樹木NEWS:シンボルツリー「えのき」
こんにちは。
樹木ニュースの時間です。
今回は、先日お伝えしました、「倒木した榎」の話です。
明徳学園が生実に移転して以来、
(1967年撮影)(画像の赤い矢印参照)
(2007年撮影)(画像の赤い矢印参照)
明徳幼稚園を見守りつづけてくれた榎。
(2019年11月撮影)
こんなにキレイに紅葉する榎。
(2020年12月撮影)
(たまたま撮影していたものがありました!)
樹齢は200~300年はあるのでしょうか?(分かりませんが。)
この榎が、
2021年5月2日の強風により、枝が折れてしまいました。
切った枝の量、埋まってしまった枝の様子を見ても、その大きさと重さが推し量られます。
まずは、小物の枝の撤去から始めました。
小さいものは、4月に植えたアジサイ花壇の枠にしました。
中くらいのものでも、この重さ。
みんなで押して、引っ張らないと動かなかったです。
さぁ、最後に残ったこの丸太。
自然と始まった、ドラゴン大作戦!!
ドラゴン大作戦!!が繰り広げられましたが、、、、力及ばす。
(数ミリ動いたのかな!?)
どうしようか悩むこと数日。
せっかく、長い間、明徳幼稚園を見守ってくれていた大きな榎の枝。
8m近い枝が落ちていても、まったく邪魔にはならない広大な敷地を有する附属幼稚園。(8mって、およそ路線バス1台分の長さです)
2018年10月の台風で折れてしまったプラタナスの枝は、
こうやって子どもたちの大事な遊びを支えてくれているし・・・。
そうこう悩んでいると、子どもたちは、自然と遊び始めていました。
このまま切って捨ててしまうのは忍びない。
もう、答えは出ていましたよね。だって明徳幼稚園だもの☆
移動計画始動!!
5/15(土)、クレーン車でも重かったため、少しカットしてやっとのことで浮き上がりました。
やっとのことで浮き上がった程の重さだったので、クレーン車をもってしても、繰り返し切り返しが必要で、移動までに2時間かかりました。
本部の方、業者の方、ありがとうございました。
新しい位置についたシンボルツリーの榎の枝。
さっそく、子どもたちの中心にいました。
(それにしても、園庭が広いですね~)
これからも、ここで子どもたちの遊びを見守ってくれることでしょう☆
それでは、
また次回。
*おまけ
明後日(5/21)は、木々が青々しく万物の成長する頃・二十四節気の「小満(しょうまん)」です。立夏から数えて15日目。
1月から比べて、どのくらい木々は青々しくなったのかな?
近々「15:定点撮影」投稿予定です。お楽しみに☆