24:8月の開花、まとめ
これまで、
では、36種まで。
では、68種まで。
では、92種まで。
では、104種まで。
では、108種まで開花を確認してきました。
今回は、”8月の開花、まとめ”をしましたので、どうぞご覧ください☆
数字は、2月から開花した樹木の通しです。
今月までで、園内で110種の開花を確認しました。
109「くさぎ」(8/11撮影)
110「ぬるで」(8/18撮影)
「くさぎ」も「ぬるで」も、いままで園内未発見の樹木です。
樹木図鑑に新たに登録されます。これで同定調査中の種もあわせて、145種となりました。
今日(9/2)は、稲が実る時期・七十二候の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」です。”禾乃登”がどうやったら、”こくものすなわちみのる”と読めるのか!難しいですね。田んぼに稲が実り、稲穂が色づいてくる頃とされています。「禾(のぎ)」は、稲や麦などの穀物を指しています。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」ということわざがあります。
実れば実るほど、頭を下げたように見えますね。
十五夜にススキを飾るのは、この稲穂に見立ててのことなんですよ。
さて、9/7は、野の草に露が宿って白く見える頃・二十四節気の「白露(はくろ)」、露が白く光って見える時期・七十二候の「草露白(くさのつゆしろし)」です。
また、初秋・仲秋・晩秋と、季節を3つに分けたうちの一つ、仲秋に入ります。
「中秋の名月」とは、旧暦の8月のこと、仲秋の満月のことを意味した言葉なんです。
→参考資料:中秋の名月とは?仲秋の名月との違いは?何をするの?
じつは十五夜の満月は毎月やってきます。
旧暦は月の満ち欠けで日にちが決まっていましたので、十五夜は満月です。夜空も澄みわたり特に美しい満月なので「十五夜」というと旧暦8月の満月を指していたようです。
(旧暦の1日は、新月の日。
(新月から新月までは平均して約29.5日の間隔。
(なので、旧暦15日は、だいたいいつも満月になります。
旧暦とは、太陰暦のこと。
太陰暦とは、月の満ち欠けを基づいて一カ月を決めていました。
そのため、満月や満月の頃には、昔から催事ごとが多く執り行われていたようです。
1月は、小正月(こしょうがつ)
2月は、祈念祭(としごいのまつり)
3月は、梅若ごと(うめわかごと)
4月は、春の例大祭(はるのれいたいさい)
6月は、祇園会(ぎおんえ)
7月は、盆(ぼん)
8月は、月見(つきみ)
11月は、霜月祭(しもつきさい)
今年の中秋の名月=満月は、9月21日(火)です。
*旧暦の15日は、新暦の毎月15日のことではありません。
今年は、どんな月が見えますか・・・。
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