14:ウォークラリー「年長学園内遠足ver」
年長学園内遠足にて、園庭ウォークラリーが開催されました。
グループの友だちと、ポイントを探しあるき、クイズの回答を「ホントにあってる?」などの言葉をかけあいながら真剣に考えていました。
みなさんは、これらの答えが分かりますか?
第一問
「このきのみ(やまぐわ)は、たべられます。なにいろになると、たべごろでしょうか?」
1.みどり
2.あか
3.むらさき
*どどめ色とも言いますね。
*ももか先生が幼稚園生だった時に食べたことがある木の実なんだそうです(同じ場所、同じ木)。
「やまぐわ」は高木になるんだね。
第二問
「このき(こなら)は、なんのきでしょうか?」
1.どんぐり
2.まつぼっくり
3.くり
木の下に、木の実が落ちていたね。
樹の皮が、やや灰色で、縦に裂け目ができているのが特徴だよ。
みんなが拾ったどんぐり、じつは、せんせい、育てています。
朝、登園したときに見たことあるかな?
玄関前で育ててあるものも、同じ場所で拾ったどんぐりなんだよ。
これは、内緒だけど、
2020年の秋に拾ったどんぐりも、屋上で育てています☆
この問題の、同じ木のどんぐりを拾って育てているんだ。
持って帰ってきて、土に植えるだけ。
第三問
「このきのなまえは、すもーくつりーというなまえです。なぜ、すもーくつりーとよばれるでしょうか?」
1.はなび みたいだから
2.けむり みたいだから
3.くも みたいだから
花火にも煙にも雲にも見えるね。回答選択肢が絶妙に良い問題だね☆
みんなは、どう見えたかな?
人によって、見え方はそれぞれだよね。ぜんぶ正解にしてあげたいです。
*新しい植物を発見した場合、和名は発見者が自由につけることができます。
ぜひ、みんなは、園庭探索だけでなく、この広い世界の中で、新しい植物を見つけてみてくださいね。
第四問
「このきは、なんのきでしょうか?」
1.きういふるーつ
2.ばなな
3.りんご
*花は白いんだね
*選択肢は全部、幼稚園にある木なので難しかったかな?
園庭ウォークラリー。
探索とクイズを十分に楽しんでいたように思います☆
年長の先生たちが作ったクイズ、どれも明徳の先生だからこその良いポイントをついた出題となっておりました。
*今日のおまけ
この日、「めいとく木実葉花図鑑」に載っていない花を見つけました!
図鑑に載っていない花を見つけると、ワクワクしてしまします。
簡易的にwikipedia(スイカズラ)で調べてみると、
花は、白から黄色に変化していくんだそうです。それで、別名「金銀花」。素敵な名前のつけ方ですね。
また、スイカズラの名前の由来は、吸うカズラ。蜜を吸うカズラ。吸ってみると、確かに甘いです。
しかも、英名にも学名にも「日本」が入っているまあまあ珍しい種類でした。
幼稚園内で学名に「japonica」が入っている樹木は、「ひさかき」「やまぶき」「すぎ」があります。(これだけではないかもしれませんが、私が知っていてすぐに出てくるのはこれくらい。)
植物の名前の由来を調べていくと、案外、”簡単につけられたんだな”と思うものがあります。
「すいかずら(吸うカズラ)」もその一つだったんですね。(個人の感想です。)
私が思う”簡単につけられたんだな”という代表例が、学園内にたくさんある「ひまらやすぎ」です。
ヒマラヤ原産で杉に似ているからというのがその由来らしいです。
・・・似ている!?
そう、知っていましたか?
「ひまらやすぎ」は杉に似ているだけで、分類的には、じつは、松の仲間です。
松なのに杉とつけられたなんて、、、。
新しい植物を発見した場合、和名は発見者が自由につけることができます。
ぜひ、みんなは、園庭探索だけでなく、この広い世界の中で、新しい植物を見つけてみてくださいね。
ちなみに。
明徳幼稚園には、和名ならぬ園名とも言うべき別名で呼ぶものがあります。
その第一号は、「ととろのかさ」。
その詳細は、02:樹木調べをご覧ください。
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