたちでした。
「じんちょうげ」「さんしゅゆ」も咲き始めたこの日、朝はとても寒く、築山周りの堀に「氷」も見つけることができました。
(「じんちょうげ」は、三大香木(さんだいこうぼく)の一つです。*幼稚園には、3つともあります。
満開になった時の香りも、今から楽しみです。)
季節が移りかわるこの時期は、発見がいっぱいで おもしろいですね。
広い園庭で、ちょっとした宝探し気分☆
11月の園JOYで植えてくれた「ちゅうりっぷ」が芽を出し始めました。
本格的な春は、もうそこまで来ています。
冬から咲いていた「さざんか」「つばき」も、もう少し咲き続けそうです。
明徳幼稚園の子どもたちが、季節がかわる おもしろさ を知っているのは、自然の中で過ごしているからこそですね。
01:春を探したよ││02:樹木調べ