05:菜虫化蝶
3/13(土)卒園式が行われた日、春雷(しゅんらい)がありました。
しかも、立春後、初めて鳴る雷を初雷(はつらい・はつかみなり)と言いますが、この日は初雷だったんではないでしょうか?
空も、卒園生の卒園を祝い、また、悲しんでいたように思えてなりません。
さて、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の頃(2021年は3/5~3/19)に鳴る雷を、「虫出し」「虫出しの雷」とも言います。
雷の音に驚いて、虫たちも目を覚まして出てくることでしょう。
(実は、明徳幼稚園の園児は、2/19に初テントウムシに出会っていました。)
「ゆきやなぎ」
画面一面のゆきやなぎを見ると、本当に枝に雪が積もったように見えますね。
「しだれやなぎ」
芽柳、春柳、新柳、柳に風など、「柳」が使われている言葉はいくつかありますね。
春の青空・春の風に揺られている柳は、趣があります☆
よく見ると、
柳の花が咲いていました。
日本にある木は、ほとんどが雄株で、実ができないと言われています。
(じゃあ、どうやって増やしているか?というと、さし木で増えています。)
こちらは「椿」
春という漢字が入っています。花期は12月~3月と言われていますが、幼稚園の椿はいま満開を迎えています。
幼稚園・短大ロータリーを含めると、明徳幼稚園には、5種の椿が、いま咲いています。
(遅咲き品種なのでしょうか?椿は品種が多すぎて良く分かりません。誰か詳しい人教えてください。)
「つばき」は、
花の終わる時、花ごと落ちます。
「さざんか(写真は12月に撮影)」は、
花びら、一枚ずつ落ちていきますので、花びらを見ると違いが分かります。
さざんかも椿も品種が多くて、花だけでは見分けが難しいです。
花の終わり方は、見分け方のポイントの一つです!
さて、
「椿は落ちる」「梅はこぼれる」「桜は散る」「朝顔はしぼむ」というのを知っていますか?
”花が枯れる”だけではない、日本語の表現方法の豊かさの根源に、身近に触れられるのも、明徳幼稚園の良さだと感じています。
こんな遊びもできますからね☆
最後に、いま見ごろな
「もくれん」「はくもくれん」「こぶし」について。
こちらのサイトが参考になりました。
「もくれん」
「はくもくれん」
「こぶし」
見分けが難しい、春の訪れ代表格のこれらの樹木。
見分けられますか?
明徳幼稚園には、「もくれん」「はくもくれん」「こぶし」が3つともあります。
春期休業・花散らしの春風のため、見比べる時間は意外と短いです。
明日(3/15)は、アオムシが羽化して蝶になる時期・七十二候の「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」です。
菜虫とは主に、モンシロチョウの幼虫のこと。
さぁ、園庭に探しにいこう☆
モンキチョウなら、いましたよ☆
見つけられるかな?
ここだよ。
04:卒園記念樹││05:菜虫化蝶││06:桜の季節、始まる