30:くるくるまわるたね

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30:くるくるまわるたね

2021・10・15
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さぁ、秋だ、木の実だ、遠足だ!
散歩が楽しい季節になりました。
樹木を見渡せば、きのみ、キノミ、kinomi、木の実!!
上を見上げても、木の下を見ても、様々な色や形の種を見つけることができる季節になりました。
今回は、そんな木の実・種の話です。
樹木は、土に根をはっていて、足もなく、動くことが出来ません。
そこで、木の実(種)を作り、新しい芽を増やそうとします。
そんな動けない中でも、種を遠くへ遠くへ運び、別のところで芽を出させようと工夫しています。
Q:
何で、別のところで芽を出させようとするのでしょうか?
答えは、木に聞いてみないと分からないですが、
参考資料:どうして多様性が必要なの?
にヒントがありそうです。
A:
狭い範囲だけに木があると、気候変動や災害で消失した時に種(しゅ)が途絶えてしまう危険がある
ということですね。
まぁ、今回は、そんな難しい話ではなく、「くるくるまわる種」を紹介します。
もうどこかのクラスに飾ってありますよ☆
「いぬしで」<年少エリア、松の森>
「のむらかえで」<事務局横>
「とうかえで」<園庭>
「けやき」<園庭前>
葉っぱだけでは回らない。枝とセットになることで回ります。
「あおかえで」<園庭>
「ゆりのき」<東門>
「ひまらやすぎ」<緑の門前>
これはシダーローズと呼ばれています。
これが回るのではなく、ここから種が出てきます。
「あきにれ」<東門>
「いろはもみじ」<園庭・正門横>
これらは、全て明徳幼稚園(学園内)にあります。
みんなが住んでいる近くの公園にもあるかもしれません。
さがして、飛ばして投げて、くるくる回る種で遊んでみてね☆
さて、最後に、
動けない木が、種を遠くへ運び、別のところで芽を出させようとする方法の話。
その方法は、いろいろあります。
「たねのずかん・とぶ・はじける・くっつく(福音館書店)」では、種を、
・かぜに運ばれる種
・動物にくっつく種
・実がはじける種
・水に運ばれる種
・アリに運ばれる種
・動物に運ばれる種
・鳥に運ばれる種
に分けて紹介しています。
こちらも、ご覧になってみてください。
*今日のおまけ
10/18は、秋の虫(キリギリスやコオロギ)が建物の出入口で鳴く頃・七十二候の「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」です。
この七十二候、蟋蟀(こおろぎ)と漢字で書いて、きりぎりすと呼んでします。
キリギリスではなく、コオロギのことを言っているという説もあるそうです。
キリギリスは、ギーッチョン。コオロギは、コロコロコロコロと鳴くみたいです。
参考資料:鳴く虫のおはなし
キリギリスは、気温が30度を超えると鳴く虫。
コオロギは、気温が15度になると鳴く虫。らしいです。
っということは?