樹木NEWS-230:あおすじあげは
あおすじあげはは、明徳幼稚園ではよく見られる蝶です。
「蝶が集まってくる園庭」
これは偶然ではありません。
明徳幼稚園では、願いを持って園庭環境を整備しています。
アオスジアゲハは、クスノキやタブノキ、シロダモやヤブガラシを好みますが、明徳幼稚園にはたくさんあります。
また、アゲハやキアゲハは、サンショウやキンカン、ウンシュウミカン等を好みますが、これらの樹木も明徳幼稚園にはたくさんあります。
これらの樹木は、”蝶があつまってきてほしい”ということも意図してそこにあります。
明徳幼稚園の豊かな自然は、ただ自然が残っているだけではありません。
豊かな「自然環境」として、願いをもって整えられてきているんです。
自然があるだけでは、幼児期の子ども達への保育には活かしきれません。
教育方針に記載がある「取り組みたくなるような環境を整え」という事柄は、園庭環境の整備・構築に際してもその思いを届かせています。
明徳幼稚園では「遊びを中心にした保育」を長年展開してきていますが、”遊びを中心にできる保育”をするために園庭環境にも願いをもって取り組んできています。
→遊びを中心にした保育を長年展開してきている話は、「時代が、めいとく幼稚園についてきた?」をご覧ください。
また、この「時代が、めいとく幼稚園についてきた?」にも記載していますが、2009年に「幼稚園施設整備指針」が見直され、園舎・園庭 の計画が示されています。
そこには、
「幼児の自発的な活動としての遊びを生み出すために必要な環境を整え、、、」と前文に記載されています。
大事なことなので前文という形で記載されているんですよね。
→遊びを中心にした保育で、子どもが主体的に遊び込むと、小学校での「学びに向かう力が高いという調査結果も、こちらの「時代が、めいとく幼稚園についてきた?」をご覧ください。
虫探しを始めとした自然とかかわる遊びも、必要な環境を整える必要があるんですよね。
雑草も一度にすべて刈り込むことはしていません。
雑草が生え、バッタが生息し、カマキリが育つ。
草刈りひとつとっても、そんなことも考えているんですね、明徳幼稚園。
園庭環境については、「めいとく幼稚園ってどんなところ?」でもいくつか記載しています。とくに「魅力その2 豊かな自然環境」をご覧いただきたいです。
(「めいとく幼稚園ってどんなところ?」発行の2020年当時は、75種類しか確認していなかった樹木の種類も、2022年7月現在140種類まで確認しています。)
明徳学園は「自然に対する感動や不思議」を感じられるような保育を心がけています。
さて、ここからは樹木さんの独り言です。いつも独り言なんですけどね。
「明徳学園内には、何本の木があるのだろう」「何種類の木があるのだろう」という疑問を2018年に樹木さんが抱いてから早4年。
学園内の樹木を調べ続け「明徳幼稚園を取り巻く自然環境と幼稚園の生活」をテーマに、二十四節気・七十二候をもと(5日に1回のペース)に投稿してきました。
その結果として、
02:樹木調べや40:大寒・二十四番目の節気で樹木表示をつけ始めましたが、2022年6月から新たな表示の掲示も始め、樹木調べはひと段落しつつあります。
学園内の樹木にQRコードがついているものがありますので、スキャンしてみてくださいね☆ 学園内で撮影した樹木523枚が掲載中です。
そんな中、樹木さんの次の興味は、
「樹木や虫と子どもたちとのかかわり」や「樹木に集まる虫や鳥の生活」に移っています。
最近購入する本は「文一総合出版」のものが多いほど、明徳幼稚園の子どもたちの保育と密接にかかわっている書物を多く出版してくれています。
〇〇ハンドブックは、すごく見やすくて良いです☆
今度、樹木さんのオススメ書籍紹介もしますね。独り言として。
さて、明徳幼稚園は1号認定児夏期休業期間になりました。
夏休み中、樹木検定にもチャレンジしてみてくださいね☆
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ちょっと会えなくなるけれど、
9月になったらまたあそぼー
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「ヤッホッホ!なつやすみ」(詩:伊藤アキラ/曲:小林亜星)より