樹木NEWS-408:自然体験会と草
今年も、ひよこ組対象の秋の自然体験会を開催中です。
今年は、
【どんぐり】と【くっつき虫】を中心に、木の実の特性(動物にくっついて運ばれる種、風で運ばれる種など)を伝えています。
葉っぱを実際に触ったり、香りをかいだりすることをオノマトペを用いながら自然体験をすすめました。
ここで、みなさんにも自然体験会のおすそ分け。
「ちくちく」や「ざらざら」をオノマトペを使わないで、どのように子どもたちにその状況を伝えますか??
オノマトペを使わないと、説明が長くなってしまいがちではないでしょうか?
日本語の優れた特徴でもあるオノマトペ。
秋の自然を満喫する際に、たくさん用いてみてくださいね☆
さて、
今春より調べてきた、明徳幼稚園で見ることの出来る草(草本)の名前調べも、植物の育ちがゆっくりになる冬になるにあたり、大詰めを迎えてきています。
10月末までで107種類の草本を見つけました。
・キク科
ハルジオン、ノゲシ、オニノゲシ、オニタビラコ、セイヨウタンポポ、ヨモギ、ハキダメギク、ブタナ、ヒメジョオン、フキ、ヒメムカシヨモギ、セイタカアワダチソウ、アキノノゲシ、シラヤマギク、シロヨメナ?、ガンクビソウ
・オオバコ科
オオバコ、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリ、マツバウンラン、イヌノフグリ、ホソバウンラン
ブタナ
・アカバナ科
マツヨイグサ、ユウゲショウ、ヒルザキツキミソウ、ハクチョウソウ
・カタバミ科
カタバミ、オッタチカタバミ、ムラサキカタバミ
・マメ科
スズメノエンドウ、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)、シロツメクサ、ムラサキツメクサ、コメツブツメクサ、ヘビイチゴ、ヤハズソウ、クズ、ヌスビトハギ、ヤブマメ
・アブラナ科
ナズナ、マメグンバイナズナ
・ナデシコ科
オランダミミナグサ、ミミナグサ、ミドリハコベ、ノミノフスマ、ムシトリナデシコ、ツメクサ
・ツユクサ科
ツユクサ、ノハカタカラクサ、ヤブミョウガ
・アヤメ科
ニワゼキショウ、クロッカス
・サキゴケ科
トキワハゼ
・フウロソウ科
アメリカフウロ
・ヒガンバナ科
ハナニラ、スイセン、オオマツユキソウ、ノビル、ハタケニラ、ヒガンバナ
・シソ科
ヒメオドリコソウ、(アキノタムラソウ)*昨年7月、オレガノ、ヒメジソ、アカジソ
・ラン科
キンラン、シュンラン、ネジバナ、(ギンラン)*昨年4月
・ユリ科
カタクリ、ヤマユリ
・キジカクシ科
スズラン、オリズルラン
・ムラサキ科
キュウリグサ
・キキョウ科
(ホタルブクロ)*21年6月
・ブドウ科
ヤブガラシ
・スミレ科
タチツボスミレ
・イヌサフラン科
(ホウソウチャク)*昨年4月
・ヒユ科
ドクダミ
・キョウチクトウ科
ツルニチニチソウ
・ベンケイソウ科
コモチマンネングサ
・ケシ科
ナガミヒナゲシ
・イネ科
チガヤ、イヌムギ、スズメノカタビラ、エノコログサ、オヒシバ、スズメノヒエ、ササガヤ、チカラシバ、ネズミノオ、チジミザサ
・キンポウゲ科
センニンソウ
・ハエドクソウ科
ハエドクソウ
・タデ科
スイバ、ヒメツルソバ、ギシギシ、ミズヒキ、イヌタデ
・イラクサ科
カラムシ
・ハゼラン科
ハゼラン
・トウダイグサ科
オオニシキソウ、コニシキソウ、エノキグサ
・アカネ科
ヘクソカズラ、
・カヤツリグサ科
コゴメスゲ、
「雑草。いいえ、草花」は、豊かな自然、豊かな土壌、豊かな生態系があることの証です。
そんな明徳幼稚園に遊びに来てください。
園庭開放では、
子どもと自然をつなぐ時間の中で、子どもの「好きなこと」に気がつく時間にしてください。
「遊びが学び」である幼児期に、お子様に経験させたいこと、お子様が夢中になって遊んでいる姿を想像しに来てください。
幼児期は、
\ 遊びがまなび、学びがあそび /
です。
これは、文部科学省が提唱し始めています。
遊びは学び 学びは遊び
~文部科学省作成動画(令和6年4月公開)より~
「やってみたい!」から始まる、園での遊びを通した学びは、
小学校以降の生活や学習の基盤となるのです。
「遊びは学び 学びは遊び
~やってみたいが学びの芽~」
”やってみたい”が育つ園を探してください。
こどもたちは明徳幼稚園の自然のなかで、どんなところが育つのかは過去記事「とある日の遊び4」もご覧ください。
今年も「樹木NEWS-000」は、”樹木さん”の責任編集でお届けしています。