虫:サムライアリの奴隷狩り【動画】
*このページには、大量のアリの画像を含みます*虫嫌いな方は、ご注意ください。
サムライアリの奴隷狩りを発見してしまいました。
(6/22撮影)
サムライアリの奴隷狩りとは、
”
数百の黒いアリが隊列を成している場面を見かけたことがあるだろうか。これはサムライアリがクロヤマアリの巣に侵入し、蛹や幼虫を奪い取る「奴隷狩り」と呼ばれる行動である。
”
さらに、
”
さらわれてしまったクロヤマアリの蛹や幼虫が、サムライアリの巣の中で成虫となった後、その命が尽きるまで奴隷としてサムライアリたちの世話をさせられる
”
のだそうです。
蟻さんのお引越しではなく、
白昼堂々繰り広げられる、誘拐です。
きゃー怖い。。。
なんと、また奴隷狩りを発見しました。
この日は、ケロの出入口近くで、気軽に見られました☆
(7/5撮影)
なんと!
またまた、サムライアリの奴隷狩りを見つけました!
しかも、サムライアリの巣は昨日と同じ場所でした。クロヤマアリの巣は違う場所でした。
(7/6撮影)
動画の撮影にも成功!
サムライアリがクロヤマアリの巣に襲いかかるところです。
サムライアリとクロヤマアリがマユを奪い守り合うところです。
サムライアリがマユを奪い、自分の巣に戻るところです。
動画の最後、マユを持たずに巣の周りを歩いているのがクロヤマアリです。
よく見ると、あごの形が違います。
AntRoom 島田拓さんのTwitterに比較できる画像が掲載されています。
興味のある方はのぞいてみてください。
奴隷狩り。白昼の誘拐。
知らなければ、かわいいアリさんの穏やかな引っ越し。
でも、
知って分かると、見え方がかわってくる。
見える世界がかわる。ただのアリにも、生態があることに気づく。
もう知らなかった時には戻れない!
「サムライアリは、いったい、どうやってクロヤマアリの巣の場所が分かるのだろう??」なんていう疑問が、次から次へとわいてくる。
それが学び・勉強なのではないかと、サムライアリに教えられているようでなりません。
今日(7/7)は、温かい南風が吹く頃・七十二候の「温風至(あつかぜいたる)」です。
梅雨時期の温かい南風は、「黒南風(くろはえ)」「荒南風(あらはえ)」「白南風(しらはえ)」と言うそうですよ。「暑中お見舞い申し上げます」を使うのもこの日から。
サムライアリの奴隷狩りも、春から夏の晴れた温かい日に行われることが多いそうです。
見える世界がかわる?
ぜひ、附属幼稚園で体験してください。
暑中お見舞い申し上げます☆