樹木NEWS-305:秋の自然探検(ひよこ組)
子育て支援ひよこ組(2歳児)を対象に、秋の自然探検を開催しました。
(10月下旬に開催しました)
10月下旬は、木の実や葉っぱが落ち始めて、自然探検、とくに自然の中の宝物を探して拾うには面白い時期です。
子育て支援ひよこ組が対象ということもあり、保護者の方が、幼稚園だけでなく公園など、別の機会でも親子で自然探検する時のヒントになるような内容で開催しましたので、保護者の方には、次のことに気にかけて参加してもらいました。
(このページをご覧になっている方も、公園などで自然と触れる時には、次のことを意識してみてください。)
いつもは何気なく通り過ぎていく景色も、この3つのポイントだけで、自然が身近に感じられるようになるはず。
①たくさん触って、自然を感じてください
②擬音語で表現してみてください
ざらざら、ぼこぼこ、ごつごつ、つやつや
さらさら、てかてか、つるつる、ぎざぎざ
「きらきら しているね、これはどう?」など
③お土産を1つは見つけてきてください
そして、松の森に探検に行きました。
サブテーマは「どんぐり拾い」「香り探し」です。
松の森で拾える「くり」「こなら」「しらかし」「あらかし」「あかがし」を探しながら、時々出会う自然や植物についての説明をしながら探検してきました。
落ち葉を拾っては、色の見比べもしました。
「かつら」「きんかん」「げっけいじゅ」の葉の香りもかぎました。
【参加者の感想】
・普段の遊びとはまた違い、自然に興味を持ち、感触や匂い、音を感じることができました。夢中になって集めた探険バッグいっぱいの宝物を持ち、満足そうな息子を見て私も嬉しい気持ちでいっぱいです。
・どんぐりにもいろいろな種類があることを知れて自宅で「大きいどんぐりとちっちゃいどんぐり」とお兄ちゃんやパパに話していたり「ままみつけたね」など嬉しそうにたくさん話していたので、楽しかったのだとすごく感じました。
・自然との触れ合いの身近さに改めて感動しました。
・帰ってきてからもずっと拾ってきた実を眺めていたり、匂いのする葉っぱをみんなに紹介したりしていました。
・帰宅してから、『アラカシ、シラカシ、キンカンあったね』と色々お話してくれました。早速、名前を沢山覚えていて、びっくりしました。図鑑で見るより、実際に色々体験することの大切さを改めて実感しました。
・普段は見過ごしがちな色や形に注目しながらとても充実した自然探検ができました。
・植物の名前や特徴などを実際に見られて、触ったりにおいをかいでみたりできて良い経験になりました。
・先生のように植物に詳しい方に説明してもらいながらの探検は貴重でもっと定期的に松の森に行けたらいいなと思いました。
明徳幼稚園には「自然観察指導員」が常駐しています。
体験した人だけが分かる・感じる。明徳幼稚園でしかできない学び。
こどもたちは明徳幼稚園の自然のなかで、どんなところが育つのかは過去記事「とある日の遊び4」をご覧ください。