05:菜虫化蝶

お知らせ

05:菜虫化蝶

2021・3・14

 

3/13(土)卒園式が行われた日、春雷(しゅんらい)がありました。

しかも、立春後、初めて鳴る雷を初雷(はつらい・はつかみなり)と言いますが、この日は初雷だったんではないでしょうか?

空も、卒園生の卒園を祝い、また、悲しんでいたように思えてなりません。

 

 

さて、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の頃(2021年は3/5~3/19)に鳴る雷を、「虫出し」「虫出しの雷」とも言います。

雷の音に驚いて、虫たちも目を覚まして出てくることでしょう。

てんとうむし

(実は、明徳幼稚園の園児は、2/19に初テントウムシに出会っていました。)

 

 

 

 

 

「ゆきやなぎ」

ゆきやなぎ

3/16ゆきやなぎ

画面一面のゆきやなぎを見ると、本当に枝に雪が積もったように見えますね。

 

 

「しだれやなぎ」

柳-風  柳-風

芽柳、春柳、新柳、柳に風など、「柳」が使われている言葉はいくつかありますね。

春の青空・春の風に揺られている柳は、趣があります☆

 

よく見ると、

柳-花

柳の花が咲いていました。

日本にある木は、ほとんどが雄株で、実ができないと言われています。

(じゃあ、どうやって増やしているか?というと、さし木で増えています。)

 

 

 

 

 

こちらは「椿」

椿

春という漢字が入っています。花期は12月~3月と言われていますが、幼稚園の椿はいま満開を迎えています。

椿白 椿赤 椿霜降り 椿霜降り赤

幼稚園・短大ロータリーを含めると、明徳幼稚園には、5種の椿が、いま咲いています。

(遅咲き品種なのでしょうか?椿は品種が多すぎて良く分かりません。誰か詳しい人教えてください。)

 

「つばき」は、

椿落ちる

花の終わる時、花ごと落ちます。

 

「さざんか(写真は12月に撮影)」は、

さざんかの散り方

花びら、一枚ずつ落ちていきますので、花びらを見ると違いが分かります。

さざんかも椿も品種が多くて、花だけでは見分けが難しいです。

花の終わり方は、見分け方のポイントの一つです!

 

 

さて、

「椿は落ちる」「梅はこぼれる」「桜は散る」「朝顔はしぼむ」というのを知っていますか?

”花が枯れる”だけではない、日本語の表現方法の豊かさの根源に、身近に触れられるのも、明徳幼稚園の良さだと感じています。

葉花

こんな遊びもできますからね☆

 

 

 

 

 

最後に、いま見ごろな

「もくれん」「はくもくれん」「こぶし」について。

モクレン、ハクモクレン、コブシの見分け方

こちらのサイトが参考になりました。

「もくれん」

もくれん

 

「はくもくれん」

ハクモクレン

 

「こぶし」

こぶし

 

見分けが難しい、春の訪れ代表格のこれらの樹木。

見分けられますか?

 

明徳幼稚園には、「もくれん」「はくもくれん」「こぶし」が3つともあります。

春期休業・花散らしの春風のため、見比べる時間は意外と短いです。

 

 

 

 

 

 

 

明日(3/15)は、アオムシが羽化して蝶になる時期・七十二候の「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」です。

菜虫とは主に、モンシロチョウの幼虫のこと。

 

さぁ、園庭に探しにいこう☆

 

 

もんきちょう

モンキチョウなら、いましたよ☆

見つけられるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここだよ。

chou

 

 

 

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