樹木NEWS:自然観察「いちょうの花」
2023・4・21
『幼稚園の玄関のところに、たくさん落ちているの』
『これ、なんだろう?虫かなぁ?』
「これは、【いちょう】の花だよ」
「【いちょう】は、恐竜がいた時代から生きていると言われていて、一度は絶滅したと思われていました。【いちょう】は、イチョウ科イチョウ属で唯一の樹木。もう他に仲間はいない木なんだよ。」
「だから”生きている化石”とも呼ばれることがあるんですよ」
『恐竜!?これが花!えー、うそだぁ』
「【いちょう】は、実をつけるメスの木と、実をつけないオスの木に分かれる樹木です。」
「幼稚園の玄関横にある【いちょう】は、実をつけないオスの木。この花は、雄花。」
「さて、実をつけるメスの【いちょう】の木は、どこにあるでしょうか?」
『うんていのところに、あるよ』
「正解!」
「【いちょう】の実は、【ぎんなん】と呼ばれ、ちょっと強い匂いがするよね。さわると、かゆくなったり手が赤くなったりするから、手袋をしないで触ってはいけません。×」
「10月頃、この匂いをかいでみてね」
『お友達にも教えてあげよぉ』
「自然は、驚きと発見に満ちあふれています。心動く体験を、明徳幼稚園でその感動を。」「知らないを知るって面白い。」
『目で見て、触って、友達と共有する面白さを明徳幼稚園で☆』
明徳学園は「自然に対する感動や不思議」を感じられるような保育を心がけています。