41:立春・一年が始まる節気
今日は節分(せつぶん)です。
季節を分ける日が節分なので、節分は春・夏・秋・冬の4回あります。
だけど今では、冬と春を分ける節分の文化だけが残っています。
この日は、季節を分ける日だけでなく、一年を分ける日でもありました。
旧暦では、立春に新しい年が始まっていましたので、冬と春を分ける節分には、今でいう大晦日と同じ意味合いがありました。
節分には、豆をまき邪気を払うこともしますよね。
歳の数だけ豆を食べる風習も、この日に歳をとっていた文化の名残りがあるようです。
昔は、エアコンも気密性の高い家もなく、寒い冬が終わり暖かくなる春を待ち望んでいたのだと思います。
そう思うと、この日の節分の思いが強く、今もなお文化として残っている意味が見えてきますね。
こちらは、ヒイラギの葉っぱです。東門駐車場で撮影しました。
ヒイラギの葉っぱのトゲトゲを、鬼が嫌うとされて節分に飾りますが、葉っぱをよく見ると、トゲトゲがある葉とトゲトゲがない葉が混ざっています。
見えますか?
これじつは、ヒイラギでは有名な現象なんです。
「歳をとるにつれて丸くなる」なんて、人に例えられることもあります。
本当の理由は、ヒイラギに聞いてみないと分かりませんが、
老木になるにつれて、丸い葉がでてくことが多いみたいです。
さて明日(2/4)は、春が始まる日・二十四節気の「立春(りっしゅん)」、春の風が氷を解かし始める頃・七十二候の「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」です。
朝晩は寒く、氷がはることもまだありますが、この頃からだんだんと日中に暖かさを感じることが増えてきます。
春の風が暖かく感じられるようになると、それに応えるように花の開花も進みます。
園内では、ユキヤナギ、ウグイスカグラ、サザンカ、ツバキの花を見ることができますよ☆
ユキヤナギ(22/1/24撮影)
冬から何度か二度咲きしていますが、3月に向けて花が増え始めます
ウグイスカグラ(22/1/27撮影)
今年一番最初に開花を確認した花です
ユキヤナギやツバキ、サザンカも咲いていますが、落葉樹で二度咲きもしていない種としては、一番でした。
さて、開花グランプリは開催中です。
この中だと、どれが一番最初に開花すると思いますか?
昨年は、ウメでした。
この後、
明徳幼稚園では5月末までに92種類の樹木の開花を見ることができます。
1年間では120種類の樹木の開花を見ることができます。
まだ開花を確認できていないものを含めると、約140種ほどの樹木があります。
どの木で花が見られていないのか、知っているかな!?
幼稚園で咲く樹木。黄色い花が咲いていたら教えてくださいね☆
一番多い花の色は、、、「〇〇」じゃないかなぁと思っています。
みんなは、明徳幼稚園の木に咲く花の色、何色が多いと思う??
みんなの好き花、見つけてね☆
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