29:あらかしとしらかしの違い
台風16号が過ぎ去り、園庭ではどんぐりがみんなのことを待っていますよ!
台風の強い風で、たくさんのどんぐりが落ちてきました。
ホール・ケロちゃんルームの横には、「こなら」「しらかし」が落ちています。
ホールウラには、「あらかし」が落ちています。
中学校側の垣根には、「うばめがし」が落ちています。
さぁ、どんぐりの季節の始まりだーーー!!
どんぐりを拾いに、いこー!
そして、拾ったどんぐりの見分け方。
明徳幼稚園の園庭で拾えるどんぐりは、
うばめがし、すだじい、こなら、あらかし、しらかし、くりがありますが、この中で「あらかし」と「しらかし」の違いが難しいです。
どんぐりだけ見ると、まったく同じに見えます。
でもね、見分けられる違いがあるんです。
今日は、「あらかし」と「しらかし」の違いを紹介します。
はっぱのぎざぎざがあらいのが、「あらかし」
どんぐりにまるいわっかがあるのが、「しらかし」
ここがポイント!
2階の本棚に飾ったから見てね。
あと、
公園などで拾ったどんぐりを調べるには、どんぐりだけでは調べられないことが多いです。
「このどんぐり、なんのどんぐりだろう?」と思ったら、
1.どんぐりのぼうし
2.どんぐりの実
3.どんぐりの葉っぱ
を見てくるようにしましょう。
そうしたら、図鑑やネットなどの調べられる確率が上がります。
(それでも絶対分かるわけではないです。どんぐりの見分けは難しいです。)
同じ「こなら」でも、木によって個体差が大きかったりするので、
細長いどんぐりと太っちょどんぐりが、どちらも「こなら」だったということは良くあります。
どんぐりを見分けるのに優れたサイトも参考にしてみてください。
あと、
階段下の本棚には、「どんぐりまっぷ」を飾ったから見てね。
くぬぎとあかがしは、幼稚園の中では拾えません。
*くぬぎは東門に、あかがしは東門の外の歩道に落ちています。
どんぐりがなる木は日本国内に22種あると言われています。
その内、明徳幼稚園には9種類があります。
夏に「まてばしい」を植樹したので9種類になりました。
この「まてばしい」は、千葉市内で拾ったどんぐりを育てました。
まだまだ実をつけることはありません。
今年は、千葉市内で「かしわ」を拾って育てたいなと思っています。これで10種目。
年少砂場奥にある「すだじい」は、じつは「つぶらじい」なのではないかと思い、確認中です。「つぶらじい」は2年に1度しか実をつけないので、来年秋判明します。つぶらじいなら11種目。
思いはいつも2・3年先へ☆
広い敷地の明徳幼稚園。日本中のどんぐりの半分があるなんてステキだと思いませんか?
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